ポッドキャスト技術レコーディング技術

【視聴あり】DPA4060 vs EM158 音声テスト比較

※この記事はPRリンクを含みます。

ZOOM F3 のマイクアンプが素晴らしいため

簡単ですがDPA4060とEM158にて音声の比較テストを行いました。

簡易紹介:こうたろう

1986年生まれ
音大卒業後日本、スウェーデン、ドイツにて音楽活動
その後金田式DC録音のスタジオに弟子入り
プログラミング(C)を株式会社ジオセンスのCEO小林一英氏よりを学ぶ
現在はヒーリングサウンド専門のピアニスト、またスタジオでは音響エンジニア、フォトグラファーなどマルチメディアクリエーターとして活動中
当記事ではプログラマー、音響エンジニアとして知識とスキルをシェアしていきます

DPA4060での音声テスト

DPA4060をサウンドハウスでチェック
ポイント今回はDropbox経由で掲載しています。
Dropbox経由での音声配信の方法はこちらの記事を参考にしてくださいね!

EM158での音声テスト

F3 Field Recorder / サウンドハウスで見てみる

DPA4060のフラット特性はさすがの一言ですね。

EM158はプリモの素子で、無指向性素子の中では大変優秀な素子です。

超高感度小型エレクトレットコンデンサーマイクロホン EM158

XLRアダプターはAKGのものを使用しています。

こちらのアダプターはいろいろなものを試しましたが、AKGのMPA VLは別格。

すべてのミニXLRを変換するためにMPA VLを使用することをおすすめします。

AKG ( アーカーゲー ) / MPA VL をサウンドハウスでチェック

テストの結果から見えること

EM158の威力にまずは驚くかと思います。

同時にDPA4060の繊細さにも驚きます。

どちらがいいということはなく、どちらも素晴らしいマイク、素子です。

ただEM158の素子は250円ですから、それを考慮するとやはりEM158を選択する機会が増えそう。

この辺りはマイクアンプの性能などにも充分左右されるでしょう。

例えばサウンドデバイスのマイクアンプを使ってみるとEM158もまた一段と濃くのある音になります。

【マイクアンプ比較テスト】Sound Devices のマイクアンプを試す

さらなる面白い比較

こちらの記事ではEM158やWM61A相当素子とDPA4006の音比較などを行なっています。

ポイント

Youtube版では実際の映像付きでFX30の内蔵マイクとの比較も行なっています。
是非聞いてみてくださいね!

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こうたろう

音大を卒業後ピアニストとして活動。 日本で活動後北欧スウェーデンへ。 アーティストLindha Kallerdahlと声帯とピアノによる即興哲学を研究。 その後ドイツ・ケルンに渡りAchim Tangと共にアルバム作品制作。 帰国後、金田式DC録音の第一人者:五島昭彦氏のスタジオ「タイムマシンレコード」にアシスタントとして弟子入り。 独立後音楽レーベル「芸術工房Pinocoa(現:Kotaro Studio)」を結成。 タンゴやクラシックなどアコースティック音楽作品を多数プロデュース。 大阪ベンチャー研究会にて『芸術家皆起業論~変化する社会の中、芸術家で在り続けるために』を講演。 その後、秋山庄太郎氏後継の写真スタジオ「村上アーカイブス」でサウンドデザイナー兼音響担当として映像制作チームに参加。 村上宏治氏の元で本格的に写真、映像技術を学ぶ。 祖父母の在宅介護をきっかけにプログラムの世界に興味を持ち、株式会社 ジオセンスの代表取締役社長:小林一英氏よりプログラムを学ぶ。 現在はKotaro Studioにて『あなたのためのアートスタジオ』音と絵をテーマに芸術家として活動中。 2023年より誰かのための癒しの場所『Curanz Sounds』をプロデュース。