音の雑学&コラム

プログレッシブロック おすすめのバンド&名盤 6選

本日はプログレッシブロックのおすすめバンドと共に、そのバンドを代表する名盤を紹介したいと思います。

プログレッシブロックはこんな方にオススメ!

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  1. 変則的なアプローチの音楽が好きだ!
  2.   
  3. 長時間音楽をリスニングしても苦痛じゃない。
  4.   
  5. 燃え尽きたい。

また、制作では音響にこだわりをもって作られている作品も多いので、オーディオマニアの方のスピーカーや機材チェックにも最高です。

本日はオススメな定番と名盤を紹介します。

簡易紹介:こうたろう

1986年生まれ
音大卒業後日本、スウェーデン、ドイツにて音楽活動
その後金田式DC録音のスタジオに弟子入り
写真・映像スタジオで音響担当を経験し、写真を学ぶ
現在はヒーリングサウンド専門のピアニスト、またスタジオでは音響エンジニア、フォトグラファーなどマルチメディアクリエーターとして活動中
当記事ではプロのピアニスト、音響エンジニアとしての知識とスキルをシェアしていきます

ヒーリング音響専門ブランド

King Crimson 【 クリムゾン・キングの宮殿 】

いろんなサイトを検索してたどり着かれた方は、「またこれか~」と思うと思います。。。すみません、またこれなんです。

まずはこれでしょう。。。

このアルバムの紹介なしにはプログレッシブロックは語れません。

まさに伝説ともいうべき全プログレッシブロックの代表作品といっても過言ではないほど。

プログレッシブロック時代の幕開けとなった伝説的アルバム。

とにかく聴いてみてください。

筆者はCDはもちろん、レコードも飾るやつと、聞くやつと分けて2枚持っていました。

ポイント特に1曲目の 21st Century Schizoid Man (21世紀の精神異常者)は当時の音楽業界に超衝撃を与えました。

筆者は個人的に2作目の「In The Wake Of Poseidon(ポセイドンのめざめ)」が好みでした。

大学でジャズピアノを勉強していた当時、このアルバムに収録されているCat Foodという曲でのピアニストKeith Tippettの歌バンを聴いて衝撃を受けたのを今でもはっきりと覚えています。

一晩中聴いていたほど。

→キースティペットのウィキペディアはこちら

ファーストアルバムとセカンドアルバムですべて語りつくせるほど濃厚な二枚のアルバムです。

Pink Floyd(ピンクフロイド) 狂気

定番ですみません。。。やはりこちらも外せません。

こちらもプログレッシブロック史上に残る伝説的名盤です。

変拍子が特徴的なマネーは特にオススメ!

最高です。

→ウィキペディアのピンクフロイドの詳細な解説はこちら

コンサートの様子もとにかく派手で、会場内に小さな飛行機を飛ばして花火を挙げるものもあります。

ポイント全盛期のコンサートツアーでは、それだけでステージになるような巨大なトラック14台で移動していたとも言われています。

Area (アレア) 自由への叫び

イタリアンプログレシップブロック、通称イタプロというジャンルがあります。

イタプロの代表格と言えばアレア。

なんともイタプロらしさが詰まっている名盤がアレアのファーストアルバム自由への叫びです。

イタプロの特徴は、ほとんどのアーティストが元々クラシック音楽家志望だったため、楽器を扱うための基礎訓練力が非常に高く、演奏技術が正確で高度であるということ。

幼いころから音楽の英才教育を受けて育ち、英国ロックの影響でロック界へ流れていくという人が多いのが特徴です。

アレアのリーダーのデメトリオ・ストラトスは34歳という若さで亡くなりましたが、イタリアプログレ界に確かな爪痕を残しました。

→デメトリオ・ストラトスのウィキペディア解説はこちら

彼の元気な姿が見れる演奏動画が残っていました。

プレミアータ・フォルネリア・マルコーニ (PFM) 幻の映像

続いてもイタプロです。

イタプロの中ではアレアよりも有名で、イタプロの定番中の定番バンドです。

4作目の『幻の映像』 – Photos of Ghosts は特にオススメです。

一曲目の 【人生は川のようなもの – River of Life 】は特にめちゃめちゃかっこいいですよ。

このアルバムからイタリアを飛び出し、世界的に有名になっていきました。

この作品を機に世界的に有名になったのもあり、この曲は現代でも大切に語り継がれています。

ソフト・マシーン (Soft Machine) 5 Fifth

イングランド出身のプログレッシブ・ロックバンド。

メンバーの入れ替えも激しく、時期によって全く別バンドのような音楽性になっていく面白いバンド。

大きく見るとサイケロック時代→ジャズロック時代→ジャズフュージョン時代に分かれますが、細かく分類するとアンビエント系時期もあったり、最近では Soft Machine Legacy というバンドになっており、2015年に来日公演をしています。

その中でも筆者がおすすめしたいのがジャズロック期の5作目のアルバム。

アンビエント感やサイケ感が少し残りつつジャズテイストに移行していく頃の作品ですので、ちょっと変わったジャズが好きなジャズファンにとっては、違和感なく集中して楽しむことができそう。

ポイント俗にいう一発もん!が流行った時期の作品なので一発もん感も強いのが特徴。
メモ一発もんとは、一つのコードやモチーフのみで即興演奏を繰り広げる演奏手法の俗称、昭和の関西ミュージシャンがよく使っていた関西弁。

ジャズピアニスト:キースジャレットのケルンコンサートは一発もんの代名詞的存在です。
↓↓↓

こちらは、ソフトマシーンのジャズロック期の演奏動画です。

現代から見ると、ジャズロックというよりも普通にジャズ?のようにも感じますね。

ジャズロック色の強いアルバムは他にバンドルズもおすすめ!
↓↓↓

こちらはFifth に比べてかなり動きのある作品です。

Patrizio Fariselli 100 Ghosts

これまでの紹介と違い2018年リリースの新しいプログレ作品ですが、往年のイタプロ要素満載のプログレファンにはたまらない作品です。

それもそのはず、先述のアレアというバンドでピアニストを務めていた パトリツィオ・ファリセッリ というピアニストの作品。

アレア感も満載で、とにかくもうかっこいい。。。痺れる。

伝統的な王道のイタプロをしっかりと語り継いでいってくれています。

彼の公式チャンネルで試聴可能です。

やばいですね!たまりません。

21世紀のイタプロここにあり!

まとめ

ここに紹介した作品以外にも様々な名盤はたくさんありますが、まずはプログレッシブロック入門編として、当ページの作品に触れてみるのはいかがでしょうか?

みなさんの参考になれば幸いです。

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こうたろう

音大を卒業後ピアニストとして活動。 日本で活動後北欧スウェーデンへ。 アーティストLindha Kallerdahlと声帯とピアノによる即興哲学を研究。 その後ドイツ・ケルンに渡りAchim Tangと共にアルバム作品制作。 帰国後、金田式DC録音の第一人者:五島昭彦氏のスタジオ「タイムマシンレコード」にアシスタントとして弟子入り。 独立後音楽レーベル「芸術工房Pinocoa(現:Kotaro Studio)」を結成。 タンゴやクラシックなどアコースティック音楽作品を多数プロデュース。 大阪ベンチャー研究会にて『芸術家皆起業論~変化する社会の中、芸術家で在り続けるために』を講演。 その後、秋山庄太郎氏後継の写真スタジオ「村上アーカイブス」でサウンドデザイナー兼音響担当として映像制作チームに参加。 村上宏治氏の元で本格的に写真、映像技術を学ぶ。 祖父母の在宅介護をきっかけにプログラムの世界に興味を持ち、株式会社 ジオセンスの代表取締役社長:小林一英氏よりプログラムを学ぶ。 現在はKotaro Studioにて『あなたのためのアートスタジオ』音と絵をテーマに芸術家として活動中。 2023年より誰かのための癒しの場所『Curanz Sounds』をプロデュース。