Base ISOとは?ISOは低いほどいいのか?
写真が好きな方、特にフィルムカメラなんかやってる方であれば、ISOは低ければ低いほど綺麗な画質が得られるという感覚は抜けません。
筆者も同じでした。
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ちなみにフィルム時代はこのISO感度のことをASA(アーサーかんど)感度と呼んでおり、昔のPENTAXのストロボなんかもASA表示されていたりします。
Log撮影がいいのはわかったけど、S-log3なんかに設定するとISOが800まで上がっちゃう。
ISOは100じゃなくていいの?
そんな疑問に答えます。
Log撮影のメリットについてはこちらの記事を参照してください。
ベースISOとはなにか?
ベースISOとは、そのLog設定において最も高いダイナミックレンジの幅を獲得するための設定値であり、通常自動的にベースISOまで上がります。
FX30の場合ですとLog撮影時にフレキシブルISOか、ベースISOかを選択でき、ベースISOが800であっても、他のISOを拡張感度として選択することもできます。
Sony FX30の場合はSlog3撮影時のベースISOは800か2500となっています。
この二択で露出などを調整していきましょう。
ちなみにこのベースISOは各メーカーそれぞれがチューニングしており、若干違っています。
CanonさんのC-Log3:ISO800となっていますが、Panasonicさんの DC S1HでのV-Logでは、低感度側ISO640に設定されています。
カメラそのものにもベースISOというのが設定されていて、ベースISOで撮影するのが一番綺麗。
709ベースでの撮影ではほとんどのベースISOは低感度域で設定されているため、低感度であればあるほど綺麗という印象がついているわけですね。
実際に高感度はシュミレーションですので、このカメラのベースISOをしっかり意識しましょう。