【フィルム作例】コスパ最強?!Canon 50mm f1.8 L39

コスパ
10.0
シャープネス
8.0
携帯性
8.0
リセール
6.5
所有感
5.5

Canon 50mm f1.8 L39というとコスパの良いオールドレンズとして今なお人気のレンズになっています。

L39アダプターで各種デジタルカメラにも装着可能。

ただし、1950年代のレンズになりますので内部にはクモリがかなり出ているものも多く、状態が良いものを見つけにくいというのも特徴です。

そんな時はカニ目レンチという工具を使うと簡単に分解できるレンズですので、簡単にクモリだけ拭き取ってあげるのもいいかもですね。

クモリを拭き取るだけでかなりくっきりはっきり写るレンズになるので、是非試してみてください。

ただし分解パーツの順番を忘れないように。

簡易紹介:こうたろう

1986年生まれ
音大卒業後日本、スウェーデン、ドイツにて音楽活動
その後金田式DC録音のスタジオに弟子入り
写真・映像スタジオで音響担当を経験しながら本格的な写真技術を学ぶ
現在はヒーリングサウンド専門ブランドであるCuranz Soundsのピアニストとして、また音響エンジニア、フォトグラファーとマルチメディアクリエーターとして活動中
当記事ではフォトグラファーとしての知識とスキルをシェアしていきます

ヒーリング音響専門ブランド
Leica Ⅲf + Canon 50mm f1.8 L39 / ACROS II

近所を散歩しながら撮影したもの。

作例のボディはLeica Ⅲfを使っています。

バルナック型ライカの歴史を辿る / Oskar Barnack

L39マウントなので、Canon Pも使えます。

【Canon P 作例】国産レンジファインダーの最終型?!

Leica Ⅲf + Canon 50mm f1.8 L39 / ACROS II

質感を独特の世界観で再構築させるライカ系のレンズとは違って、リアリティーを追求するタイプ。

Leica Ⅲf + Canon 50mm f1.8 L39 / ACROS II

外なので撮りやすいのはありますが、クモリを撮ってあげるとここまでクリアな感じになります。

逆にクリアすぎて、面白みがないともいえます。

こちらは同じ構図で赤エルマーとエクターで撮影した写真です。

【赤エルマー作例】Elmar 50mm f3.5 (L) Red Scale

Leica Ⅲf + Canon 50mm f1.8 L39 / ACROS II

差し込む夕日を使ってきたねぇキッチンの写真を。

淵の水垢までくっきり写っています。

半世紀以上前だとそれはそれは驚きのレンズ性能だったことが伺えます。

Leica Ⅲf + Canon 50mm f1.8 L39 / ACROS II

室内の長時間露光で撮影しましたが、ごくごく一般の普通の電気。

手持ちで1/30秒だったと思います。

ISO100のフィルムでも手持ち室内撮影までできてしまう。

さすがはレンジファインダー。

一眼フィルムだったらかなり厳しいかもしれませんね。

Leica Ⅲf + Canon 50mm f1.8 L39 / ACROS II

Canon 50mm f1.8 L39は価格もお安く入手できる中古オールドレンズ入門用として最適。

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プロフィール

こうたろう
こうたろう
音大を卒業後ピアニストとして活動。
日本で活動後北欧スウェーデンへ。
アーティストLindha Kallerdahlと声帯とピアノによる即興哲学を研究。
その後ドイツ・ケルンに渡りAchim Tangと共にアルバム作品制作。
帰国後、金田式DC録音の第一人者:五島昭彦氏のスタジオ「タイムマシンレコード」にアシスタントとして弟子入り。
独立後音楽レーベル「芸術工房Pinocoa(現:Kotaro Studio)」を結成。
タンゴやクラシックなどアコースティック音楽作品を多数プロデュース。
大阪ベンチャー研究会にて『芸術家皆起業論~変化する社会の中、芸術家で在り続けるために』を講演。
その後、秋山庄太郎氏後継の写真スタジオ「村上アーカイブス」でサウンドデザイナー兼音響担当として映像制作チームに参加。
村上宏治氏の元で本格的に写真、映像技術を学ぶ。
祖父母の在宅介護をきっかけにプログラムの世界に興味を持ち、株式会社 ジオセンスの代表取締役社長:小林一英氏よりプログラムを学ぶ。
現在はKotaro Studioにて『あなたのためのアートスタジオ』音と絵をテーマに芸術家として活動中。
2023年より誰かのための癒しの場所『Curanz Sounds』をプロデュース。