音の雑学&コラム

【両親にプレゼントしたいたった一つの楽器】ウクレレ完全ガイド:選び方から健康メリットまで

人生100年時代。

父が退職してからずっと家にいてテレビばかり見ている。

母が最近なんだか元気がなくなってきたかも。

人生100年時代。

退職してからも人生はまだまだ続きます。

そんな人生の後半のお供に音楽はいかがでしょうか?

今更遅い・・・

音楽って難しそう。

大丈夫。

誰でも簡単に演奏できて、メンテナンスも簡単、しかも値段が安い楽器があるんです。

それがウクレレ。

ウクレレはその小さな体に秘められた魅力的な音色と、誰もが手軽に始められるアクセシビリティで、世界中の音楽愛好家から愛されています。

この記事では、ウクレレの基本的な知識から選び方、演奏のコツ、さらにはウクレレがもたらす健康上のメリットに至るまで、プロの音楽家が詳細に解説していきます。

ウクレレ初心者はもちろん、老後の趣味としてこれからウクレレの世界への第一歩を踏み出すあなたを徹底サポートします。

老後の趣味を探している方はもちろん、お父さんやお母さん、おじいちゃん、おばあちゃんへの誕生日プレゼントなどに最高の贈り物になります。

きっと子供や孫から贈ってもらえたら頑張って練習してくれるはず!

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ウクレレの種類とそれぞれの特徴

PLAYTECH ( プレイテック ) / PUK302AB Mahogany

ウクレレには、ソプラノ、コンサート、テナー、バリトンという主要な4種類があります。

ソプラノは伝統的なウクレレの形で、明るく軽快な音色が特徴です。

趣味で始められる方はソプラノが圧倒的におすすめです。

小さくて軽いので体力の落ちた高齢の方でも安心。

入門だとこんな価格で買えちゃいます。

PLAYTECH ( プレイテック ) / PUK302AB Mahogany をサウンドハウスでチェック

中級者以降、もう少し本格的な音響がほしいという方はこちら。

FAMOUS ( フェイマス ) / FS-200 をサウンドハウスでチェック

本格的なウクレレのコンサートは少し大きく、より豊かな音を出しテナーやはさらに大きく、低音が強調されたバリトンなどが使われますが、これらはギターに近い音色となり、大きさも大きくなり重量もありますので、高齢の方にはあまりおすすめできません。

MAHALO ( マハロ ) / MJ4VT TBR エレクトリック・バリトンウクレレ をサウンドハウスでチェック

ウクレレの習得難易度と学習のコツ

ウクレレは他の弦楽器に比べて学ぶのが容易なのが特徴です。

基本的なコードは数個覚えるだけで、簡単な曲が演奏できるようになります。

定期的な練習と簡単な曲から始めることが上達の鍵です。

また、近年だとYouTubeなどの無料のオンラインリソースを活用することもできますし、より本格的にプロのレッスンコーチのDVDで学ぶこともできます。

オンラインコースの中には楽器とセットで届けてくれるコースもありますので、自宅で簡単に学ぶことができます。

【楽器つき初心者向けウクレレ講座】

Amazonなどでも入門セットがラインナップされていますので、後半に紹介する書籍などと併用して独学でマスターするのも楽しいかもしれませんね!

音楽を通じた健康メリット – ウクレレ編

ウクレレを演奏することは、ストレスの軽減や精神的なリラクゼーションに大きく貢献します。

定期的な音楽活動は心身の健康を促進し、創造性や集中力の向上にも役立ちます。

ウクレレは手軽に始められるので、忙しい日常生活の中でも気軽に健康維持に取り組むことができます。

音楽と認知症予防 – ウクレレの役割

音楽活動は、特に高齢者の認知機能の維持に効果的です。

ウクレレ演奏は記憶力や集中力を鍛えるのに役立ちます。

また、新しい楽器を学ぶことは脳の活性化にもつながり、認知症の予防に効果があるとされています。

加えて懐かしい曲を演奏したり、歌ったりすることは、長期記憶を呼び起こし、短期記憶の活性化にもつながるとされていて、思い出の曲を演奏したり聴いたりするのは音楽療法の一つの手法として世界規模で採用されており、認知症予防に効果的であるとする論文はたくさん発表されています。

ウクレレの歴史と文化的背景

ウクレレは、ハワイの音楽文化を象徴する楽器として広く知られていますが、その起源はヨーロッパにまで遡ります。

19世紀後半、ポルトガルからの移民がハワイ諸島に「ブラギーニャ」または「マチェーテ」と呼ばれる小型の弦楽器を持ち込みました。

この楽器がウクレレの前身とされています。

ハワイの人々はこの楽器の魅力に魅了され、独自の文化的要素を取り入れてウクレレとして発展させました。

ウクレレという名前はハワイ語で「飛び跳ねるノミ」という意味を持ち、演奏時の指の動きから名付けられたと言われています。

ウクレレは、ハワイ王国の王室にも愛され、ハワイの音楽において重要な役割を果たしました。

特に、キング・カラカウア王は音楽と踊りを奨励し、ウクレレをハワイ文化の象徴として推し進めました。

20世紀に入ると、ウクレレはハワイからアメリカ本土へと広がり、1920年代のジャズ時代には非常に人気を博しました。

その後も、ウクレレは幅広いジャンルの音楽で使用され、世界中で愛される楽器となりました。

ウクレレは単なる楽器以上のものです。それは、音楽を通じた新しい世界への入口であり、心身の健康を育むツールでもあります。

この記事で紹介したウクレレの選び方、練習のコツ、そしてその健康メリットが、あなたの音楽旅行の素晴らしいスタートになることを願っています。

ウクレレの弾き語りがもたらす穏やかな音色で、あなたの日々がより豊かなものになりますように。

さあ、ウクレレを手に取り、音楽の素晴らしい旅を始めましょう!

独学で学ぶためのウクレレ書籍

おすすめのウクレレ教室

オンラインでも受けられるレッスンですが、やはり先生のお手本を生で体験するというのはかけがえのない体験となり、楽器の習得速度は早くなります。

楽器の上達というのは、音符を演奏できるようになる以上に、良い音が出せるかどうかが最重要課題となります。

どんなに正確に音符を再現できても良い音が出ていなければ音楽として成立しません。

最初から良い音とはどんな音か?生で聴いて成長速度を早めてください。

こちらの音楽教室であれば楽器もプレゼントしてくれますので、すぐにレッスンを開始することができます。

ウクレレのレッスンを見てみる

お近くにレッスンスタジオがある場合、まずは気軽に問い合わせてみてはいかがでしょうか。

こうたろう

音大を卒業後ピアニストとして活動。 日本で活動後北欧スウェーデンへ。 アーティストLindha Kallerdahlと声帯とピアノによる即興哲学を研究。 その後ドイツ・ケルンに渡りAchim Tangと共にアルバム作品制作。 帰国後、金田式DC録音の第一人者:五島昭彦氏のスタジオ「タイムマシンレコード」にアシスタントとして弟子入り。 独立後音楽レーベル「芸術工房Pinocoa(現:Kotaro Studio)」を結成。 タンゴやクラシックなどアコースティック音楽作品を多数プロデュース。 大阪ベンチャー研究会にて『芸術家皆起業論~変化する社会の中、芸術家で在り続けるために』を講演。 その後、秋山庄太郎氏後継の写真スタジオ「村上アーカイブス」でサウンドデザイナー兼音響担当として映像制作チームに参加。 村上宏治氏の元で本格的に写真、映像技術を学ぶ。 祖父母の在宅介護をきっかけにプログラムの世界に興味を持ち、株式会社 ジオセンスの代表取締役社長:小林一英氏よりプログラムを学ぶ。 現在はKotaro Studioにて『あなたのためのアートスタジオ』音と絵をテーマに芸術家として活動中。 2023年より誰かのための癒しの場所『Curanz Sounds』をプロデュース。