Bose QuietComfort Ultra Earbuds(第2世代)の魅力と特徴

Bose(ボーズ)から音質に定評のある完全ワイヤレスイヤホンの最新モデル「QuietComfort Ultra Earbuds(第2世代)」が2025年8月7日に発売されました。
競合ひしめくノイズキャンセリング対応イヤホン市場において、BoseはAppleやソニーと並ぶ有力ブランドであり、本製品も「音質」と「静寂」の両立を追求したフラッグシップモデルとなっています。
製品概要・主な特徴

QuietComfort Ultra Earbuds(第2世代)は、いつでもどこでも音楽を楽しみたいユーザーに向けて開発されたBose最新の完全ワイヤレスイヤホンです。
個々の耳の形状に合わせて音を最適化するCustomTuneテクノロジー、世界最高クラスのノイズキャンセリング性能、そして快適な装着感を備え、どんな環境でも音質に妥協することなく感動的なサウンドを楽しめることを目指しています。
価格は39,600円(税込)で、カラーはブラック、ホワイトスモークに加え限定色ディーププラムの3色展開となっています。
防滴性能はIPX4相当で日常の汗や小雨にも対応し、通勤・通学からリラックスタイムまで幅広く活躍。
機能 | 概要 |
---|---|
最高クラスのノイキャン | シリーズ最強の静寂性能。環境に応じて自動最適化。 |
CustomTune | 耳の形を分析し、音質とノイキャンを自動調整。 |
装着感の快適性 | イヤーチップ+バンドで9通りのフィット感を実現。 |
長時間再生 | 本体6時間+ケースで24時間。急速充電も対応。 |
Immersive Audio | 空間オーディオで奥行きある立体サウンドを再現。 |
クリアな通話品質 | 8基のマイク+AIでノイズを除去し声だけを伝達。 |
ワイヤレス充電 | Qi充電対応で置くだけ充電が可能に。 |
Bluetooth 5.3 | マルチポイント対応、aptX Adaptive対応。 |
“史上最高”のノイズキャンセリング性能 – 本物の静寂

QuietComfort Ultra Earbuds第2世代の最大の特徴は、メーカー自身が「ボーズ史上最高峰のノイズキャンセリング性能」と謳う圧倒的な静寂空間を創り出す力です。
初代モデル(QuietComfort Ultra Earbuds, 2023年発売)は発売当時すでに業界随一とも言われるノイズキャンセリング性能を誇り、実環境テストでもトップクラスの静けさを実現していました。
新型ではそこからさらに適応型ノイズキャンセルのアルゴリズムを刷新しAIを導入することで、周囲の騒音環境の変化にリアルタイムで追従・最適化するActiveSense™機能が強化されています。
Bose自身も「ブランド史上最強」を更新するノイズキャンセリングと述べており、静寂を追求する姿勢がうかがえます。
加えて、ノイキャン利用時の不快な圧迫感が少ない点も見逃せません。
他社製ノイズキャンセリングイヤホンでは耳が圧迫されるような「こもり感」を訴える声もありますが、本製品ではそうした副作用が最小限に抑えられており快適に長時間使用できると評価される声もあります。
これはCustomTune技術によるパーソナライズ効果やハウジング設計の工夫により、強力にノイズを消しつつも自然な聞こえ方を維持しているためでしょう。
前世代(第1世代)との違い – どこがアップデート?
初代QuietComfort Ultra Earbuds(※2023年10月発売)から第2世代への進化ポイントも気になるところです。
デザインや基本仕様は大きく変わっていないものの、内部性能とユーザー体験の面で数々の改良が加えられています。
項目 | 第1世代 (2023) | 第2世代 (2025) |
---|---|---|
発売日・価格 | 2023年10月19日発売・初値約39,600円(税込) | 2025年8月7日発売・39,600円(税込) |
カラー展開 | ブラック、ホワイトスモーク(後に限定色追加) | ブラック、ホワイトスモーク、限定ディーププラム |
重量(片耳) | 約6.2g | 約7.7g(内部パーツ追加による微増) |
ノイズキャンセリング | 業界トップクラスのANC性能(CustomTune搭載) | さらに強化されたANC性能(AIアルゴリズム導入で最適化向上 |
音質・音響機能 | Bose Immersive Audio対応、迫力の重低音サウンド | 音質チューニングを改善(フルボディで厚みのあるサウンド) |
通話機能 | マイク計6基搭載、通話品質良好(標準的な雑音低減) | マイク計8基+AI雑音抑制で通話クリア度向上 |
バッテリー駆動 | 最大6時間(Immersive利用時4時間)、ケース込み24時間 | 同左:仕様上の連続再生時間は同等(6+18時間) |
充電方式 | USB-C充電(※ワイヤレス非対応) | USB-C充電 + Qiワイヤレス充電対応 |
Bluetooth仕様 | 5.3(SBC/AAC/aptX Adaptive)、マルチポイント対応 | 同左:Bluetooth 5.3(コーデックも同じ)※Google Fast Pair対応 |
音質と装着感 – 没入感あふれるBoseサウンド

高い静音性と並んで、本機がターゲットとする音質重視派の期待に応えるサウンド面も大きく進化しています。
QuietComfort Ultra Earbuds IIは、従来モデル同様に力強い低音再生と豊かな音場表現を得意とするチューニングながら、中高音域の解像感やバランス調整が改善されました。
Boseらしい迫力の重低音はそのままに全帯域で質の高い音を楽しめます。実際、「低音の迫力はまるでサブウーファーを追加したかのようだ」という声もあるほどで、リズムの効いた音楽や映像コンテンツでは没入感がいっそう高まるでしょう。
また、本モデルのユニークな特徴であるBose Immersive Audio(空間オーディオ)は、音源をまるで目前に広がる立体音響に変換する技術となっており、対応コンテンツでなくともステレオ音源を立体的に拡張し、まるでライブ会場やシアターの中央にいるかのような奥行きのあるサウンド体験が得られます。
ユーザーからも「Immersive AudioをONにした時の没入感は他社製品や従来モデルでは味わえない特別な体験だ」との評価があり、音楽に浸りきりたいオーディオファンにはたまらない機能と言えるでしょう。
Immersive Audio
ただしImmersive Audio使用時はバッテリー駆動時間が約4時間に短縮される点には留意が必要です(オフにすれば通常通り6時間使用可能)。
総じて、QuietComfort Ultra Earbuds第2世代のサウンドは厚みのある迫力サウンドと精細さのバランスが秀逸であり、その音を最大限楽しむための装着感・フィット感も極めて良好です。
音楽鑑賞はもちろん、映画やゲームを臨場感たっぷりに楽しみたい方にも適したオールラウンドな高音質イヤホンと言えるでしょう。