NOKTON 21mm F1.4 Aspherical の実力 a7RⅡにて試写
先日GOOPASSさんでNOKTON 21mm F1.4 Asphericalをレンタルで試写していました。
購入すると約14万円ほどしますが、GOOPASSさんでレンタルすると、16,380円/ 月(Lv3PASS)で1ヶ月丸々お試しできます。
SONY(ソニー) α7R II ILCE-7RM2 ボディは比較的お安くレンタルできますし、中古購入でも探せば状態のいいものが手に入るでしょう。
フォクトレンダー NOKTON 21mm F1.4 Aspherical
フォクトレンダーシリーズはこれまでも使ったことがありましたが、特に50mmのアポランサーは筆者の中ではカメラレンズベスト5に入る最高のレンズでした。
このレンズ最大の特徴になるのが広角なのに結構寄れるところ。
0.25の最短焦点距離はとても魅力的です。
さらに空気感まで伝える描写力はさすがフォクトレンダーです。
色の出方も芳醇な香りを感じます。
寄れるので広角レンズであることを忘れてしまいそうにもなりますが
21mmなので建物、景色はこの通り。
圧巻の迫力で撮影できます。
こちらは神戸北野の異人館。
異人館巡りは神戸の定番観光コースとなっています。
異人館の流れで是非布引ハーブ園にも行ってみてくださいね。
室内ではこんな感じ。
テーブルフォトもいけそう?!
この質感はやはり4000万画素超えのRシリーズの恩恵が強そうですね。
造花ではあるんですが、広角レンズでこういう写真が撮れるのは嬉しいですよね。
今回は映像のサンプルはありませんが、特徴としては絞りがかなり硬めですので、映像では使いにくい人も多いかもしれません。
映像撮影する方はNDフィルターは必ず必要になりますので用意するようにしてください。
NDフィルターはいろんなものがあり迷うかもしれませんが、こちらの可変タイプのものがおすすめ!
撮影しながらサクサク変更できるものではないですし、レンズ本体が560g、Rシリーズなどの重量感のあるカメラとの組み合わせの場合はやはり持ち歩くにはちょっと気合が必要です。
ただしこの描写力ですし、色の出方がフォクトレンダー特有の芳醇な香りが感じられるためかなりシネマティックな質感で撮影できるのではないでしょうか。
また、これだけ寄れるのでポートレート撮影などにも重宝します。
掲載許可をもらえていないので掲載できませんが、工夫次第ではかなり独特なポートレート撮影も可能でした。
とはいえあえてポートレート用として選ぶほどでもないので、フォクトレンダーの質感でポートレート撮影するならやはりアポランサーでしょう。
今回はレンタルでしたが、購入も検討したいほどの素晴らしいレンズでした。
GOOPASSさんでのレンタルがおすすめですが、気に入って購入するという方はマップカメラさんなどの場合は買取などもあり、レンズの入れ替えの際もスムーズに売却することができるので、マップカメラさんもチェックしてみてください。
NOKTON 21mm F1.4 AsphericalはVMマウントのものもありますので、ソニーの方は間違えないようにしてください!
ソニーの方は以下のEマウントのものを購入してくださいね!
フィルターは62mm
執筆:こうたろう / 音楽家・宗教文化研究家
音楽大学で民族音楽を研究。
卒業後ピアニストとして活動。
インプロビゼーション哲学の研究のため北欧スウェーデンへ。
ドイツにて民族音楽研究家のAchim Tangと共同作品を制作リリース。
ドイツでStephan Schneider、日本で金田式DC録音の五島昭彦氏から音響学を学ぶ。
録音エンジニアとして独立し、芸術工房Pinocoaを結成。
オーストリア、アルゼンチンなど国内外の様々なアーティストをプロデュースし、宣材写真や他レーベルのジャケット撮影などフォトグラファーとしても活躍。
写真家:村上宏治氏の映像チームで映像編集&音響を担当。
現在はヒーリング音響を研究するCuranz Soundsを立ち上げ、世界中に愛と調和の周波数を発信中。