【2020 録音エンジニア厳選】はじめてのオーディオインターフェイス

※この記事は2020年5月10日に更新されました。

本日は録音エンジニア的「ええ感じ」なオーディオインターフェイスを厳選してご紹介したいと思います。

価格は安くて良い物→高いけどそりゃ~いい!ものの順で紹介していきます!

2020年の世界的パンデミックの影響でこれまであんまり縁のなかったアコースティック楽器の方のはじめてのオーディオインターフェイスの参考にしてみてください。

では、早速ですがコスパ最強のものから順にみていきましょう!

ZOOM U-44  

コスパという意味では最強かもしれません。

この価格帯でMIDIインターフェイスにもなりますし、デジタルインがついています。

デジタルインは別途ADCを使用するエンジニア向けの機能にはなりますが、ついていて困ることは絶対にありません。

また、ヘッドホンアンプの性能も他のZOOM製品に比べて随分を改善されている点も注目。

入力、出力共にかなりええ感じでかつ軽いというかなり神オーディオインターフェイスです。

当サイトでも録音のレビューなど掲載していますので是非チェックしてみてください。

→ZOOM U-44 レビュー 録音音質チェック

UAC-2 オーディオインターフェイス USB3.0

オーディオレイテンシが最強なUAC-2。

MIDIでキーボードリアルタイム入力を行う人などはもうこれしか考えられません。

おそらくこのレイテンシレベルなら、プロのピアニストがほんのわずかな違和感を感じるのみでリアルタイム入力が可能になると思います。

MIDIでのリアルタイム入力や、ソフトウェアを経由して演奏するギタリストさんはこれで決まりです。

オーディオの録音に関しては、正直、上記のU-44の方が圧倒的に素直!

良く言えば昔のZOOMっぽさも残っており、悪く言えば昔のZOOMっぽさが残るという感じです。

この機材でアコースティック楽器の録音を専門に!

となると、かなり工夫しないとしんどいですが、お値段考えると及第点と言えます!

今買うならチャンネル数の多いこちらがいいのではないでしょうか?

ラック機材を買っちゃうと他の機材もラックで揃えたくなるのが難点だにゃ!

ちなみにこちらは当機UAC-2のテスト収録です。

ショパンのエチュード:UAC-2で録音しています。

RME/Babyface Pro FS


Amazonでは謎の高価格になっていますから、楽天の楽器専門店で購入したほうがいいです。

Babyfaceシリーズ。

初代からかなり進化しました。

こちらやはり安心のRMEのオーディオインターフェイス。

この辺りからは録音エンジニアの業務用として機能するレベルになってきます。

この辺りになってくるとマイク選びも非常に重要!

→【マイク選び】に失敗しないための3つのチェックポイント

→マイクの種類と楽器別の選び方

お互いに性能が相乗効果となるようにしっかりと機材選びをしていきましょう。

筆者がPCベースでワンポイント録音するとすればこちらか、次に紹介するFireface UCXです。

Fireface UCX


もしも予算に余裕があるのであればこちらはかなりオススメ。

こちらもAmazon等では謎の高価格となってきますので、楽天の楽器店での購入がオススメ。

しっかりとやり取りができる楽器店から購入しましょう。

これ、音・・・良いです。

かなり良いです。

透明感もあり、プロの音楽家が持つべきプロクオリティーのサウンドです。

このまま録音エンジニアとして仕事も成立するくらいのクオリティーを提供してくれます。

本気の録音をいつでも自分で・・・という方にはオススメ。

デジタルインももちろん搭載されていますから、将来的な拡張性も申し分ありません。

外部のADCを使用する予定の方などはデジタルインの搭載は必須になってきます。

将来を見据えてDSDもいっときたい方!

ADI-2 Pro FS


ワンポイント録音+マスタリングも最高クラスで行うならこれ!

最大サンプルレート768kHzに加え、DSDの再生/録音にも対応したAD/DAコンバーターです。

USB DACやUSBオーディオ・インターフェイス、超ハイエンドなヘッドフォン・アンプとしても大活躍です。

業務用はもちろん、リスニング用途としても満足のいく音質を提供してくれます。

ただ、オーディオ編集する場合は、768khzに対応したソフトを使う必要がありますし、現状でDSDの再生ができたとしても、ネイティブ編集は現在ではまだ難しいです。

TASCAM DA-3000


こちらも楽器店で購入しましょう。

こちらはオーディオインターフェイスというよりも、DSD録音が可能なレコーダーという感じですが、ついでなので紹介します。

筆者の録音エンジニアとしての師匠:五島昭彦氏も予備で持っている機材ですが、ADCなかなか良いそうです。

ただし、DSDに関してはどうしても「音マニア」にしか需要がないのが難点。。。

SpotifyでDSD配信・・・が始まる時代が来るとすれば。。。あるいはそんな時代を見越して設備投資!というのも一つかもしれません。

が、当記事のはじめてのオーディオインターフェイスとしては完全に番外編の紹介になります。

他の安いやつはダメなの?!

他にも数万円台で手頃価格のオーディオインターフェイスがあるけど、だめなのかにゃ!??

他にも安いオーディオインターフェイスが各社様々なラインナップで出してきてはいますが、正直がモットーの当ブログとしては、「お値段以上」が期待できるのはZOOMだけかな?

と思います。

ここ数年のZOOM製品は本当に素直な音で、ワンポイント録音エンジニアとしては嬉しい限り。

当然、コッテコテのギャルメイクが好みな方にとってはかなり物足りないとは思いますが、できるだけ自然に・・・

そしてスッピン&薄化粧を目指す方にとっては、ZOOMの透明感は最高だと思います。

逆にコッテコテのギャルメイクが好きな方にとっても、あとからプラグインで重ね塗りしていけばできるわけで、波形そのものに化粧がかかってしまっていると、それらをはぎ落す作業というのは相当な労力になります。

スタジオ系ミュージシャンの方はココに要注意

これは筆者が元ミュージシャンだったからこそ言える意見なのですが、ミュージシャンが録音スタジオなどでモニターしている音は、基本的に簡単なお化粧をしたあとの音が出ていることが多いのです。

なので、簡単なお化粧をしている音で慣れてしまっているミュージシャンなどは、オーディオインターフェイスやレコーダー等を選ぶ際も、簡単なお化粧が施されているものを選んでしまいがち。。。

今後セルフレコーディング技術を向上していくためにも現場ではなるべく、エフェクトスルーされた音で慣れていくことをおすすめします。

ミュージシャンはお客様。録音エンジニアはお客様に喜んでもらえるようなモニターをお届けしています。

ですので、できるだけスッピン録音が可能なものを選ぶのがいいと思います。

TASCAMに関しては内蔵マイク付きのレコーダーがかなり大躍進を遂げており、正直、内蔵の指向性マイクで近年のタスカムクラスの音が録れる時代が来るとは思ってもみませんでした。

特に、DR-40Xや、DR-100MKIIIなどに搭載の内蔵マイクは非常に優秀です。

→DRタスカム レコーダー DR-100MKIII 音質チェック

→TASCAM DR-40X 音質チェック

タスカム製品についてはおすすめレコーダー特集の際に詳しく見ていきたいと思います。

みなさんの参考になれば幸いです。