Menu
Finderにパスを表示させておくと全体が把握しやすくなり作業が捗ります。
その他パスの補完機能や表示させて見やすくなったパスを指定し、ターミナルで操作するための基礎知識として当記事でまとめておきます。
その他パスの補完機能や表示させて見やすくなったパスを指定し、ターミナルで操作するための基礎知識として当記事でまとめておきます。
Finder にパスを表示する方法

パスバーの表示

「パスバーを表示」で表示させることができます。
Finder にターミナルスタイルで表示
defaults write com.apple.finder _FXShowPosixPathInTitle 1
Enter
killall Finder
Enter
これでFinder上部にターミナルスタイルでパスが表示されるようになりました。
非表示に戻す
defaults write com.apple.finder _FXShowPosixPathInTitle -bool false
Enter
killall Finder
Enter
で非表示に戻ります。
バンドルディレクトリ
アプリケーションはMac OS のFinderではアイコンでパッケージ化されています。
このようなスタイルを[bundle]または、[bundle directory]と呼びます。
実際にアプリケーションは〜.appというディレクトリになっています。
Finderのアプリケーションアイコンを右クリックし「パッケージの内容を表示」で内容を確認できます。
例えばFinal Cutだとこのようになります。
ターミナルではlsコマンドで内容を表示することができます。
例えばSafariの場合。

このようになってますので。
ls /Applications/Safari.app
Enterを押すとContentsが返ってきますので内容を表示させます。
ls /Applications/Safari.app/Contents
Enter

でこのようにパッケージの内容が表示されました。
もし
No such file or directory
が表示された場合はディレクトリの入力などが間違っている可能性があるため慎重にチェックしてみてください。
ターミナルからappやfileを開く
open でFinderを開く
open /Library
Enter
でライブラリが開きます。
Lを入力後に[tab]キーを押すことで残りのスペルは自動で入力されます。
Date Fileを開く
実行の際はテキストエディタ等でテスト用のファイルを作成しておきましょう。
open /ディレクトリパス/ファイル名.拡張子
Enterでファイルが開きます。
ターミナルに直接ファイルをドロップすることで自動でパスが入力されます。
どのアプリで開くかは、ファイル→右クリックで指定したアプリケーションで起動します。

appを指定して開く
open -a アプリケーション名(パス) ファイル
基本的に「このアプリケーションで開く」の設定通りに開きますが、ターミナルから指定して開くこともできます。
先ほどのテストテキストファイルを開く場合だと
open -a textedit ファイルの場所
Enterで開きます。
コマンド | 動作 |
-a | アプリを指定して開く |
-e | TextEditで開く |
-t | デフォルトに指定したテキストエディタで開く |
-R | ファイルを開かず、Finderを開いて該当ファイルを選択 |
-g | ターミナルの背面で開く |
まとめ&補足
Finderにパス表示
defaults write com.apple.finder _FXShowPosixPathInTitle 1
killall Finder
openコマンドを使う
WEBページを開く
open https://oro.pink
アプリを開く
open /Applications/アプリ名
ディレクトリを指定してFinderを開く
open ~/Downloads/
アプリを指定してFileを開く
open -a textedit ファイルの場所
補完機能を活用する
例
コマンド | 補完されるスペル |
S + tab | System |
A + tab | Applications |
Pre + tab | プレビューアプリを指定 |
L + tab | Library |
ターミナルのショートカット
Appleの公式サイトで公開されていますので参照しましょう。

-
服部 洸太郎
音大を卒業後ピアニストとして活動。
自身のピアノトリオで活動後北欧スウェーデンにてシンガーアーティストLindha Kallerdahlと声帯とピアノによる即興哲学を研究。
その後ドイツへ渡りケルンにてAchim Tangと共に作品制作。
帰国後、金田式電流伝送DC録音の名手:五島昭彦氏のスタジオ「タイムマシンレコード」にアシスタントとして弟子入りし、録音エンジニアとしての活動開始。
独立後、音楽レーベル「芸術工房Pinocoa(現在はKotaro Studioに統合)」を立ち上げ、タンゴやクラシックなどのアコースティック音楽作品を多数プロデュース。
その後、秋山庄太郎氏後継の写真スタジオ「村上アーカイブス」でサウンドデザイナー兼音響担当として映像制作チームに参加。
村上宏治氏の元で本格的に写真、映像技術を学ぶ。
祖父母の在宅介護をきっかけにプログラムの世界に興味を持ち、介護で使えるプログラムをM5Stackを使って自作。
株式会社 ジオセンスの代表取締役社長:小林一英氏よりプログラムを学ぶ。
現在はKotaro Studioにてアルゼンチンタンゴをはじめとした民族音楽に関する文化の研究、ピアノ音響、さらに432hz周波数を使った癒しのサウンドを研究中。
スタジオでは「誰かのためにただここに在る」をコンセプトに、誰がいつ訪れても安心感が得られる場所、サイトを模索中。