【2024年最新プロ厳選】おすすめヘッドセットマイク / ゲームや配信向け10選!
この記事を担当:こうたろう(音楽家)
1986年生まれ
音大卒業後日本、スウェーデン、ドイツにて音楽活動
ドイツで「ピアノとコントラバスのためのソナタ」をリリースし、ステファン・デザイアーからマルチマイクREC技術を学び帰国
金田式DC録音のスタジオにて音響学を学ぶ
独立後芸術工房Pinocoaを結成しアルゼンチンタンゴ音楽を専門にプロデュース
その後写真・映像スタジオで音響担当を経験し、写真を学ぶ
現在はヒーリングサウンド専門の音楽ブランド[Curanz Sounds]を立ち上げ、ピアニスト, 音響エンジニア, マルチメディアクリエーターとして活動中
当サイトでは音響エンジニアとしての経験、写真スタジオで学んだ経験を活かし、制作機材の解説や紹介をしています。
♪この記事には広告リンクを含みます♪
【さらなる専門家の監修】録音エンジニア:五島昭彦
学生時代に金田明彦氏に弟子入り。
ワンポイント録音の魅力に取り憑かれ、Panasonic半導体部門を経て、退職後金田式DC録音の専門スタジオ:タイムマシンレコードを設立。
ジャズは北欧系アーティストを中心に様々な美しい旋律を録音。
クラシック関係は国内外の様々なアーティストのレコーディングを担当しており、民族音楽にも精通。
現在は金田式DC録音のDSDレコーディングを中心にアコースティック楽器の収録を軸に活動中。
世界で唯一、金田明彦氏直系の弟子であり、金田明彦氏自らが手がけた金田式DC録音システムを使用している。
この記事を読むだけで収録中にアクティブな配信者の方やゲーム配信者の方の音質アップは間違いなしです。
こんな人におすすめ!
- ゲーム実況者。
- 料理系コンテンツ配信者。
- スポーツのレクチャー配信者。
- キャンプやソロキャン配信者。
その他のマイクをお探しの方も是非スタジオの記事をチェックしてくださいね!
基本をマスター
ビジネス目的のテレワークや、会議用のセットの場合はヘッドホンもセットになっているものを選ぶと両手が空いて作業がしやすくなります。
マイクロフォンを選ぶということは、常に『相手への気遣い』です。
高いものを購入してもヘッドホンなどと違い自分自身への恩恵を感じにくいかもしれませんが、ビジネス目的の方はその辺りをしっかり意識し、注意しながら選んでいきましょう。
今回の記事では両手をフリーで使えて且つ音質にもこだわったセットを選んでみました。
- 両手を開けたい場合。
- マイクスタンドなどの設置スペースを節約したい場合。
- キッチンなど水物のそばで収録する場合。
- 外での収録など。
中身はラベリアマイク
ヘッドセットに搭載されるマイクロフォンは基本的にラベリアマイクと呼ばれる小型の素子を調整したものになります。
仮にヘッドセットになっていなくても、ラベリアマイクという種類のマイクは針金などで改造し、口元に固定して使うこともできますので、ご自身の用途などよく考察して選んでいってください。
例えば音楽収録もするからラベリアマイクとヘッドセットを併用したいという場合はしっかり考えて購入してくださいね。
プロ仕様のほとんどのヘッドセットマイクでは、同タイプまたはかなり類似のラベリアマイクの素子がそのまま使われていることがほとんどです。
Kotaro Studioではラベリアマイクになる前の素子を改造して自作マイクロフォンとして使ったりもしています。
例えば、「基本的にはいつも吹奏楽の収録をしているんだけど、マーチングの指導の時だけ両手を開けて口元に固定して使いたい。」なんて場合は、当スタジオ一押しのラベリアマイクであるSennheiser MKE2を選択し、両手を開けたい時だけ針金や帽子などで工夫して使うという選択肢がベストチョイスになります。
ワイヤレスピンマイクと有線ヘッドセットマイクの比較
項目 | ワイヤレスピンマイク | 有線ヘッドセットマイク |
---|---|---|
メリット |
|
|
デメリット |
|
|
選び方のポイント |
|
|
昨今はBluetoothを使ったワイヤレスピンマイクで収録したり、講演したりする機会も多くなってきました。
こちらはケースバイケースであり、ワイヤレスでいい場合、有線の方がよかったりする場合とよく考えてセッティングしましょう。
イヤホンだって、ワイヤレスが当たり前だけど、有線を選択する人だっていますよね。
他にもヘッドセットでライブやイベントをやる場合、夏場は汗問題もつきまといます。
イベントの場合どうせワイヤレスで飛ばす・・・というのであれば、干渉問題さえしっかり対策しておけば最初からワイヤレスという選択肢もありですよね。
配信者やコンテンツ制作者向けセット
近年はハイクオリティーな再生環境も安価で手に入る時代となっており、視聴者側もオーディオにはこだわった再生環境を持っています。
手を抜いたらすぐに『音質問題』はバレてしまいますのでしっかり、ぬかりなく行きましょう!
まずは王者:DPA / 4488-DC-R-F00
まずはやっぱり王者DPAから4488。
サウンドハウスで見てみる→DPA ( ディーピーエー ) / 4488-DC-R-F00 ヘッドセットマイク単一指向性マイクですのでより声にフォーカスしてほしい時などには大変便利に機能します。
似たようなマイクロフォンで4066素子を採用したものがあり違いに困惑するかもしれませんが、こちらは無指向性マイクになります。
サウンドハウスで見てみる→ DPA ( ディーピーエー ) / 4066-OC-A-F10-LH-Sただし、この4066はDPAのラベリアマイクである4060の調整版だと思いますので(推測です)、4060を購入もしくはすでにお持ちの場合は、口元に固定するアイディアも一つの手!
サウンドハウスで見てみる→ DPA ( ディーピーエー ) / 4060-OC-C-B004060は音楽収録にも第一線で活躍するクラスのマイクで、こんなに小さいのにすごい音で録音できます。
クラシック音楽などのコンサートの場合そのコンセプトのためにマイクなどが立てられない場合があります。
そんなときはバウンダリーマイクといって床にマイクを設置します。
バウンダリーマイクの選択肢としては4060は最高のマイクです。
4488のFOOの端子はMicroDotになっています。
それぞれ接続端子に注意してください。
MicroDotを通常のXLR端子で使おうとすると変換アダプターが必要になります。
そのため一般的なオーディオインターフェイスに採用されている3ピンXLRで使用する場合はアダプターを購入してください。 サウンドハウスで見てみる→ DPA ( ディーピーエー ) / DAD6001-BC決して裏切らない:SENNHEISER / HSP2-3
サウンドハウスで見てみる→ SENNHEISER ( ゼンハイザー ) / HSP2-3DPAときたら次はやはりゼンハイザーです。
ゼンハイザーは基本的に裏切りません。
6.5gと非常に軽量に作られており、激しい動きをしてもずれる心配はありません。
端子の情報がありませんのでショップに確認してから購入するようにしてください。
無指向性タイプなので、多少口元からずれてもそこまで音質に大きな変化はありません。
こちらのDPA同様MKE2の購入、またはすでにお持ちの場合は代用可能です。
MKE2の場合はステレオ録音なども可能になりますので、配信などでもさらにワンランク上の音質を視聴者にお届けすることができます。
MKE2はそれほどよくできたかなり完成されたマイクロフォンです。
サウンドハウスで見てみる→ SENNHEISER ( ゼンハイザー ) / MKE2P-C低予算で抑えたい:BEHRINGER ( ベリンガー ) / BD440
予算を抑えたい方に大人気のベリンガー。
値段が悪いからと決して粗末なものではありません。
ベリンガーは今ではしっかり歴史が積み重ねられたオーディオメーカーです。
サウンドハウスでの価格amazonでも購入することができます。
レビューが悪いですが、読んでみると接続できなかっただけだとか。
ミニXLRですので、一般的なオーディオインターフェイスに接続して使う場合は通常のXLRに変換してお使いください。
ミニXLRからXLR端子への変換はたくさんのメーカーから出ていますが、圧倒的に音の違いが出るものを紹介しておきます。
筆者はこちらを何個も持っていますが、圧倒的に音が違います。
半分以下のお値段で買えるけど、音を愛するみなさん、どうかこちらにしてください。
ミニXLRからXLRへの変換は圧倒的にこれがおすすめ〜サウンドハウスでの価格予算を抑えたい方:JTS / CM-8015F
さて、ここで一つ購入のポイントをお伝えしましょう。
実はJTSのこちらのマイクは無指向性マイク。
先ほどのベリンガーの方は指向性マイク。
無指向性マイクの方がお値段が安いものと高いものとの違いが分かりにくいという特徴があります。
もちろん、プロ目線で見ると全然違うものですが、一般的には指向性マイクの方がお値段の差を顕著に感じるわけです。
ただし、ヘッドセットという性質や用途によって指向性マイクの方がいい場合もありますので、一概にベリンガーよりもこちらがおすすめというわけではありませんが、JTSの方が音質に低予算感が出ないのは確かです。
ヘッドセットで無指向性マイクでOKというかたはJTSにしておきましょう。
JTS ( ジェーティーエス ) / CM-8015F〜サウンドハウスでの価格加えてJTSの無指向性マイクはまさにお値段以上の性能が返ってくる素晴らしいマイクです。
サウンドハウスで見てみる→ JTS ( ジェーティーエス ) / CM-8015F 耳掛けコンデンサーマイクAmazonでも買えるヘッドセットマイクおすすめ
ここからはAmazonでも購入できるヘッドセットを紹介。
昨今は素晴らしいマイクロフォン素子を搭載したものが多数出てきていますので、安くても質のいいものもたくさんあります。
Ozeino ゲーミングヘッドセット
Tatybo ゲーミングヘッドセット
Logicool G PRO X ゲーミングヘッドセット G-PHS-003d ゲーミング
Razer BlackShark V2 X ゲーミングヘッドセット
ワイヤレスもあります。
JBL QUANTUM 100 ゲーミングヘッドセット
ハイパーエックス(HyperX) HyperX Cloud III ゲーミングヘッドセット
レコーダー
マイクロフォンはamazonのところで紹介した簡易のもの以外、基本的にレコーダーやオーディオインターフェイスというものを使って録音、配信していきます。
これもさまざまな種類があるなかで、ヘッドセットと相性のいいものがいくつかありますので紹介しておきます。
ZOOM F3(レコーダー)
単三電池2個でポケットに入るサイズながらとんでもない音質で録音することができます。
入力はXLRですので、ミニXLRモデルのマイクを使う場合は先述の変換アダプタを使用してください。
32bit録音可能で録音の失敗がなく安心です。
サウンドハウスでの価格Portacapture X8(レコーダー)
ポケットに入り32bitで失敗しないレコーダー。
タスカムだとこちらがおすすめです。
こちらはF3とは違いマイクも内蔵されていますので、ヘッドセットと併用して様々な制作に使いこなすことができます。
X6と少し安いモデルもあるのですが、機能性や音質に値段以上のかなり大きな差がありますので、こちらのX8が圧倒的におすすめになります。
サウンドハウスでの価格AMS-24
小型高性能なオーディオインターフェイスといえばZOOMからこちら。
ループバック機能搭載で配信に必要なものがすべて揃っています。
ZOOMらしい透明感のある音も特徴的。
DPAなどの無指向性マイクとの相性も抜群です。
ただし、この4つの中では唯一32bit非対応ですので、少しだけゲイン調整などの技術が必要になります。
サウンドハウスでの価格UAC-232
オーディオインターフェイスとしては初の32bit録音に対応したモデルです。
最大192khzにも対応し、ポッドキャストから配信、本格的な音楽制作までなんでも対応できるスーパーマシンといったところ。
32bitがオーディオインターフェイスで使えるとはこれまでありそうでなかったもの。
32bitは一度使うともう24bitには戻れなくなります。
サウンドハウスでの価格この記事もいかがですか?