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音響チャンレンジ:24日目【ポッドキャストやボーカル録音】マイクの使い方

それでは本日はポッドキャストなどの音声収録でのマイクの取り扱いをみていきましょう。

ポイントを抑えれば難しいことはありません。

1、マイクに向かって・・・

2、声を出す。

これだけです。

素子に向かって平行に

さて、「素子って何?」と質問を受けたことがあります。

素子というのはマイクロフォンの最も重要な部分と言っても過言ではない心臓部分になります。

この赤丸のところが素子。

通常は外からは触れられないようにボディで覆われていますが、例えばWM-61Aなどの自作マイクでは流通したりしないので、剥き出しのまま使う場合もあります。

保管の際はこの素子には特に注意して保管しましょう。

指向生マイクの場合はシビアに

ポッドキャストや音声収録などでは特に指向生のコンデンサーマイクを使うケースが多いと思います。

というか、指向生コンデンサーマイクがおすすめです。

その際はこの素子に向かって平行に音が入るようにしましょう。

昔学校などでよく見かけたハンドタイプのマイクは素子が上に向いているため上から声を入れているわけです。

大口径コンデンサーマイクの場合は素子を上に向けて入れることが難しいためこのように縦に入っています。

マイクロフォンの素子の向きを必ず確認しましょう。

ハンドタイプのマイクと同じように上から話しても声は入らないので注意しましょう!

声は指向性のスピーカー

前回オーケストラのコラムでトランペットとトロンボーンのお話を出しましたが、声というのはホルンやチューバよりもトランペットやトロンボーンに近い直管型の音源といえます。

そのため、素子に向かって平行に真っ直ぐ話しましょう。

勘のいい方ならお分かりかもしれませんが、逆にホルンやチューバ、和楽器だと笙などはベル(音の出口)にマイクの素子を向けて録音してはいけません。

 

素子と口の距離は・・・?

ここが一番の悩みどころとなるのではないでしょうか。

これは明確には決まっていません。

一般的にはマイクに近づけば近づくほどそれは「オンマイク」

マイクから離れれば離れるほど「オフマイク」と呼ばれます。

これも◯cmからオンマイク、◯m離れたらオフマイクと決まっているわけではありません。

「さっきよりちょっとオフマイク気味で」「もうちょっとオンマイクでもいいんじゃない?」などの使われ方をします。

ボーカルやナレーション録りの際はこのマイク(素子)との距離感が重要になってきます。

プロのボーカリストやナレーターであれば、自分が最も輝く声の距離を知っています。

一流の域に達すると、マイクの種類やメーカーによって距離を変える方もいらっしゃいます。

 

声優さんでも凄腕の方などはセリフの種類(喜怒哀楽の表現)、によって、微妙にマイクへの角度や立ち位置を変えたりしていますよね。

しかし、それはその人の声質、発音の速度、身体(声の波形に影響)での距離感であって、すべての人に正解というわけではありません。

人の数だけ正解がある。

だから面白んです。

一般的には10センチ〜15センチ程度

この辺りを目安にしてください。

この辺りよりも近いと「オンマイク気味だね〜」

この辺りよりも遠くなると「オフマイク気味だな〜」

となります。

反復練習が必要です。

このあたりの距離感を軸として一番自分が輝く声の距離をしっかりモニターして探っていきましょう。

音響チャンレンジ:14日目【続・モニターヘッドホンはおすすめが1つしかない件】モニターと視聴は分ける

例えば筆者が不定期配信しているKotaro Marks 編集室というチャンネルの動画では、かなりオンマイクで収録しています。

これは、巨大デスクトップパソコンのファンのノイズが収録中に入るのが嫌なので、感度を下げてオンマイクで収録していたというわけです。

状況や目的に応じてオンマイクとオフマイク、マイクロフォンとの最適な距離を探ってみてください。

声録りであるといいアイテム

卓上マイクスタンド

筆者も愛用していますが、これめっちゃくちゃいいです。

やはりK&Mのものが安定していて良いですね。

ベース部分がかなり重い鉄製なので安定していて音も良いです。

デメリットとしてはやはりデスクのスペースをかなり取られてしまうこと。。。

かといって、アーム型の物は音が悪くなるのであまりおすすめできません。

デスク領域は犠牲になりますが、音の言い方を選びましょう。

カメラも上級者ほど三脚にお金をかけるのと同じで、マイクスタンドをケチってはいけません。

千円で買えるものもありますが、安物買いの銭失いにならないように注意しましょう。

リフレクションファイルター

これはあれば便利ですが必須のアイテムとはいえません。

純粋に声優、ナレーションなど、声だけの収録には置いておくといいかもしれませんが、基本的に顔などは一切見えなくなりますので、Youtube収録などには向かないです。

ポップガード

ん。。。

こんなものに、こんな値段・・・

いえいえ、これ必須アイテムなんです。

必ず必要。。。

というほど音が変わります。

あるのとないのとでは雲泥の差です。

あった方がいいです。

先ほどの卓上スタンドに使うとすればこんな感じになります。

このように根本のスタンドにつけて、グースネックで調整しますので、卓上マイクスタンドじゃなくても使えます。

これは本当に音が劇的に変わるのでボーカルや声録りをする方は一個持っておいて損はない一押しのアイテムとなります。

まとめ&ポイント

  • 素子と口は平行に。
  • 距離感は10cm〜15cmを基準に自分の最適な距離を見つける。
  • 収録する場所で加湿器などをかけて加湿しない。
  • ポップガードは必須アイテム。

声は発生したあと、真っ直ぐにでますが、10cmを過ぎたあたりから、音場を作り始めます。

指向性として発生された声は、この辺りから準無指向性(造語)のような状態になります。

安物のマイクを使うと、この音場で周波数域に偏りができて、イコライザーで後から調整してあげなくてはいけなくなってしまいます。

毎回収録後にイコライザーで調整、整音する作業(労働力)を捧げることを考えると多少高くてもいいマイクロフォンを持っておくと長期的には時間の節約に繋がります。

マイクロフォンは定番のAKGなどもいいですが、筆者は最近ルイットが超お気に入り。。。

是非参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

こうたろう

当サイトの管理人
元ピアニスト
ドイツで2枚目のアルバムを制作し帰国後、ワンポイント録音の魅力に出会いすぐに裏方へ転身。
金田明彦氏直伝金田式DC録音専門の「タイムマシンレコード」代表の五島昭彦氏に弟子入り。
タイムマシンレコードでアシスタントとして音響を学び金田式DC録音の洗礼を受ける。
その後独立し音楽作品制作チーム「芸術工房Pinocoa(現在は活動休止)」を立ち上げ。
ジャンルを超えた様々なアーティストをプロデュース。
その後サウンドデザイナーとして秋山庄太郎氏後継の写真スタジオ「村上アーカイブス」で映像制作チームに加入し、サウンドデザインの仕事をしながら写真と映像を学ぶ。
現在はPythonを使ったデータ分析や、トレンドフォロー投機を研究しつつ、フォトグラファー&音響エンジニアとしてゆるりゆらりと活動中。

趣味は毎朝楽しむコーヒーと竜笛(和楽器の練習)
好きな動物は猫。
好きな食べ物はカリフラワー

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