【激安最高峰】音楽視聴環境はこれでいい~FX-AUDIO-DAC-X3J PRO + HD25
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でもいい環境を作るとなるとDAC,ヘッドホンアンプと揃えなきゃだし、面倒・・・
そんな方はX3J PROで決まりです。
ヘッドホンアンプが内蔵されて尚且つUSBバスパワーで駆動でき尚且つ音がいい!
そんな製品があったら使ってみたくないですか?
- これとヘッドホンあればいい音で聴ける!
- USBバスパワーでシンプル構成!
- 音も良い!
- 軽くて小さい!
簡易紹介:こうたろう
1986年生まれ
音大卒業後日本、スウェーデン、ドイツにて音楽活動
その後金田式DC録音のスタジオに弟子入り
写真・映像スタジオで音響担当を経験し、写真を学ぶ
現在はヒーリングサウンド専門のピアニスト、またスタジオでは音響エンジニア、フォトグラファーなどマルチメディアクリエーターとして活動中
当記事ではプロのピアニスト、音響エンジニアとしての知識とスキルをシェアしていきます
結論:買いです
まず最初の印象は、絶妙な値段設定で出してきたな!という印象です。
FX-AUDIOらしい本当にバランス良くうまく組んだDACという印象。
1万円を超えてくると評価はまた大きく変わってくるという絶妙なラインを攻めてくれます。
味付けのない原音再現性を優先した設計になっています。
まずはいつも音響機器のテストで一番最初にチェックするEarth, Wind & FireのPowerlight: 創世紀を金田式電流伝送ADCでデジタル化した音源からみていきたい。
Powerlight: 創世紀 / ★★★☆☆
個人的にはこのアルバムで聴くポイントとしてパーカッションのアタリ(立ち上がり)がスムーズな点が重要と考えています。
スピーカーなどで吸音クッションが背後に敷き詰められているタイプだとこの立ち上がりが非常にナヨナヨした印象になります。
通常クッションを抜くだけで立ち上がりはよくなりますが、やはり良いDAC、ヘッドホンアンプだとさらに立ち上がりが素直になります。
この辺りは素晴らしい立ち上がりとなっていました。
ただし立ち上がったあとのアタックと減衰処理が若干荒く、弱く感じた点はヘッドホンアンプ部分だろうか。
オペアンプを交換してみたりして好みに調整できるかも。
やはりしっかり立ち上がったら最後の処理まで楽しみたいものです。
ボーカリストの伸びに関しても及第点を余裕を持ってクリア。
ただし、解像度はもちろん高いのですが、ボーカルにかけられたディレイの処理がかなり雑に聴こえるあたり、こういった面での解像度はそこまでかなという印象。
パーカッションの処理同様、ボーカルの減衰処理はかなり甘く聞こえてくる印象です。
そのあたりの処理が存分に感じられないことは残念。
こういう細かい処理の点はさすがにRMEなどの高級DACと比較すると雲泥の差であると再確認させられます。
クレーメル:バイオリンコンチェルト / ★★★★☆
こちらはウエストレックス社のカッティング版ではなく、ノイマンのSX68カッティング版。
レコーディングエンジニアはEduard Schachnasarian。
1933年8月14日生まれのソビエトの録音エンジニア。
かなりレアなレコードですが、こちらも金田式電流伝送ADCにてデジタル化してもらい、音響機器チェックの際は視聴しています。
SX68カッティング版ですが、バイオリンの振動、松脂の感覚はしっかり伝わってきます。
クレーメルの心境の目まぐるしい変化などもしっかり伝わってくるあたり、エンジニアのEduard Schachnasarian氏の意向はしっかりと伝わっています。
ボーイングの速度感もしっかり出ていますし、かなり再現性が高いと感じました。
ただしこの版は演奏と録音が素晴らしすぎてフラットに聞けているかどうかは疑問・・・というのがあるかもしれません。
自作のタンゴアンサンブル / ★★★★☆
自分で録音したので正確なレビューができるかと思いますが、かなり細かいところまでしっかり再現できるいてると感じました。
しかしPowerlight: 創世紀でもお伝えしたとおり、打撃系の減衰処理や低音の減衰処理なんかは、少し弱点になるのかもしれません。
サウンドクラウド内の音源は日本で収録した音源ですが、アルゼンチンのブエノスアイレスのスタジオで収録したバージョンはこちらのアルバムで視聴できます。(6曲目に収録)
対応フォーマット
USB接続時PCM最大96kHz/24bit。
光・同軸デジタル接続時PCM最大192kHz/24bit。
ステレオRCAのアナログ出力、3.5mmステレオミニのヘッドフォン出力が搭載されていますので、これ一台でOK感はすごい。
まとめと総評
外形寸法は、突起部を除き97×99×33mm(幅×奥行き×高さ)、重さ250gで軽い。
ヘッドホンアンプ内臓型のDACってあんまり信頼していなかったけど、パワーも申し分なく、これくらいやってくれると安心して聞けます。
FX-AUDIOには他にも名機がありますが、12Vだったりしており、電源の確保という面では小型なのに結構大変・・・というデメリットがありました。
今回はUSBバスパワーでこれだけ鳴らせるというのはかなり優位性が高いと言えます。
エイジング後の感想
ただもちろん、内臓ヘッドホンアンプというのは聞けばすぐにわかる感じですので、『最強のやつでました!』みたいな感じではないのが正直なところですが、価格を見て納得、満足、大満足といった具合です。
音楽を聴いていたいか?
ここはクリア!OKです!
と初見レビューで書いていました。
数週間使用して、音は大きく変わってきています。
高級オーディオによくある、ガリガリ音がしっかり引っかかる感じが強くなり、少なくとも筆者が普段録音で使っているZOOM F6のヘッドホンアンプ部よりは遥かに高いレベルとなっています。
最近はもうMacに付けっぱなし。
ちなみにM1 Macbook airに繋げるのに筆者はこちらを使用中。
なんとなくですが、有線LANが使えるというのは個人的には結構ポイント。
日常の音楽視聴環境はこれでいい。
よし。
FX-AUDIO- DAC-X3J PRO[ブラック]をヤフーストアで見るちなみにヘッドホンはもちろんHD25。
録音エンジニアの五島昭彦氏も激しく推薦のヘッドホンです。
録音モニターとしても視聴用としてもこれ付けてれば大丈夫な逸品。
SENNHEISER ( ゼンハイザー ) / HD25 密閉型モニターヘッドホン をサウンドハウスで見る付属のDCプラグ-USBケーブルが付属されており、モバイルバッテリーでの駆動がデフォルトで想定されています。
HD25と合わせても2.5万円ほど。
激安でかなり高い水準の視聴環境を手に入れたい方は『買い』です。
分解方法
分解には異なるサイズの六角レンチとプラスドライバーが必要。
このためだけに揃えるのはちょっと大変なので、基本的にユーザーは分解できないようになっています。
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