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本日は、打ち込み不可能なかっこいいドラム奏者5人を紹介したいと思います。
1、Dennis Chambers (デニス・チェンバース)
ドラム界の暴れん坊将軍!デニス・チェンバース。
1959年5月9日 アメリカ合衆国生まれ。
ドラマーで、ジョン・スコフィールド、ジョージ・デューク、ブレッカー・ブラザーズ、サンタナ、パーラメント/ファンカデリック(Pファンク)、ジョン・マクラフリン、ナイアシン、マイク・スターン、CAB(英語版)、グレッグ・ハウなど、多数のミュージシャンたちと共に録音を行い、共演しています。
様々な音楽ジャンルで演奏する能力がありますが、最もよく知られているのは、ジャズ・フュージョン、ファンク、ラテン音楽における演奏が得意分野です。
とにかくバカテク系で、暴れん坊。
だいたいライブすると彼のフリーソロが挟まれますが、デニス・チェンバースファンや、見に来ている人もこの時間を楽しみに来ている感じもあります。
今でも暴れん坊ですが、若いころの演奏はとにかく派手、バカテク、すごい細かいパッセージ且つファッショナブルなプレイです。
もう誰にも止められない暴れん坊ソロはこちら→(17分22秒あたりから)
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現在はワークショップなどを頻繁に行い、後進の育成に力を入れています。
ドラムの幅広いテクニックが欲しい人は研究対象として申し分ないのではないでしょうか。
2、Tony Williams (トニー(アンソニー)・ウィリアムス)
1945年12月12日-1997年2月23日(51歳没 )
アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ生まれのジャズミュージシャン、ドラム奏者、作曲家です。
ジャズドラマーとしては超有名人。
キングオブジャズドラマーといってもいいほどに、親しまれています。
ジャズの帝王:マイルス・デイビスのバンドに長く在籍したことでも有名。
20世紀のジャズ、、、ここに在りという感じです。
ちなみにトニーウイリアムスというと、「アンソニーウイリアムスだ!」と呼び方にこだわりのあるジャズドラマーは多いので注意です!
トニーウィリアムスのアルバム買うならこちらが是非おすすめ
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3、Billy Cobham (ビリー・コブハム)
1944年5月16日生まれ。
パナマ系アメリカ人のドラマー。
主にジャズおよびフュージョンの分野で活動しており、マイルス・デイヴィスやマハヴィシュヌ・オーケストラとの仕事で知られています。
彼の特徴はなんといっても、その音色。
スネアの革の質感なども繊細に表現されるそのタッチは彼の重いストロークからは想像もできないほど多彩です。
リズムの取り方がも独特で彼のドラミングを見ていると、打点はあくまでおまけにすぎないというリズム哲学に改めて気づかされます。
現在では75歳ドラム界の重鎮です。
4、Billy Kilson (ビリー・キルソン)
筆者が個人的に最も一押しなのがこの人。
スイング力、重さ、軽さ、タッチ、質感、リズム感、複合的なリズム感、魅せるパフォーマンス、すべてを併せ持った凄い人!という印象です。
1962年8月2日アメリカ~ ワシントンD.C 生まれ。
10歳でトランペットの演奏をはじめ、11歳でトロンボーン、次いで16歳でドラムスに転じました。
1980年から1985年にかけてバークリー音楽大学で学びました。
Dave Hollandのバンドに長く在籍していましたので、Dave Hollandのアルバム作品でビリー・キルソンのプレイを堪能することができます。
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5、Brian Blade (ブライアン・ブレード)
1970年7月25日 アメリカ生まれのジャズミュージシャン。
幼いころはスティービー・ワンダーやアル・グリーンを聞き、ゴスペル音楽に触れ合って育ちます。
小学校に入ったころから様々な打楽器をたたくようになり、9歳から13歳の頃にはオーケストラでヴァイオリンも演奏していたそうです。
その後、兄の影響でドラムを演奏するようになります。
18歳になりロヨラ大学に通うためにニューオーリンズに移住。
そこでエリス・マルサリス等のニューオーリンズに住む有名ミュージシャン達とセッションを交わしていきました。
生粋のジャズドラマーです。
完全ジャズドラマーですが、もうジャズドラマー極めちゃってる感がすごいです。
すごいライブです。
ジャズドラマーとしての活動はもちろんですが、作編曲も手掛ける自身のバンドも活動しています。
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番外編 Carmine Appice (カーマイン・アピス)
完全にロック系ドラマーになるので、番外編とさせていただきますが、カーマイン・アピスもおすすめドラマーの一人。
何がおすすめって、それがよくわからない。
とにかくおすすめ。。。(笑)
ごめんなさい。
本当によくわからないんですが、好きなんですこの人。
Vanilla Fudge というバンドでドラムを叩いていました。
現在72歳ですが、当時の音色とタッチは健在、完全にカーマイン・アピスの音という感じです。
それにしてもロッカーというのは何歳になってもかっこいいですね!
まとめ
ドラマーは特に楽器類の中でも演奏者人口の多い楽器ですので、まだまだたくさんいます。
かなりの数いますので、以降はまたの機会に紹介できればと思います。
みなさんの参考になれば幸いです。

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服部 洸太郎
音大を卒業後ピアニストとして活動。
自身のピアノトリオで活動後北欧スウェーデンにてシンガーアーティストLindha Kallerdahlと声帯とピアノによる即興哲学を研究。
その後ドイツへ渡りケルンにてAchim Tangと共に作品制作。
帰国後、金田式電流伝送DC録音の名手:五島昭彦氏のスタジオ「タイムマシンレコード」にアシスタントとして弟子入りし、録音エンジニアとしての活動開始。
独立後、音楽レーベル「芸術工房Pinocoa(現在はKotaro Studioに統合)」を立ち上げ、タンゴやクラシックなどのアコースティック音楽作品を多数プロデュース。
その後、秋山庄太郎氏後継の写真スタジオ「村上アーカイブス」でサウンドデザイナー兼音響担当として映像制作チームに参加。
村上宏治氏の元で本格的に写真、映像技術を学ぶ。
祖父母の在宅介護をきっかけにプログラムの世界に興味を持ち、介護で使えるプログラムをM5Stackを使って自作。
株式会社 ジオセンスの代表取締役社長:小林一英氏よりプログラムを学ぶ。
現在はKotaro Studioにてアルゼンチンタンゴをはじめとした民族音楽に関する文化の研究、ピアノ音響、さらに432hz周波数を使った癒しのサウンドを研究中。
スタジオでは「誰かのためにただここに在る」をコンセプトに、誰がいつ訪れても安心感が得られる場所、サイトを模索中。