オーディオ関連機材音の雑学&コラム

【2024年版最新】audiobook.jp 対 Audibleの音質音響のプロが徹底比較

audiobook.jpってどうなの?音質はいいの?
Audibleとどっちがいいの?
そんな疑問に答えます。
この記事はPRリンクを含みます。

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オーディオブック(audiobook)耳で楽しむ読書アプリ

アプリストアでオーディオブックと検索するとAudibleの次に出てくるaudiobook.jpのサービス。
本日は口コミレビューとして忖度なしでお届け。
さらに音響エンジニアの視点からAudibleとの音質の違いなどについても詳しく解説していきます。
audio.jpを使おうか迷っている方は是非最後までみてください。

audiobook.jpの特徴

audiobook.jpとは、株式会社オトバンクが運営する日本国内発のオーディオブック配信サービスです。

幅広いジャンルの書籍をオーディオ形式で提供するサービスで、特にビジネス書や自己啓発書に強みを持ち、通勤中や運動中などの空き時間を利用して、手軽に知識を得ることができます。

使い方なども後述しますが、アプリは非常に使いやすく設計されており、スマートフォンやタブレット、PCからアクセス可能です。

豊富な蔵書数を誇り、特にビジネス書や自己啓発書の分野に強みを持っています。

純国産オーディオブックプラットフォームといったニュアンスで、日本人に合わせたサービス運営がされているのが特徴です。

会員数も国内で200万人を突破するなど、今話題のオーディオブックサービスとなっています。

AmazonのAudibleとの比較

やはり気になるのはAmazonのサービスであるAudibleとの比較でしょうか。

元Audibleユーザーで、現在はaudiobook.jpユーザーの筆者なりにまとめてみました。

比較項目audiobook.jpAudible
蔵書数ビジネス書や自己啓発書に特に強い幅広いジャンルを網羅する膨大な蔵書
価格体系定額制プランとポイント制プランの提供月額制プランが中心
音質高品質でクリアな音声、プロの音響エンジニアによる評価も高い良質な音質を提供するが、細部の音響調整には若干の差がある
ユーザビリティ直感的な操作が可能で、ユーザーに特化したインターフェース全般的に使いやすいが、特定の機能へのアクセス性に課題がある場合も

そうなんです。

ここで注目して欲しいのが間違いなくaudiobook.jpの方が音のクオリティーは高いということ。

音響の専門家ですので、やはり少しでも良い音で聞きたいと思っていましたが、Audibleに対しての不満がまさにここでした。

Audibleが決して悪いというわけではなく、Audibleの場合はその録音クオリティーにかなりばらつきがあるというところ。

そのあたりはさすがの純国産オーディオブックサービスであるaudiobook.jpは一定の水準をクリアしていて、ばらつきもなく、安定しています。

audiobook.jpの最大のメリット

それがやはり価格にあります。

料金が安い

サービス無料体験後の月会費
Audible1,500円
audiobook.jp833円(最安プラン)

最安で、、、というのがややこしそうに見えますが、audiobook.jpのメリットは料金体系を選べるというところ。

年払いすると1ヶ月あたり833円までコストを下げることができます。

Audibleにはそれがないため、1500円×12ヶ月になります。

audiobook.jpも月払いにすると、1330円ですが、それでもAudibleよりも安くなります。

音質が安定

音質が安定しているので、クオリティーの違いによるストレスがありません。

あなたの自慢のワイヤレスイヤホンが唸ります!

ワイヤレスイヤホンはタイプ別におすすめをピックアップしていますので、イヤホン探しに迷っている方はこちらもチェック!

お風呂でも学びたい!

筆者はお風呂ではこちらのスピーカーで聴いています。

小さくてパワフルで防水で国産で最高です。

オーディオブックをお風呂で聴く方のための他のスピーカーはこちらからも!

アプリの機能性と操作性がGOOD

  1. もちろん速度変更可能!
  2. もちろんオフライン再生可能!
  3. もちろん安定動作!
  4. もちろんみやすいGUI!

と基本動作はしっかり保証されています。

アプリの速度調整機能に関しては最大で4倍速まで早めることができます。

オーディオブルは3.5倍速と僅差ですが、audiobook.jpに軍配が上がります。

要約機能

これはかなり便利だと感じました。

要約を見るとタップすると、その本の要約をチェックすることができます。

かなり嬉しい機能ですよね。

audiobook.jpのデメリット

audiobook.jpのデメリットはやはり蔵書数にあるかと思います。

ビジネス系に強いラインナップとはなっていますが、オーディブルと比較するとやはりその数の少なさが目立ちます。

また、せっかく聴こうと思っても、ポイントでの購入が必要だったりと、「すべて」聴き放題というわけではないところが、Unextっぽい感じです。

audiobook.jpがおすすめな人

  1. イヤホンなどにこだわっている方。
  2. ビジネス書や自己啓発系が特に好きな方。
  3. 通勤通学の時間も環境に左右されずに学びたい方。
  4. オーディブルが高いと感じる方。

audiobook.jpは特別に読みたいと思う本がない場合は大きなデメリットに感じるかもしれません。

ただし、そういう本は購入しますよね。

オーディオブックは購入して読むのはちょっとな〜と感じる本から思わぬ知識や情報、叡智が得られるというのが魅力の一つ。

アプリの動作も安定しており、音質も安定しているため、聴き放題プランでどんどん情報をアップデートして学んでいきましょう。

14日間の無料体験でさえ、本で購入するとこの金額になります。

お風呂でオーディオブックを楽しむ方法

通勤通学ではもちろんオーディオブックは自分で本を持たなくても、ページ送りをしなくてもOKなのが魅力です。

この魅力を最大限活かせるのが入浴中。

入浴中にスマホを持ち込む人もいるかと思いますが、Bluetooth接続をしていればスマホ自体はお風呂になくてもOKなケースも多々あります。

筆者がこのaudiobook.jpとセットで楽しんでいるのが防水Bluetoothスピーカーです。

イヤホンだと防水性能があったとしてもどうしても髪を洗ったりする際に気になるものですし、シャワーの水で音量や早送りボタンが起動してしまうというデメリットもあります。

その点スピーカーは最高。

当初は声が聞ければそれでいいかな・・・と思い、あまり期待せずに購入したのですが、いざ音を出してみてびっくり!

しっかりした低音とマグカップほどのサイズからは想像できないほどのパワフルなサウンドを聴かせてくれます。

電源ボタンも長押しじゃないのが本当に便利。

ボタン一つでペアリングしたデバイスと瞬時につながります。

防水性能はというと、一瞬浴槽に落としても大丈夫!レベルなので、シャワーなどがかかっても全く問題ありません。

これ、本当にここ最近購入したものの中で一番QOL(生活の質)が上がったと思います。

何より本来なにもできない入浴中に、オーディオブックで先人たちの叡智を学べるとは、本当に素晴らしいことです。

是非audiobook.jpとセットで使ってみてください。

こうたろう

音大を卒業後ピアニストとして活動。 日本で活動後北欧スウェーデンへ。 アーティストLindha Kallerdahlと声帯とピアノによる即興哲学を研究。 その後ドイツ・ケルンに渡りAchim Tangと共にアルバム作品制作。 帰国後、金田式DC録音の第一人者:五島昭彦氏のスタジオ「タイムマシンレコード」にアシスタントとして弟子入り。 独立後音楽レーベル「芸術工房Pinocoa(現:Kotaro Studio)」を結成。 タンゴやクラシックなどアコースティック音楽作品を多数プロデュース。 大阪ベンチャー研究会にて『芸術家皆起業論~変化する社会の中、芸術家で在り続けるために』を講演。 その後、秋山庄太郎氏後継の写真スタジオ「村上アーカイブス」でサウンドデザイナー兼音響担当として映像制作チームに参加。 村上宏治氏の元で本格的に写真、映像技術を学ぶ。 祖父母の在宅介護をきっかけにプログラムの世界に興味を持ち、株式会社 ジオセンスの代表取締役社長:小林一英氏よりプログラムを学ぶ。 現在はKotaro Studioにて『あなたのためのアートスタジオ』音と絵をテーマに芸術家として活動中。 2023年より誰かのための癒しの場所『Curanz Sounds』をプロデュース。