Lens library

【作例】Carl Zeiss カールツァイス最強説!?

icon image

この記事は広告リンクを含みます。

簡易紹介:こうたろう

1986年生まれ
音大卒業後日本、スウェーデン、ドイツにて音楽活動
その後金田式DC録音のスタジオに弟子入り
写真・映像スタジオで音響担当を経験しながら本格的な写真技術を学ぶ
現在はヒーリングサウンド専門ブランドであるCuranz Soundsのピアニストとして、また音響エンジニア、フォトグラファーとマルチメディアクリエーターとして活動中
当記事ではフォトグラファーとしての知識とスキルをシェアしていきます

ヒーリング音響専門ブランド

Carl Zeiss Distagon T* 35mm F2.8 (Y/Cマウント)

中古市場だと2~3万円ほどで購入できます。

撮影当時筆者はSony a7Ⅱにて使用。

ちなみにY/CマウントのカールツァイスのレンズはフィルムカメラCONTAX 167MTでも使用していました。

広島県尾道市

少しコントラストを出していますが、実際はもう少しナチュラルな写りです。

広島県三原市~朝焼けの様子
花束~原色に近いです。
大原芽で有名な京都の大原~実はこれモノクロームじゃないんです。

Carl Zeiss Planar 85mm F1.4 (Y/Cマウント)

このレンズはちょっとしたチートアイテム。

三枚ともSony a7Ⅱでの使用です。

Carl Zeiss Tele-Tessar T* 300mm F4

広島県尾道市
真夏のシロクマくん
象のおしり

Carl Zeiss Pancolar 1.8/50 1965年初期型モデル(M42マウント)

ここから少しボディも変わりますし、さらにオールドレンズの領域に突入します!

このパンカラーの初期型モデルはなんと放射能が注入されており、通称「アトムレンズ」とも呼ばれています。

そのため、時代とともに黄変しているのが特徴で、出てくる絵も放射能によって黄色に色付けされた絵となっており、自然な色合いを求める用途としてはとても使い物にはならないのですが、アンティークな印象を出したりしたい時などにばっちりなんです。

M42なので気軽に試せるのもポイント。

特にペンタ機には、フレンジバックの長さからほとんどマウントアダプターの距離をとることなく装着できるので、デザイン性もばっちりでした。

筆者はちょっと古い機種なんですが、NEX-5Nと、K20Dで使っていました。

両方とも良いカメラでした。

シンガー兼女優の桑地ひかりさん。

ガンを患い残念ながら若くして亡くなってしまったジャズ・ピアニスト浜村昌子さん。

この写真、加工などせずに実はピアノの上に横になってもらい、ピアノのボディに顔を反射させて撮影しています。

実物は上のピントが合っていない部分で下のピントが合っている部分はピアノに写り込んだ部分になります。

独特の黄色味全開です。

タンゴピアニストの大長志野さん。

こちらも画像加工などの処理を一切せずに、ホームセンターで売ってるクリップライト一本で撮影。

Kotaro Studio (旧芸術工房Pinocoa)で制作した彼女のファーストアルバムのジャケット写真にもなっています。

大長志野さんのYoutubeチャンネルはこちら

象もかなり黄色い・・・

以下はNEX-5N時代に撮影した戦場のピアニストですが、動画でも黄色味は健在ですね。

Carl Zeiss flektogon 35mm f2.4  (エギザクタマウント)

かなりマニアックなマウントです。

これはもう相当なコレクターマニアの方以外は買わない方がいいです。

買うとしても汎用性のあるM42マウントも出ていますからそちらにしてください。

筆者が購入したのは学生時代・・・エギザクタマウントはM42よりも半値近い価格で中古市場で出回っていたので、エギザクタマウントにしました。

このcarl zeiss flektogon 35mm f2.4 ゼブラモデル・・・かなりすごいんです。

MC(マルチコーディング)モデルの物がよく出回っていますがやはりゼブラモデルは見た目にもインパクトがありますね。

シャープな描写が特徴的です。

こちらはマウントアダプターを経由しNEX-5Nのみで使用していました。

こちらも先ほどのモデル・桑地ひかりさん。

彼女のアルバム制作の際に撮影させていただきました。

→桑地ひかりさんの公式サイトはこちら

友人の画家。

暗い電球一個で撮影。

かなりシャープに写っていますね。

ちょっと処理していますが、モノクロの乗りも良い。

タンゴピアニストの大長志野さん。

icon image

Kotaro Studioが運営する『青いタンゴ礁』では、大長志野さんがアルゼンチンの今を写真や映像でお届けしています。
アルゼンチンに興味がある方、タンゴ大好き、サッカー大好き、牛肉大好きなみなさん集まれー!

Kotaro Studioのおすすめのタンゴ作品はこちら!
アルゼンチンタンゴの伝説の巨匠:ロベルト・アルバレスがゲスト参加した作品!

icon image
収録曲1、Yuyo Verde(ジュジョベルデ)
2、Vida Mía(ビダミーア)
3、Comme il faut(コムイルフォー)
4、Pequeña(ペケーニャ)
5、Tierrita(ティエリータ)
6、Milonga de la humedad(ミロンガデラウメダッド)
7、Flores Negras(フローレスネグラス)
8、Boedo(ボエド)
9、Festejando(フェステハンド)

写真整理のついでにカールツァイスの作例をお届けしました。

中古だと良いものが安く出回っているので試してみてはいかがでしょうか?

特にBlack Magic Pocket Cinemaなど、オートフォーカス性能は関係ない良いカメラなどに、M42マウントなどのマニュアルフォーカス前提のレンズを組み合わせてみると面白いかもしれませんね。

icon image

こちらの記事もいかがですか?
カメラや映像に関する情報をまとめています!

カメラ界のロールスロイスとも言われるハッセルブラッドの歴史を徹底的にまとめています。

Hasselblad (ハッセルブラッド)の歴史を徹底解説!

カメラ機材のレンタルといえばGooPassは有名ですが、メリットと合わせてデメリットや注意点などもしっかり解説!

GooPass(グーパス)の評判は?問題点などのデメリットを含めて詳しく解説!カメラのサブスク月額制入れ替え放題サービス

レンズの王様カールツァイスを狙うならコンタックス時代のレンズが比較的安くておすすめ!
写りは間違いなくカールツァイスです。

【フィルム作例】Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 AEG

フィルム写真やりたいけど・・・現像とデータ化は大きな障壁となります。
そんなときはこちらの記事で一発解決!

【注意点あり】ネットでフィルム現像 データ化までおすすめの郵送ショップ2選

Kotaro Studioのギャラリーやインスタもフォローしてね!

icon image

スタジオフォトギャラリー

こうたろう

音大を卒業後ピアニストとして活動。 日本で活動後北欧スウェーデンへ。 アーティストLindha Kallerdahlと声帯とピアノによる即興哲学を研究。 その後ドイツ・ケルンに渡りAchim Tangと共にアルバム作品制作。 帰国後、金田式DC録音の第一人者:五島昭彦氏のスタジオ「タイムマシンレコード」にアシスタントとして弟子入り。 独立後音楽レーベル「芸術工房Pinocoa(現:Kotaro Studio)」を結成。 タンゴやクラシックなどアコースティック音楽作品を多数プロデュース。 大阪ベンチャー研究会にて『芸術家皆起業論~変化する社会の中、芸術家で在り続けるために』を講演。 その後、秋山庄太郎氏後継の写真スタジオ「村上アーカイブス」でサウンドデザイナー兼音響担当として映像制作チームに参加。 村上宏治氏の元で本格的に写真、映像技術を学ぶ。 祖父母の在宅介護をきっかけにプログラムの世界に興味を持ち、株式会社 ジオセンスの代表取締役社長:小林一英氏よりプログラムを学ぶ。 現在はKotaro Studioにて『あなたのためのアートスタジオ』音と絵をテーマに芸術家として活動中。 2023年より誰かのための癒しの場所『Curanz Sounds』をプロデュース。