2023年4月27日発売。
ゼンハイザーProfile USB Microphone公式ページ
Profile USBマイクロホンはUSB-Cで接続でき、プラグアンドプレーでデバイスと接続できるため、ユーザーはUSB-Cケーブルでマイクとデバイスを挿すだけで録音準備が完了します。
大きなポイントがMKE600と同じカプセルKE 10を使っているという点。
MKE600 ビデオカメラ用マイクをサウンドハウスでチェックほとんどのオーディオ製品でサウンドハウスさんは業界最安を狙ってくれていますが、MKE600はかなり人気の商品ですので、Amazonさんの方が安く出ていることがあります。
ちなみに当スタジオの読者の方は何度も目にしているかと思いますが、こういったビデオ用ショットガンマイクを変換ケーブルでカメラに直接刺さないように注意してくださいね。
こんなやつ。
オーディオはオーディオのADCが必要です。
もう一度言うよ!何度でも言うよ!カメラにマイクを挿さないで!
ポッドキャストやライブ配信用

MKE600はテスト使用していたことがありますが、さすがは老舗、コスパがよく素晴らしいマイクロフォンでした。
それをUSB-Cで接続してすぐに使えるというのはかなり便利。
Profile USBマイクをサウンドハウスでチェックこの場合はマイク本体にADCが入っており、ADC込みでの音質をゼンハイザー側が作ってくれているため、難しいことを考える必要がありません。
ちなみにブームアーム付きのモデルも同時発売。
Profile Streaming Set ブームアーム付きUSBマイクをサウンドハウスでチェックスペックや使い方のコツ
最大音圧レベルが125dB SPL。
サンプリングレートは最大48khz / 24bit。
多くのプラットフォームで48khzを超える音質は取り扱いができませんから配信やポッドキャスト用途には充分な音質といえます。
公式では音源から15cm〜マックス30cmの距離での録音が理想と言われています。
また、メタルグリルとウレタンウインドスクリーンを採用。
その結果高い耐久性に加えて、吹かれ防止機構も兼ね備えています。
別途ウインドスクリーンを用意しなくていいのも便利ですよね。
【聴き比べあり】ポッドキャストやナレーション収録の2つの必需品
ボタン類の静音性
マイクカプセル自体もラバー製ショックマウントサスペンションによってマウントされているため、振動なども伝わりにくく、高いノイズ耐性を維持しています。
静音性能を高めるために『通常のUSBマイクと比べて、約7倍のコストがかかっている』とゼンハイザーはコメントしています。
まとめとおすすめな人
- 初心者なのでむつかしい配線なんかはわからない。
- でも音質はプロレベルがいい。
- テレワークでの音質を劇的に向上させたい。
- やっぱりブランド力は大事!老舗がいい!
ヘッドフォン端子は3.5mmステレオミニです。
ここはもう同じゼンハイザーのHD25にしてください。
HD25はモニターヘッドホンとしても、視聴用ヘッドホンとしても間違いない逸品です。
ゼンハイザーHD25 密閉型モニターヘッドホンをサウンドハウスでチェックMKE600という非常に信頼できるカプセルと同じもという点や、ポップガード機能も併用したメタルグリルとウレタンウインドスクリーン、さらに通常のUSBマイクと比べて、約7倍のコストをかけて追求した高いノイズ耐性。
それでいてお値段はしっかり初心者向けというまさに最高のUSBマイクが誕生したと言えます。
Profile USBマイクをサウンドハウスでチェックゼンハイザー全般の特徴として低域も品のある音で、高域までのレンジも非常になめらかなので、どの帯域の声帯を使っても美しくリスナーに届けることができるでしょう。
配信者はもちろんですが、在宅ワークをしている方や、ZOOMを使った会議や講義を行う方にも最高の選択肢といえます。
Profile Streaming Set ブームアーム付きUSBマイクをサウンドハウスでチェックちなみにSENNHEISERのフラッグシップマイクロフォンにはこういうマイクもあります。
【このマイク、凄いです】SENNHEISER MKH8040, MKH8020を徹底分析
プロフィール

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音大を卒業後ピアニストとして活動。
日本で活動後北欧スウェーデンへ。
アーティストLindha Kallerdahlと声帯とピアノによる即興哲学を研究。
その後ドイツ・ケルンに渡りAchim Tangと共にアルバム作品制作。
帰国後、金田式DC録音の第一人者:五島昭彦氏のスタジオ「タイムマシンレコード」にアシスタントとして弟子入り。
独立後音楽レーベル「芸術工房Pinocoa(現:Kotaro Studio)」を結成。
タンゴやクラシックなどアコースティック音楽作品を多数プロデュース。
大阪ベンチャー研究会にて『芸術家皆起業論~変化する社会の中、芸術家で在り続けるために』を講演。
その後、秋山庄太郎氏後継の写真スタジオ「村上アーカイブス」でサウンドデザイナー兼音響担当として映像制作チームに参加。
村上宏治氏の元で本格的に写真、映像技術を学ぶ。
祖父母の在宅介護をきっかけにプログラムの世界に興味を持ち、株式会社 ジオセンスの代表取締役社長:小林一英氏よりプログラムを学ぶ。
現在はKotaro Studioにて『あなたのためのアートスタジオ』音と絵をテーマに芸術家として活動中。
2023年より誰かのための癒しの場所『Curanz Sounds』をプロデュース。