ASTON MICROPHONES Origin テスト

ASTON MICROPHONES

とにかくデザインがめっちゃかっこいい。。。

英国製のマイクロフォンで、パーツの調達から組み立てまで一貫して英国で行うことにこだわりを持っています。

この映像はFE 90mm F2.8で撮影しています。

FE 90mm F2.8 Macro G OSS SEL90M28G 【G レンズの絵】

最大の特徴

最大の特徴は、ポップガードとショックマウントが内蔵されている点。

これは非常に大きな特徴と言えます。

通常大口径コンデンサーマイクロフォンの場合、多くはショックマウントを取りつけ、ポップガードをつけるのが一般的。

安価なマイクロフォンなどではポップガードを付けないとそもそもお話にならない機種も多く存在しています。

その点、アストンのマイクロフォンには、ボディの底面にそのままマイクスタンドを取り付けられるように設計されています。

これが意味するところは次の二点だと思います。

      
  1. マイクの取り扱いにあんまり慣れていなくても最高級の音質で収録できる。
  2.   
  3. 持ち運びがとにかく便利。

頑丈なマイク

マイクの阻止を覆う部分はショック吸収する仕様となっており、落してもぶつけても強い衝撃があった際にこの独特の形状が動き、衝撃を吸収してくれます。

普通のコンデンサーマイクだったら、中の素子ごとズドンというような状況でも素子だけは無事ということもありえます。

また、この丸い形状がとにかく梱包しやすい。

タオルで丸めていっちょ上がりという感じですし、各種汎用品ケースにも対応しやすい形状であると言えます。

肝心の音質

非常に抜けの良い、癖のない音質です。

OriginとSpiritがあり、Spiritの方は単一指向性、無指向性、双指向性が切り替えて使える仕様になっています。

↓↓↓こちらのSpiritは切り替え可能なモデル↓↓↓

ASTON MICROPHONES ( アストン・マイクロホンズ ) / Spirit

初見モニターごしに音を聴くと、透明感がある。

と感じがちですが、この辺りに関しては正直言って、完全にローカットがデフォルトで設計されているためだと思われます。

さて、このデフォルトでのローカット設計、適当にローを抜いてるだけなのか、ちゃんと設計された上でカットされているのか。。。後ほど検証します。

ポイント取り扱いに慣れていない人もターゲットにしているあたりから、ノイズ処理などを編集で行うことを前提とせずに収録できるように設計されているはず。
そういう意味では音響には慣れていないビデオグラファーや、ユーチューバーなどをターゲットにしているのだと思われます。
このような設計から、ローノイズがデフォルトで入ってくるような収録では良い選択肢かもしれませんが、例えば繊細なイコライジングが要求されるピアノ音源などの収録では最初からローカット設計されているので、個人的にはかなり厳しいかと思います。。。デフォルトでのローカット設計をうまく使いこなせるかどうかが肝になってきます。

簡単なテスト

簡単なテストをしてみたいと思います。

Tascam 208i + Aston

タスカムのオーディオインターフェイスにてテスト。

PCノイズが入っていますがまったくの未処理未加工でmp3圧縮しています。

簡単すぎて申し訳ないです。

ローカット設計の検証

先ほど少し触れたデフォルトでのローカット設計の件。

マスタリングソフトのイコライザーでローを足してみました。

周辺の調整は行っていませんので中域以降の音質は劣化するとは思いますが聴いてみましょう。

Tascam 208i + Aston + テストで低域を追加

このように聴き比べて見ると、適当にローを抜いているわけではなく、しっかりと調整されていることがわかります。

仮に適当にローカットされているとすると、このように極端にローを上げた場合、もっと大変な音質になっているはずです。

ポイント音の成分自体はかなり粗削りな印象はありますので、倍音が交差するようなピアノ録音はやはり難しいかと思われます。

ちなみに、ZOOM UAC-2での音も聴いてみましょう。

ZOOM UAC-2 + Aston

こちらも極端ににローを上げてみます。

ZOOM UAC-2 + Aston + テストで低域を追加

さて、ポップノイズがかなり気になるかと思います。
ポップガード機能が内蔵されているとはいえ、やはり簡易機能であることがわかります。
しかしステッドマンのポップガードをかますとかなり改善されるので是非試してみてください。

オススメの別売りポップガード

ポップノイズは重要なポイントとなりました。

どうやら、ポップガードを別で用意したほうが良さそうです。

本当に劇的に変わります。

アストンの良さがかなり引き出されているように感じます。

もちろんこちらのポップガードは他のマイクロフォンにも使用可能なので、一つ持っておいて後悔はないかと思います。

音声収録の際は必須といってもいいのではないでしょうか。

こちらの動画でYoutubeにアップすると声質がどう変わるかなど雰囲気がわかりますので参考にしてみてください。

オススメな人

      
  1. 女性ボーカルや女性ナレーションの収録。
  2.   
  3. マイクの取り扱いにあまり慣れていないが、コンデンサーマイクを初めて買ってみたい方。
  4.   
  5. ローノイズ環境での収録が多く、音響編集に時間が取れないビデオグラファー。
  6.   
  7. 移動の多いノマドインフルエンサーやミニマリストの方。
  8.     
  9. インストライブのMC用マイク。

ライブ活動などをされている方はやはりこのデザイン性はかなりポイント高いのではないでしょうか。

もちろんライブでボーカルパフォーマンスとして使うこともできます。

一方でがっつり低音ボイスで配信したい男性ナレーターにはこの価格帯ですと、別の選択肢があるように感じます。

他には、移動の多いノマドインフルエンサーには頑丈且つ荷物が少なくて済むので最強かもしれません。

実は今回アストンのマイクロフォンを導入したのは荷物が少なくて済むことと、頑丈さの部分が非常に大きな理由でした。

音質自体は個人的にすごく好みというわけではないですが、セッティングのしやすさとスッキリした印象の音なので意外と登場機会が多いマイクになっています。

すっきりした音が好きな方や、毎回ローカット入れてるという方、好みに合う方は是非試してみてはいかがでしょうか。

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天才になるには・・・ 実はとても簡単でした。

Kotaro
Kotaro
服部 洸太郎
音大を卒業後ピアニストとして活動。
自身のピアノトリオで活動後北欧スウェーデンにてシンガーアーティストLindha Kallerdahlと声帯とピアノによる即興哲学を研究。
その後ドイツへ渡りケルンにてAchim Tangと共に作品制作。
帰国後、金田式電流伝送DC録音の名手:五島昭彦氏のスタジオ「タイムマシンレコード」にアシスタントとして弟子入りし、録音エンジニアとしての活動開始。
独立後、音楽レーベル「芸術工房Pinocoa(現在はKotaro Studioに統合)」を立ち上げ、タンゴやクラシックなどのアコースティック音楽作品を多数プロデュース。
その後、秋山庄太郎氏後継の写真スタジオ「村上アーカイブス」でサウンドデザイナー兼音響担当として映像制作チームに参加。
村上宏治氏の元で本格的に写真、映像技術を学ぶ。
祖父母の在宅介護をきっかけにプログラムの世界に興味を持ち、介護で使えるプログラムをM5Stackを使って自作。
株式会社 ジオセンスの代表取締役社長:小林一英氏よりプログラムを学ぶ。
現在はKotaro Studioにてアルゼンチンタンゴをはじめとした民族音楽に関する文化の研究、ピアノ音響、さらに432hz周波数を使った癒しのサウンドを研究中。
2022年9月より豊かな暮らしをテーマとしたウェブサイト『レンタルdeクラセル』も発信中〜