【ド定番高級マイク】NEUMANN U87Ai 音質チェック

※この記事は2020年6月27日に更新されました。

高級マイクの代名詞とも言えるU87の音質チェックをしてみたいと思います。

このマイク、欲しくなっても個人では買わないでいいかもしれません。

というのも、たいていのスタジオには超定番マイクとして置いてあるからです。

ステレオペアで揃えようと思ったら70万円になりますから、個人使用でしたらスタジオを借りるなり、レンタルするなりしたほうがいいかもしれません。

今回の音質チェックはノイマンを産んだオーディオ大国ドイツのスタジオで収録した音をお届けしたいと思います。

今回の音質チェックではKM184のマイクも使っていますので、ドイツ伝統のNEUMANNサウンドテスト!

となっています。

ケルンのスタジオ紹介

今回の音質チェックでは、ピアノとコントラバスのデュオ作品という珍しい形態でのテストになります。

共演は、ドイツケルンにて、前衛音楽を中心に活動するAchim Tang氏。

→ Achim Tang 公式ホームページ はこちら

K-30+55mmスターレンズ

収録スタジオはケルンにあるロフトというジャズ系のライブハウス。

→ ケルン:ロフトの公式ホームページ はこちら

ちなみにこちらのスタジオ内写真は筆者が撮影した写真が使われています。

セッティング状況

  • ピアノ:U87
  • コントラバス:KM184
  • ピアノはスタイウェイB型211
  • ADCはFireface UFX II
  • 本ミックストラフミックスの二種類(音源に記載します)

→ スタイウェイB型のDPA4006での収録音源はこちら

その他アンビエンスに補助マイクを置いてますが、基本的には上記二種類のマイクを軸にミックスしています。

録音エンジニアはケルンのロフトで専属契約をしているステファンにお願いしました。

音質チェック

ピアノ(U87)+コントラバス(KM184)

本ミックス版

コントラバスピックアップ(KM184)

ラフミックス版

ピアノピックアップ(U87)

本ミックス版

まとめ

ピアノサウンドは低音域のヌベーとしたドイツ車を運転したときのような底支え感がしっかりと感じられます。

一方でNEUMANNマイクの中でも特に透明感のあるKM184はやはり軽快で軽い印象を与えてくれます。

このコントラストが面白さの一つなのかもしれません。

U87は超定番でyoutubeでも様々なテスト音源をチェックできると思います。

個人で購入するのは微妙・・・

現在はU87をコピー?

とも言われている安価なマイクがたくさん登場していますし、それらの音質も実際そんなに悪くない・・・

例えばこういうの・・・

確かに数十万円の差はあるかもしれないですが、、、現代は優秀なプラグインもたくさん誕生していますし、マルチマイクでのミックスが前提の収録であれば、わざわざU87を選択する理由はあまりないのかな・・・とも思います。

どうしてもこのドイツ車のようなヌベーとしたサウンドが欲しかったり、ボーカリストの声質との相性でU87がよかったりと、特別な理由があれば選択肢として検討してもいいかもしれませんが、ペアで60万円ですので、それだけあれば、他に音質をよくするための設備投資はいくらでもできるので、個人で購入に踏み切るのは微妙です。

ただ、これから「スタジオ経営する」という方は、スタジオやレーベルにU87が入っているのは一つのステータスともなりますので、ペアでなくても名前のためにも一本持っておくべきマイクとなっています。

こんな人にオススメ

・スタジオ経営を始める人
・ライブハウスの経営を始める人
・定番のマイクをどうしても持っておきたいお金持ち

→NEUMANN ノイマン / U 87 Ai スタジオセット コンデンサーマイクはこちら

オススメしない人

・ミュージシャンやボーカリストなどのデモを録音している方
・小規模のスタジオ・ライブハウス
・フリーランスの録音エンジニア
・とにかく個人で購入はあまりオススメしません。

みなさんの参考になれば幸いです。

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