Base ISOとは?ISOは低いほどいいのか?

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YouTubeチャンネルを開始するという夢を抱くあなた。

カメラと映像に関する知識は、その旅の重要な一部です。

特に、映像の品質を左右する大きな要素の一つが「ISO設定」です。

写真撮影の経験から、「低ISO=高画質」という公式を学んだあなたですが、シネマカメラを手にした今、Log撮影時にISOが自動的に800に上がる現象に疑問を抱いていませんか?

この記事では、Base ISOの概念を解き明かし、なぜそれがあなたのYouTube映像制作において重要なのかを掘り下げます。

ポイント

Log撮影がいいのはわかったけど、S-log3なんかに設定するとISOが800まで上がっちゃう。
ISOは100じゃなくていいの?
そんな疑問に答えます。

簡易紹介:こうたろう

1986年生まれ
音大卒業後日本、スウェーデン、ドイツにて音楽活動
その後金田式DC録音のスタジオに弟子入り
プログラミング(C)を株式会社ジオセンスのCEO小林一英氏よりを学ぶ
現在はヒーリングサウンド専門のピアニスト、またスタジオでは音響エンジニア、フォトグラファーなどマルチメディアクリエーターとして活動中
当記事ではプログラマー、音響エンジニアとして知識とスキルをシェアしていきます

ベースISOとはなにか?

ベースISOとは、そのLog設定において最も高いダイナミックレンジの幅を獲得するための設定値であり、通常自動的にベースISOまで上がります。

FX30の場合ですとLog撮影時にフレキシブルISOか、ベースISOかを選択でき、ベースISOが800であっても、他のISOを拡張感度として選択することもできます。

ポイントちなみにここは逆らってもメリットはあまりありませんので、ベースISOで撮影するようにしましょう。
Sony FX30の場合はSlog3撮影時のベースISOは800か2500となっています。
この二択で露出などを調整していきましょう。

ちなみにこのベースISOは各メーカーそれぞれがチューニングしており、若干違っています。

CanonさんのC-Log3:ISO800となっていますが、Panasonicさんの DC S1HでのV-Logでは、低感度側ISO640に設定されています。

カメラそのものにもベースISOというのが設定されていて、ベースISOで撮影するのが一番綺麗。
709ベースでの撮影ではほとんどのベースISOは低感度域で設定されているため、低感度であればあるほど綺麗という印象がついているわけですね。
実際に高感度はシュミレーションですので、このカメラのベースISOをしっかり意識しましょう。

シネマカメラでの映像制作の鍵:Base ISOの理解

Base ISOは、カメラセンサーが最も良いパフォーマンスを発揮するISO設定を指します。

この設定では、ノイズが最小限に抑えられ、ダイナミックレンジ(明るい部分と暗い部分の詳細を捉える能力)が最大化されます。

一般的なカメラでは、このBase ISOは通常100または200に設定されていますが、シネマカメラでは状況が異なります。

シネマカメラにおいて、Base ISOは800やそれ以上に設定されることが一般的です。

この高いBase ISO設定は、シネマカメラがより広いダイナミックレンジと改善された低光線パフォーマンスを提供するために最適化されているためです。

つまり、Log撮影時にISOが自動的に800になるのは、カメラが最適な画質を提供するための一環としてのことなのです。

しかしながら、高いISO設定にはノイズのリスクも伴います。

そのため、シネマカメラを使用する際には、Base ISOを理解し、それを効果的に活用することが重要になります。

この知識に基づいて、カメラの設定を適切に調整することで、YouTube映像の品質を格段に向上させることができるのです。

ISOの高低が画質に与える影響をおさらい

最適な映像のためのISO設定:利点と欠点を理解する

ISO設定が映像品質に及ぼす影響を理解することは、YouTube映像制作において非常に重要です。

ISOはカメラセンサーの感度を調整し、異なる照明条件下で適切な露出を得るために使用されます。

しかし、ISOの値には利点と欠点があり、そのバランスを理解することが鍵となります。

低ISOの利点と欠点

  • 利点: 低ISO(例えば100や200)は、ノイズが非常に少なく、画質がクリアな映像を提供します。これは、十分な光の下で理想的な選択となります。
  • 欠点: しかし、低いISOは暗い環境では不十分な露出をもたらし、映像が暗くなる可能性があります。

高ISOの利点と欠点

  1. 利点: 高ISO(例えば800以上)は、暗い場所での撮影に適しており、より多くの光を捉えることができます。これにより、低光量でも詳細を捉えることが可能です。
  2. 欠点: 一方で、高ISOはノイズの増加につながり、画質の低下を引き起こす可能性があります。特に暗い領域でのノイズは顕著になりやすいです。

バランスの取り方

映像制作では、これらの利点と欠点を踏まえ、状況に応じてISOを適切に調整することが重要です。明るい屋外での撮影では低ISOを、暗い室内や夜間の撮影では高ISOを使うことが一般的です。しかし、常にシーンの照明やカメラの他の設定(絞りやシャッタースピード)とISOをバランス良く調整する必要があります。

Log撮影とISO設定のバランス

シネマカメラでのLog撮影:最適なISO設定を見つける

Log撮影は、映像のダイナミックレンジを最大限に活用し、後処理での色調整の自由度を高める手法です。

この撮影モードでは、カメラは通常、より高いBase ISO設定を推奨します。

これには、いくつかの理由があります。

Log撮影時の高ISO設定の理由

  • ダイナミックレンジの最大化: 高ISO設定は、暗い部分と明るい部分の詳細を同時に捉えることができるため、ダイナミックレンジが広がります。
  • 後処理の柔軟性: Log撮影では、後処理での色調整が重要です。高ISOは、これをサポートするために適切な露出レベルを提供します。

最適なISO設定の見つけ方

  • 撮影環境の評価: まず、撮影する環境の光量を評価します。暗い場所では高ISOが有効ですが、可能な限り追加の照明を使用することで、ISOを下げることができます。
  • ノイズとのバランス: 高ISOはノイズを増加させるため、必要最低限のISO設定を目指します。撮影後のノイズリダクションも考慮に入れましょう。
  • テスト撮影の実施: 実際の撮影前に、異なるISO設定でテスト撮影を行い、画質とノイズのバランスを確認します。

Log撮影では、ISOをただ単に上げるだけでなく、シーンに応じた適切な設定を見極めることが求められます。

これにより、YouTube動画の品質を向上させ、視聴者に印象的な映像体験を提供することができます。

ISO設定のマスタリングは、YouTubeでの映像制作の質を向上させるための重要なステップです。

このガイドが、あなたのYouTubeチャンネル開設への道のりをサポートし、視聴者にとって魅力的な映像コンテンツを作成する手助けになれば幸いです。