【音質劇的UP!】環境音を拾いにくい〜声だけしっかり録音する方法
この記事の目次
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本日は配信者やポッドキャスターの音の問題を徹底解決していきます。
この記事のポイント
- イマイチ音質に納得できない。
- 生活音が入ってくるのが気になる。
- Youtubeで試聴した音となんか違う。
- ポッドキャストを始めたい。
ポッドキャスト用の高品質なマイクをお探しの方に!
おすすめの大口径マイクを4つ紹介しておきますね!
LCT 540 S
当サイトでずっとおすすめしているオーストリアの新興オーディオメーカーのマイク。
新興メーカーだからこそこの価格で買えます。
実際発売当初からどんどん値上がりしています。
LCT 540 S サウンドハウスでの価格音質をみても圧倒的なコスパを誇る最高の大口径コンデンサーマイクロフォンです。
E965
こちらはハンドタイプのコンデンサーマイク。
E965 サウンドハウスでの価格手持ちでも収録可能なので映像やロケなどにも便利でしかも大口径マイクにも匹敵するほどの性能を持つマイクロフォン。
ゼンハイザーはドイツの老舗オーディオブランドであり、決してオーディオファンを裏切りません。
LYRA USBマイク
もっと手軽に使いたい方はUSB
タイプもGOOD!
LYRA USBマイク サウンドハウスでの価格USBタイプであればオーディオインターフェイスと等も搭載されていてデバイスに接続するだけですぐに使えます。
しかも近年はその音質も向上しておりかなり高い水準の音声を録音することができます!
Profile
そんなUSBマイクの中でも2023年に発売されたゼンハイザーのものは特に水準が高いです。
USBマイクは左に紹介したLYRAかこのProfileの二択でOK!
Profile サウンドハウスでの価格繰り返しになりますがゼンハイザーはとにかくオーディオファンを裏切りません!
安心して高品質な音を刺すだけでGETしてください!
マイク設定4つのポイント
4つのポイントを軸に進めていきましょう!
- マイクは正しく設置されているか?
- 感度設定は正しくできているか?
- 適切な距離を保っているか?
- 足元を疎かにしていないか?
マイクには表と裏がある
こちらは筆者が愛用しているポッドキャスト用の大口径単一指向性マイクロフォンLCT 540 S。
LEWITT ( ルウィット ) / LCT 540 S をサウンドハウスで見る通常単一指向性マイクは表と裏があり、必ず正面から話す必要があります。
音がなんだか変だよ・・・と思う方はまずフロント部分に向かって話しているかチェックしてください。
また、単一指向性マイクの場合は素子に向かって平行に声を届けることでマイクのパフォーマンスを最大限発揮することができます。
例えばこちらは素子の裏側。
裏側から話してもちゃんと音は収録できてしまいます。
見た目もあんまり変わらないこともあり、初心者は間違えやすいので注意しましょう。
適切な距離を保っているか?
これは音質、音の性質を決める上でとっても重要な項目になります。
マイクの素子と平行に、且つ一般的には15cm〜20cm前後。
これは決まりがありません。
- 距離が離れれば離れるほど環境音が入りやすい。
- 近すぎたら口元のノイズが入りやすい。
- 離れれば離れるほど感度を上げる必要がある。
- 近すぎたら感度を下げる必要がある。
この4つを覚えておくと完璧です!
距離ごとのサンプル試聴
ここからは音源を実際に聴いていただき比較していただきましょう。
あなたの目指す音質、キャラクターはどの距離でしょうか?
ちょうどこの日は外の風がとても強く環境音の激しい日だったのでいい比較になりました。
Dropbox経由での音声配信の方法はこちらの記事を参考にしてくださいね!
【保存版】WORDPRESSにDROPBOXの音声, 動画ファイルを埋め込む方法
マイクから3cmの距離
ここまで近いと通常リップノイズと言われる口元のノイズがかなり入ることが多く、ポップガードなどのアイテムは必須になります。
ちなみにポップガードはステッドマンのものがおすすめ。
STEDMAN ( ステッドマン ) / PROSCREEN 101 をサウンドハウスで見るマイクから5cmの距離
あんまり違いを感じないかもしれませんが、例えば無指向性のマイクなんかだとリップノイズの乗り方や雰囲気などは数センチでもかなり変わります。
マイクから15cmの距離
一般的に推奨とされることの多い距離感。
かなりよく聴くイメージに近いのではないでしょうか?
この日は外がとんでもない暴風の日なので、風の音が聞こえるかと思いますが、通常単一指向性マイクで15cmの距離で話すとほとんど外の音は拾いません。
マイクから30cmの距離
少し遠め(オフマイク)。
近いことをオンマイク(比較対象は毎回変わる)、遠いことをオフマイク(比較対象は毎回変わる)と呼びます。
マイクから1mの距離
かなり環境音が入っているのがわかると思います。
15cm以上離れるとやはり周囲の音をかなり拾う、また、録音機器の感度(ゲイン)の設定でこれらは顕著になります。
加えて15cmあたりからは部屋に跳ね返った声も含まれているのがわかります。
感度設定のコツ
マイクが離れれば離れるほど、感度、ツマミを右、または上にあげていく。
近ければ近いほどツマミを左、または下に下げていってください。
一番いいところで止めてください。
ただし、上記の比較試聴でも使っていますが、最近だと32bit録音という技術が発達しており、この感度の調整が一切不要になる仕組みもあります。
32bit対応のおすすめ機器
まずは筆者も愛用しているZOOM F3
F3 Field Recorder / サウンドハウスで見てみるこのF3はとんでもなくいい音(音質はマイクそのものに加えてマイクアンプというパーツで決まります)
F3はKotaro Studio の音響顧問で金田式DC録音の五島昭彦氏も『サウンドデバイス超えてるし、RMEよりいいんじゃないの?』というほど。
F3はレコーダー機能があるので、PCなしでもポッドキャストの録音ができますし、どこでも録音可能です。
こちらの記事でZOOM F3の底力を体験してみてください。
ZOOM Mシリーズ
内蔵マイクの性能がしっかりしているレコーダー機能付き。
これ一本でラジオ収録できてしまいます。
しかもちゃんと32bit録音。
何も考えるにマイクに向かって距離を決めて話すだけ。
ZOOM ( ズーム ) / M4 MicTrak マイクロフォン型オーディオレコーダー をサウンドハウスで見る外部入力が不要な方はもう少しお値段を抑えたM2があります。
M2 MicTrak マイクロフォン型オーディオレコーダーをサウンドハウスでチェックUAC-232 オーディオインターフェイス
オーディオインターフェイスとしては初の32bit対応機器。
注意点は上記の2機種とは違い、オーディオインターフェイスなので、これ単体で録音はできません。
UAC-232 オーディオインターフェイスをサウンドハウスでチェックPCなりスマホなりの録音ができるソフトやアプリが必要になります。
Portacapture X8 ハンドヘルドレコーダー
現在ではX6も発売されていますが、価格差と性能差が乖離している印象が強く、X8の方が音はいいです。
X8もレコーダー機能付きなのでこれ一本購入すればすぐにステレオラジオが収録できます。
32bitは一度使うともう癖になり、手放せなくなります。
おしゃれも音も足元から
マイクスタンドが適切なものかどうかは重要です。
やっぱり足元は大切なんです。
おすすめはこちら。
K&M ( ケーアンドエム ) / 23325 卓上マイクスタンド をサウンドハウスで見る超絶重いです。
しかし音質を保つため、マイクの性能を最大限活かすためには必要な重さなんです。
アーム型のスタンドは作業スペースが広く取れることなどメリットはたくさんありますが、どうしてもマイクロフォンの振動が逃げやすいのがデメリット。
もし、イマイチ低域がしっかりでないな、、、とか、ふわふわした音だな。。。とお悩みの方はK &Mの鉄製マイクスタンドに変えてみてください。
まとめ:吸音材も使う?
自宅で据え置きスタジオでポッドキャストだけ収録する場合はこんなアイテムがあればかなりデッドに環境音をかなりカットして収録可能。
リフレクションフィルター、リフレクションガードと呼んだりしますが、SEのものが比較的安価で性能も素晴らしいのでおすすめです。
SE ELECTRONICS ( エスイーエレクトロニクス ) / RF-X をサウンドハウスでチェックまたYoutubeなど動画も撮影するよ〜という方はこういった吸音材で壁や部屋を簡易加工してしまう手もあります。
身近にあるもので工夫する
音はかなり跳ね返ります。
プロの音楽家のコンサートでも客の数、季節ごとの服の種類などを想定して音響を調整したりするほど。
自宅でもカーテンを全部閉める、ちょっと見栄えは悪いけど服をかけて部屋を布だらけにするだけで、随分と環境音や、跳ね返り音をカットすることができます。
オーディオも写真もですが、なんでもお金をかければ解決するというものではなく、日常の意外なアイテムが解決してくれることも多いんです。
例えばこちらはカーテンを閉めて、使っていない布団で周りを固めて録音してみました。
確かに見た目は汚いんですけど、音声配信だけなら見た目はOKとしましょう。
STEDMAN ( ステッドマン ) / PROSCREEN 101 をサウンドハウスで見る環境音を拾いにくい〜声だけしっかり録音する方法
- マイクの正面と平行に話す。
- 口元と15cmより近くする。
- 服をたくさん置いたり布団を置いたり工夫して反響音を減らす。
- 32bit対応機器を使う。
是非お試しください!