Final Cut Pro 備忘録 『シネマスコープの作り方』2.35:1比率

レターボックスを使う方法

2.39:1という比率のアナモルフィックにとても近い比率で、「映画」などで多用されてきた2.35:1比率の「シネマスコープ」。

Final Cut Pro 備忘録 『Anamorphic の作り方』(サイト内記事)

Final Cut Proではレターボックスを使って上下に帯を設置することが可能です。

CinemaScope、通称シネスコとも呼ばれますが、ファイナルカットでは、エフェクトプラグインからレターボックスを呼び出して適用させることができます。

エフェクト一覧を上の画像の赤丸のところをクリックして呼び出しましょう。

するとこのような画面が出てきますので、「スタイライズ」から「レターボックス」を選択して映像素材にドロップします。

ドロップしますと、自動的に調整レイヤーが作成されますので、レイヤーで2.35:1比率を設定しましょう。

右上の画面です。

Aspect Ratioという項目がありますので、ここをクリックして、シネスコの2.35.1比率にに変更しましょう。

これでばっちり上下に帯が入っていますね。

外部プラグインでも可能

筆者が導入している「motionVFX」というメーカーのプラグインでも可能です。

motionVFXはかなり多くのプラグインを出していますので、他のパックでもおそらく可能かと思いますが、筆者の持っているmChannelクリーンというプラグインには「レターボックス」という名前でシネスコが可能な素材が入っています。

レターボックスの場合はこのように映像素材に直接レイヤーを作るのではなくて外に付け加えるという感じです。

タイトルなんかと同じですね。

こちらを選択して調整します。

選択したまま調整レイヤーをみてみましょう。

ちなみに通常のクリップ調整レイヤーではなくて、テキスト調整レイヤー(黄色の矢印)に新しく作成されますので注意です。

赤の矢印「Letterbox Gap」で調整できます。

カラーも調整できますので好きな色、好きな感じに調整していけますね。

ちなみにモーション素材となっていますので、シネスコに突入するモーションが追加されます。

比率自体をしっかりと変えたい場合はファイナルカット付属のレターボックスがいいですね。

まとめ

アナモルフィックとは違い映像自体が圧縮されるわけではないので、撮影の際にこの比率で切り取りができるようにあらかじめイメージしておく必要がありますね。

インスタ用の写真を撮影する際の1:1比率で切り取り前提のような感覚でしょうか。

みなさんの参考になれば幸いです。

この記事を書いた人

こうたろう

元ピアニストでフォトグラファー&サウンドデザイナー
ミュージシャンだった父の音楽スタジオと、モデルだった母の仕事場であるフォトスタジオの現像ルームが子供時代の遊び場という恵まれた環境で育つ。
音楽大学を卒業後ピアニストとして活動を開始。
自身のピアノトリオで活動後北欧スウェーデンにてヨーテポリを拠点に活動するシンガーアーティストLindha Kallerdahlとセッションを重ね声帯とピアノによる即興哲学を研究。
その後単身ドイツ・ケルンへ渡独。
ドイツから帰国後ピアノソロ作品アルバムと共に同時リリース。
金田式電流伝送DC録音の第一人者である五島昭彦氏のスタジオ「タイムマシンレコード」にアシスタントとして弟子入りし、活動を開始。
独立後、音楽プロデューサーとして音楽レーベル「芸術工房Pinocoa(現在はKotaro Studioに統合)」を立ち上げ、タンゴやクラシックを中心としたアコースティック音楽作品を多数プロデュース。
現在は元ピアニストの経験を生かしたミュージシャンのライブフォトを得意としながら、肖像写真、動物写真、自然写真を中心にミュージックビデオの制作などオーディオ技術も得意とするフォトグラファーとして活動中。