日常生活で使う音響

【2024年版】高齢者向け簡単ボイスレコーダーのおすすめはこれ!

高齢のおじいちゃん、おばあちゃんへの贈り物として、または日常生活での思い出の記録に、簡単に使えるボイスレコーダーはいかがでしょうか?

この記事では、高齢者の方々が直感的に操作できるシンプルなボイスレコーダーをご紹介します。

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  1. 病院についてきて欲しいと言われたけどどうしても仕事でいけない
  2. 手に力が入りづらく書けなくなったので音声でメモを残したい
  3. 日常の思い出や記録を残したい

こういった悩みを持つ方も多いはず。

本日は長い期間在宅介護を続けてきた筆者ならではの視点をふまえて、複雑な操作は一切不要で、大切な言葉を手軽に記録できるレコーダーを紹介します。

何を話したか忘れがちな年齢になっても、大切な人の声や、楽しい会話、日々の出来事を簡単に録音しておくことで、いつでもその時の温もりや笑顔を思い出すことができます。

簡単操作のボイスレコーダーは、高齢者の方々にとってただの記録ツールではなく、生活の質を向上させ、心の支えにもなり得るのです。

簡易紹介:こうたろう

1986年生まれ
音大卒業後日本、スウェーデン、ドイツにて音楽活動
その後金田式DC録音のスタジオに弟子入り
プログラミング(C)を株式会社ジオセンスのCEO小林一英氏よりを学ぶ
現在はヒーリングサウンド専門のピアニスト、またスタジオでは音響エンジニア、フォトグラファーなどマルチメディアクリエーターとして活動中
当記事ではプログラマー、音響エンジニアとして知識とスキルをシェアしていきます

ボイスレコーダー選びのポイント

高齢者向けのボイスレコーダーを選ぶ際には、以下のポイントを重視することが大切です。

  1. 操作の簡単さ: 大きくて見やすいボタン、直感的な操作性を持つモデルを選びましょう。
  2. 音質の良さ: クリアな音声で録音できるかどうかも重要です。特に、聴覚が衰えがちな高齢者には、音質の良さがより求められます。
  3. バッテリーの持続力: 長時間使用しても大丈夫なバッテリー持続力を持つ製品を選ぶことで、頻繁な充電の手間を省けます。
  4. 記録時間: 長時間録音できる容量のものを選ぶことで、思い出をたくさん保存できます。
  5. 耐久性と安全性: 耐久性があり、安全に長く使える製品を選ぶことが大切です。

また、スピーカーが内蔵されていて、その場ですぐに録音できているか確認できる手軽さも重要になってくるでしょう。

おすすめのボイスレコーダー

以下に、特に高齢者におすすめのボイスレコーダーをいくつか紹介します。

オーム電機 AudioComm かんたんICレコーダー

とにかく操作が簡単。
電源を入れたら録音ボタンを押すだけ。
最大47時間の録音が可能なので、病院での先生の解説やセミナーなどの記録には最適です。
プレゼントにも最高に喜ばれることでしょう。

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出力もモノラルで、USBもついていないので拡張性は低いですが、とにかくなにも覚えずに簡単操作に徹するならこれほどぴったりのモデルはありません。

ある程度認知症が進んでいる方へのプレゼントにも最適です。

キュリオム かんたんボイスレコーダー

こちらも簡単操作のレコーダー。
先ほどのオーム電機のものよりもさらにボタンが少ない設計になっているので、さらに簡単操作が可能です。

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旭電機化成(Asahi Denki Kasei) かんたんお話メモ

こちらはシンプルの究極系です。
高齢者の方へのメッセージにも最適です。
高齢になってくると文字を読めなくなってきますし、そもそもメモを書いたノートをなくしたり、探すのに大変。
介護の現場でもまだ一人暮らしができる方向けのサポートとして、毎日再生ボタンを押してもらうなど使い方は様々想定できます。
在宅介護や介護の現場の強い味方になるでしょう。

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パナソニック ICレコーダー

こちらはステレオ録音ができる本格タイプのレコーダー。
カセットテープ時代のデザインを思い出させる設計は昭和世代、高齢者世代でも迷うことなく直感的に使うことができます。
録音ボタンも赤くなっているので、より迷いは少なくなります。

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さらに、0.7倍速の「遅聞き機能」、1.5倍速の「早聞き機能」搭載していますので、聞き直す際にゆっくり再生することでより深い理解を促します。

日付で録音を探す機能がついているので、例えば病院に行った日がわかれば速やかにアクセスすることができます。

OLYMPUS ICレコーダー Voice-Trek DP-401

ラジオ付きで高音質なICレコーダー。

ラジオ付きなので、入院のお供にも最適です。

ステレオ録音なので音質にもぬかりなく、SDカード対応なので、好きな音楽や音源を入れてあげることもできます。

操作性はもちろん簡単シンプル設計。

ソニー ICレコーダー

こちらもラジオチューナー内蔵なので、入院でも暇することなく番組を楽しめます。

用途に応じて録音設定ができる「シーンセレクト」で「おまかせボイス」、「会議」、「講演」、「ボイスメモ」、「インタビュー」、「歌・音楽」、「バンド(大音量)」の7種の録音設定を搭載し、ソニーならではの高品質な録音が楽しめます。

また、再生速度を0.25倍速から3.00倍速の間で調節できますし、音程の変化がデジタル処理により、自然に近いレベルで再生されるので聞き取りにくいということが少ないです。

USBでダイレクトにPC接続できるのでデータの抽出もやりやすいですね。

ラジオのプリセットリストも3つまで登録できるのでよく聞くチャンネルを登録してあげてからプレゼントするのもGOOD!

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再生する音が小さくて聞こえない時

再生するときに聞こえない時はこちらのスピーカーを使ってください。

高齢になると、イヤホンやヘッドホンもつけられなくなります。

こちらの線を、各種レコーダーのイヤホンジャックのところに刺すだけで音が大きくなります。

ただし、このスピーカーをしながら録音するとハウリングを起こす場合がありますので、再生の時にサポートでつけてあげるようにしてください。

また、病院に一人で送り出すのが不安な場合はこちらのカードも併用するといいですね。

まとめ

高齢者向けの簡単ボイスレコーダーは、日々の生活を豊かにし、大切な思い出を簡単に記録することができます。

今回紹介したポイントやモデルを参考に、おじいちゃん、おばあちゃんへのプレゼントや自分用に最適なボイスレコーダーを見つけてください。

こうたろう

音大を卒業後ピアニストとして活動。 日本で活動後北欧スウェーデンへ。 アーティストLindha Kallerdahlと声帯とピアノによる即興哲学を研究。 その後ドイツ・ケルンに渡りAchim Tangと共にアルバム作品制作。 帰国後、金田式DC録音の第一人者:五島昭彦氏のスタジオ「タイムマシンレコード」にアシスタントとして弟子入り。 独立後音楽レーベル「芸術工房Pinocoa(現:Kotaro Studio)」を結成。 タンゴやクラシックなどアコースティック音楽作品を多数プロデュース。 大阪ベンチャー研究会にて『芸術家皆起業論~変化する社会の中、芸術家で在り続けるために』を講演。 その後、秋山庄太郎氏後継の写真スタジオ「村上アーカイブス」でサウンドデザイナー兼音響担当として映像制作チームに参加。 村上宏治氏の元で本格的に写真、映像技術を学ぶ。 祖父母の在宅介護をきっかけにプログラムの世界に興味を持ち、株式会社 ジオセンスの代表取締役社長:小林一英氏よりプログラムを学ぶ。 現在はKotaro Studioにて『あなたのためのアートスタジオ』音と絵をテーマに芸術家として活動中。 2023年より誰かのための癒しの場所『Curanz Sounds』をプロデュース。