NT-SF1はSENNHEISER AMBEO VR MICと並びVRマイクの選択肢としては主流のマイクロフォンになります。
価格帯もほぼ同価格。
両社ともに専用のプラグインが用意されており、主力DAWソフトなどで簡単にVR編集することができます。
筆者はRode NT-SF1を選択。
今回は簡単なサウンドテストをお届けします。
注意VRマイクはVR対応レコーダーでのみ収録可能です。
4チャンネルのリンク設定が必要ですので、ご注意ください。
4チャンネルのリンク設定が必要ですので、ご注意ください。
リンク
外観
FE 90mm F2.8 Macro G OSS SEL90M28G 【G レンズの絵】









コネクターは特殊なものでケーブルも付属のものしか使えません。
個人的にデザインは、SENNHEISER AMBEO VR MICよりも好みで、デザインで選んだ部分も大きかったです。
接続方法
設定方法

今回はVRモードを搭載しているZOOM F6をモデルにしています。
フィールドレコーダー ZOOM F6 ビデオグラファー必須の一台
サンプル音源
日常
ポイント実際VRマイクってこういった日常の断片を切り取るのに最適だったりします。
自然界の収録ももちろん良いのですが、こういう人工物の音なんかは素子そのものの能力がしっかりわかるのでいいですよね。
自然界の収録ももちろん良いのですが、こういう人工物の音なんかは素子そのものの能力がしっかりわかるのでいいですよね。
自然界の音
ポイントZOOM F6の32bit フロートのテスト機会を伺っていたところ、ちょうど落雷があったので、VRマイクと共にテストしてみました。
すごい音になっています。
場所とタイミングが惜しい感じなのでVR感は薄いですが、重厚感あるサウンドはこのマイクの性能がしっかりと感じられます。
一番巨大なポイントで貼り付けてありますので是非体験してみてください。
すごい音になっています。
場所とタイミングが惜しい感じなのでVR感は薄いですが、重厚感あるサウンドはこのマイクの性能がしっかりと感じられます。
一番巨大なポイントで貼り付けてありますので是非体験してみてください。
まとめ
まず最初に驚いたのが素子自体の性能の良さ。
単純にマイクロフォンとしての使い勝手やサウンドがグッドでした。
まだテストはしていませんが、アコースティックの音楽収録はマイキングをしっかりすれば素晴らしい音になるんじゃないでしょうか。
VRマイクの金田式DC録音などは実現しないのか・・・現在五島昭彦氏に聞いてみているところです。
まだまだ黎明期のまま止まっているといえるVRコンテンツ。
未来の音響エンジニアとしては必須のスキルになるかと思いますので、気になる方は是非VR編集マスターしてみてはいかがでしょうか。
リンク

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服部 洸太郎
音大を卒業後ピアニストとして活動。
自身のピアノトリオで活動後北欧スウェーデンにてシンガーアーティストLindha Kallerdahlと声帯とピアノによる即興哲学を研究。
その後ドイツへ渡りケルンにてAchim Tangと共に作品制作。
帰国後、金田式電流伝送DC録音の名手:五島昭彦氏のスタジオ「タイムマシンレコード」にアシスタントとして弟子入りし、録音エンジニアとしての活動開始。
独立後、音楽レーベル「芸術工房Pinocoa(現在はKotaro Studioに統合)」を立ち上げ、タンゴやクラシックなどのアコースティック音楽作品を多数プロデュース。
その後、秋山庄太郎氏後継の写真スタジオ「村上アーカイブス」でサウンドデザイナー兼音響担当として映像制作チームに参加。
村上宏治氏の元で本格的に写真、映像技術を学ぶ。
祖父母の在宅介護をきっかけにプログラムの世界に興味を持ち、介護で使えるプログラムをM5Stackを使って自作。
株式会社 ジオセンスの代表取締役社長:小林一英氏よりプログラムを学ぶ。
現在はKotaro Studioにてアルゼンチンタンゴをはじめとした民族音楽に関する文化の研究、ピアノ音響、さらに432hz周波数を使った癒しのサウンドを研究中。
スタジオでは「誰かのためにただここに在る」をコンセプトに、誰がいつ訪れても安心感が得られる場所、サイトを模索中。
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