DPA 4006 音質チェック

※この記事は2020年6月26日に更新されました。

録音エンジニアの間ではしばしば「王者」とも比喩されるデンマークのマイクロフォン&音響機器メーカー「DPA」。

DPAのマイクはデンマークの工場にて一本一本ハンドメイドで作られていることが特徴です。

今回はそんなDPAの中でフラッグシップモデルとも言える4006をチェックしていきましょう。

このマイクを聴いてピアニストを辞めました

筆者は元ピアニストでしたが、録音の世界に興味を持ったきっかけとなったのがこのDPA4006でした。

自身のピアノトリオの収録で、DPA4006を使った収録をした後日、別の収録で別のマイクを使用したものと比較したときに、「どうしてここまで音が違うのか?」

と疑問を持ったのがきっかけで、録音の世界に足を踏み入れてしまいました。

DPA4006はこんな感じ
↓↓↓

DPA4006公式サイト

音質の特徴

・透明感のある素直な音質
・素直な音質の中にある独特の個性
・音楽の感情そのものをしっかり捉える多次元性

が主な特徴。

特にこのDPA 4006は無指向性マイクロフォンでありながら、独特の個性を持っています。

この辺りはやはり百聞は一見に如かずですね!

チェックしてみましょう。

ピアノ音源のチェック

DPA 4006は数々のテストを重ねてきたため、音源が多数ありますが、その中でも特徴がよく表れている音源をピックアップしてみます。

筆者自身の演奏音源になりますので、筆者は収録していません。

録音エンジニアはすべて師匠:五島昭彦氏の録音です。

DPA 4006 + RME Fireface UC + YAMAHA CFⅢ

ジャズスタンダードナンバー

録音機材費目安
DPA 4006 × 2 →「約51万円(2019年10月最安値)」
RME Fireface UC  →「約13万 (2019年10月最安値)」
合計 : 64万円

現場の写真@:ガラス張りのホールです。

この環境では同じ現場でQTC30 とMKE-2のマイクロフォンも比較しています。

是非聴き比べてみてください。

DPA 4006 + Sound Devices 702T + Steinway B211 象牙鍵盤

noumenonより

録音機材費目安
DPA 4006 × 2 →「約51万円(2019年10月最安値)」
Sound Devices 702T →「約61万 (2019年10月最安値)」
合計 : 112万円

DPA 4006 + Sound Devices 702T + プレイエル1907年製ジャズピアノトリオ

ジャズスタンダードナンバー:枯葉
ジャズピアノトリオ:筆者オリジナルバンド

録音機材費目安
DPA 4006 × 2 →「約51万円(2019年10月最安値)」
Sound Devices 702T →「約61万 (2019年10月最安値)」
合計 : 112万円

こちらはMP3の160キロバイトなので音質が劣化してしまっていますが、それでも透明感は充分に感じられる録音となっています。

ポイント

・性能上の欠点は事実上見当たらない
・唯一あえて欠点を探すとすればお値段だけど・・・
・しかし、お値段も納得の録音結果!!決して裏切らない性能


本機で録音したい人のための本機のマイクロフォンです。

みなさんの参考になれば幸いです。

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