【2024年最新〜新製品】躍進を続けるAustrian Audioのおすすめオーディオ製品

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Austrian Audioは、オーストリアのウィーンに2017年に設立されたオーディオ機器メーカーです。

このブランドは、AKGのメンバーで立ち上げられており、AKGが持つビンテージ機器の普遍性を尊重しつつ、現代のニーズに合ったマイクとヘッドフォンを製造しています​

Austrian AudioのCEO、マーティン・サイドル氏はもともとシンガー・ソングライターであり、ウィーンの音楽大学でサウンドエンジニアリングを学びました。

彼は1998年にプロオーディオ機器業界に入り、AKG、JBL、MIDASなどの会社で経験を積みました。

2010年代中頃、ハーマン・インターナショナルが車載オーディオに注力し始めたため、プロオーディオへの熱意を持ち続けたサイドル氏は独立を決意、2017年に同僚たちとAustrian Audioを立ち上げました​​​。

ブランドのコンセプトは、伝統的な音響工学の遺産を守りながら、現代のワークフローに適合する製品を生み出すことです。

例えば、OC818というコンデンサーマイクは、AKGの伝説的なカプセルCK12をベースに設計されており、専用のプラグインやスマホアプリを使って録音後に指向性を変更することができます​​​​。

筆者の評価にはなりますが、OC818はCK12のほぼ完全再現ができているといっても過言ではありません。

また、OC818に代表される製品は、「オープン・アコースティック・テクノロジー」を特徴としており、音の回折や不要な反射/共振を抑制することで、一貫したオープンなサウンドを提供します​

また、同社の製品の約85%はウィーンで手作りされており、設計から組み立て、検査、梱包に至るまで主にウィーンで行われています。

電子部品やチップはアジアから、プリント基板アセンブリはオーストリアのグラーツから調達しています​​。

本日はそんなAustrian Audioの新製品(随時更新予定)やおすすめの音響機器を紹介します。

新製品情報:MiCreator

Austrian AudioのMiCreatorは、高品質なコンデンサーマイクロフォンとシンプルなオーディオインターフェイスを兼ね備えた、USB-C接続の新しいタイプのクリエイティブツールです。

MiCreatorは、優れた柔軟性を提供し、瞬時に高品質なオーディオ録音を開始できるように設計されています。

メインのMiCreator Studioに加えて、オプション扱いのMiCreator Satelliteがラインナップされています。

メインのMiCreator StudioはUSB Type-C端子を通じて最大SPL=130dBで録音可能なコンデンサマイクとなっており、3.5mmのヘッドフォンジャックからモニターできます。

フロントパネルを取り外すと端子類が配置されており、3.5mmケーブルを通じてMiCreator Satelliteと接続。

接続後はステレオレコーディングが可能になります。

また、MiCreator Y-Lavはラベリアマイクで、Austrian Audioが開発したラベリアマイクロフォンです

このマイクは、MiCreator Studioとシームレスに連携し、高いクリエイティブな柔軟性を提供。

MiCreator StudioのLink Connection(In/Outジャック)を介して接続され、ビデオプロジェクトやその他の高品質なオーディオ録音に最適です。

すべてセットになったシステムセットが299ドルですからTikTokerさんやYoutuberさんが気軽に高品質なステレオ録音をするのに最適なシステムであると言えます。

マイクロフォン

Austrian Audio:OD5

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Austrian AudioのOD5は、ドラム、ギターアンプ、木管楽器など特定の楽器用に設計された新しいマイクロフォンです。

このマイクロフォンは、2023年にリリースされ、その優れた音質で注目を集めています。

OD5は、特にライブパフォーマンスやスタジオ録音での使用に最適化されており、これらの楽器の音質を最大限に引き出すことができます。

このマイクロフォンは、Austrian Audioの「オープンアコースティックス」設計を採用しており、これによりマイクカプセルが振動から隔離され、クリアで自然な録音を可能にします。

OD5の音質は、明瞭で豊かな音を再現することで知られており、特に打楽器やアンプからの音を正確に捉えることができます。

プロのミュージシャンや録音エンジニアにとって、このマイクロフォンは信頼性が高く、多様な録音環境での使用に適しています。

OD5のリリースにより、Austrian Audioはその製品ラインナップをさらに拡大し、オーディオ業界での地位を確固たるものにしています。

このマイクロフォンは、音質、機能性、そして価値において、幅広いオーディオ愛好家にとって魅力的な選択肢となっています。

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Austrian Audio:OC7

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OD5と同じく2023年の新製品で、同様の用途で優れた性能を発揮します。

特にOC7はライブパフォーマンスやスタジオ録音での使用に適しており、特にドラムやアンプの音を鮮明に捉えることができます。

Austrian Audioの製品ラインナップの中でも、このマイクロフォンはその品質と性能において特筆すべき存在です。

OC7は、信頼性が高く、幅広い録音環境で優れたパフォーマンスを発揮するため、オーディオ愛好家やプロフェッショナルにとって魅力的な選択肢となっています。

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OD5とOC7の違いと選び方

Austrian AudioのOD5とOC7は、両方とも楽器用にチューニングされたマイクロフォンで、同じ基本的な設計要素を共有していますが、いくつかの重要な違いがあります。

目的と用途にあったマイクを選んでください。

カプセルデザイン

OC7は、Austrian AudioのCC8ペンシルマイク用に開発されたOCC7カプセルを使用しています。

このカプセルは、クラシックなAKG CK1デザインから派生したもので、クリーンで中立的なサウンドが特徴です。

OC7は、その自然な音質と柔軟なEQ応答で知られています​。

OD5は、Austrian AudioのOD505ハンドヘルドステージボーカルマイクに関連しており、より前面に出る音質が特徴です。

特に上中域(約2-6 kHz)にプレゼンスブーストが加えられており、近接効果も豊富です。

OD5はドラムやアンプなどの音源に追加のEQがほとんど必要ないバランスの良いサウンドを提供します。

外観と機能

外見上、OD5とOC7の主な違いは色合いです。

OD5は黒色、OC7は中間の灰色です。

両方のマイクはXLRコネクタを備えており、内部のエレクトロニクスにはファンタムパワーが必要です。

両方に10dBのパッドとハイパスフィルターが搭載されていますが、ハイパスフィルターのカットオフ周波数が異なります(OC7は40Hzと80Hz、OD5は80Hzと120Hz)​

ユニークな設計

OD5とOC7は、サイドアドレスフォーマットで動作するように適応されており、これらのサイドアドレスハウジングは220度回転させることができます​

これらの違いにより、OD5とOC7はそれぞれ異なる音源に適しています。

OC7はより中立的でナチュラルなサウンドを提供し、OD5はより前面に出る音質で、特にドラムやアンプのような音源に適しています。

Austrian Audio:OC16

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Austrian AudioのOC16は、手頃な価格で高品質のサウンドを提供するコンデンサーマイクロフォンです。

このマイクは、大口径のダイアフラムとカーディオイドの指向性パターンを特徴としており、Austrian Audio独自の「オープンアコースティックス」設計を採用しています。

この設計により、マイクカプセルが振動から隔離され、明瞭で自然な録音が可能になっています。

OC16は、特にプロフェッショナルなスタジオ環境での使用に適しており、クリアなオーディオ録音を実現します。

また、そのカーディオイドパターンですので、目的の音源を効果的に捉えることができます。

この辺りの大口径シリーズはAKGの音響を色濃く感じることができます。

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Austrian Audio:OD303

OD303 ハンドヘルド型ダイナミック・ボーカル・マイクをサウンドハウスで最安値を探す

Austrian AudioのOD303は、手頃な価格で高品質なサウンドを提供するマイクロフォンです。

2023年にリリースされたこのマイクは、特にアーティスト、バンド、ポッドキャスターなど幅広いユーザーに向けて設計されています。

このマイクロフォンは、特にボーカルや楽器の録音に適しており、そのクリアなサウンドと柔軟な応用性が魅力です。

OD303は、その手頃な価格と高品質なパフォーマンスにより、さまざまな録音環境や用途に適した選択肢となっています。

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Austrian Audio:OC707WL1とOD505WL1

Austrian AudioのOC707WL1とOD505WL1は、ワイヤレスマイクロフォンカプセルで、ライブパフォーマンスやコンサートでの使用に最適です。

これらのマイクカプセルは、世界中の大規模なパフォーマンスやコンサートで使用されており、トップアーティストによって採用されています。

OC707WL1とOD505WL1は、優れたサウンドクオリティと多様性を提供し、Austrian Audioの製品ラインナップを拡張する重要な要素です。

ワイヤレスの利便性と高品質なサウンドを兼ね備えているため、プロの音響技術者やアーティストにとって魅力的な選択肢となっています。

Austrian Audio:OC818(伝統を守る音)

 Austrian Audio / OC818 Studio Set をサウンドハウスで最安値を探す

Austrian AudioのOC818は、伝説的なAKGの「ブラスリング」CK12カプセルに触発されて開発されました。

CK12はAKGのC12と初期のC414でも使用されているため、往年のAKGサウンドというとこのカプセルの音というイメージの強い方も多いのではないでしょうか。

このカプセルは、ブラウンミュール・ウェーバー原理に基づいた大口径で、独特な音響ラビリンスを特徴としています。

AKGのエンジニアたちが独立して設立されたAustrian Audio。

彼らはCK12の素晴らしい音響特性を再現しつつ、より一貫した製造が可能な新しいカプセル、CKR12を開発しました。

どこかで聞いた話ですが、CK12の特許が切れたことをきっかけにリリースされたという話もあるほど。

OC818はこのこのCKR12カプセルを採用しており、複数の指向パターンやその他の革新的な機能を備えています。

OC818はウィーンで製造され、その品質とイノベーションで高い評価を受けています。

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OC818ステレオペア

OC818 Dual Set Plusをサウンドハウスで最安値を探す

同じAKG出身の新興オーディオメーカーにルイットがあります。

ルイットのマイクロフォンはすべての製品に対してペアマッチを保証していますから、マイクロフォンをそろぞれ別々で購入してもステレオペアで使うことが可能です。

オーストリアンオーディオに関してはすべてのマイクロフォンでのペアマッチは保証していません(とはいえ、個別購入品をステレオペアで使用しても特に問題は起こらなかったです。)ので、OC818をステレオペアで使う場合はマッチされたセットを購入するのが安全です。

OC818 Dual Set Plusをサウンドハウスで最安値を探す

OC818をステレオペアで使用することで往年のジャズ音源のほぼ完全再現が可能となります。

【保存版】ステレオペアレコーディング完全ガイド

OC818をBluetooth接続

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OC818は専用のBluetoothドングルが発売されており、接続することでBluetooth接続が可能になります。

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CC8 Stereo Set

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オーストリア・ウィーンでハンドメイドされたスモールダイアフラムコンデンサーマイクCC8。

伝説的なCK1カプセルからインスピレーションを受け誕生したOCC7カプセルを搭載しており、高SPL対応、トランスレス回路、2段階のハイパス・フィルター/パッドなど、伝統サウンドと最新技術を融合した画期的なマイクロフォンです。

サウンドはナチュラル&オープンなサウンドで、中域から高域はシルクの様な滑らかさを誇ります。

比較できる対象としてはやはりノイマンのKM184でしょうか。

急激な円安前のKM184の価格は今のCC8のペアと同じ価格帯ですからコスパ的にも十分比較に値するかと思います。

【NEUMANN KM 184】各マイク位置でのピアノ音源テストや比較!

ペンシルタイプのマッチされたマイクロフォンとしては非常に使いやすく手軽に、また持ち運びしやすく高音質なステレオ録音を実現することができます。

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ヘッドホン

PG16ヘッドセット

Austrian AudioのPG16は「プロフェッショナルゲーミングヘッドセット」として位置づけられており、同社のヘッドセットレンジの中ではエントリーレベルに位置します。

ヘッドセットの仕様には、コンデンサーマイクロフォンタイプ、多方向性パターン、20Hz-20kHzの周波数応答、-10dBのパッド、60Hzおよび100Hzのハイパスフィルター、25mV/Paの感度、50オームのインピーダンス、カーディオイドで142 dBのSPLが含まれます​

PG16は265gのヘッドセットとメモリーフォームイヤーピースを備え、長時間の使用にも快適です。

また、赤いトリムが施された黒いヘッドセットはスタイリッシュです​​。TRRSジャックプラグの入力口は右耳カップの下部にあり、ケーブルが壊れた場合は交換可能となっています。

Bluetoothやアクティブノイズキャンセル機能はありませんが12Hzから24KHzの広い周波数応答を提供​​。

マイクは柔軟で、話すのに適した位置に調整可能で、簡単にミュートできます。

ゲームの音をオーディオ専門メーカーのヘッドホンで楽しみたい方にはとてもおすすめの逸品です。

Hi-X15 密閉型ヘッドホン

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Hi-X15は、Austrian Audioの特徴であるHi-X(ハイエクスカーション)ドライバーを使用しており、これは44mmのダイナミックドライバーで、銅クラッドアルミニウム製です。

このサイズは、ドライバーが剛性を保ちながらダイナミックなチューニングを維持するのに最適だとされています。

Hi-X15は、25Ωのインピーダンスと113dB/V(約99dB/mW)のSPLを持ち、適度に駆動力を必要とします​。

主にプラスチック製のヘッドバンド構造を共有し、内部にスプリングスチール構造があり、耐久性と信頼性を提供してくれいます。

Hi-X15のイヤーカップは、平滑な金属銀色の仕上げで、Austrian Audioのブランドロゴが背面に刻印されています。

ノイズキャンセリング機能はありませんが、密閉型の性質のため、Hi-X15は一般的に良好な遮音性を持っています。

音響の特徴としてはモニター制度はゼンハイザーのHD25に今一歩及ばないところはあるものの、リバーブなどの残響処理、ディレイのより詳細なモニターなど、現場での録音エンジニアというよりも、スタジオでのマスタリング業務の使い分けの選択肢として非常に有能なヘッドホンであるといえます。

お値段も比較的お手頃価格となっていますので、これから音響を始める方、さらに上級者からプロの方はマスタリング時のプラグインのかかり具合の確認用に最適です!

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Hi-X50 密閉型モニターヘッドホン

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Hi-X50は非常にコスパの良いモデルです。

44mmドライバーは、クラス最強とされる磁場を持つリングマグネットシステムと銅被覆アルミニウム製ボイスコイルを使用しており、迅速かつ正確なボイスコイルの動きと最小限の揺れを実現します。

理論的には、これにより不要な着色や歪みも軽減されます​

Hi-X50は25オームのインピーダンスを特徴とし、最大音量は103dB SPL以上で、かなりパワフルです。

イヤーパッドは取り外し可能で交換可能であり、左イヤーカップの底部に取り付けられた3メートルのケーブルも交換可能。

快適さに関しても、Hi-X50は非常に優れており、長時間のセッションでも疲れにくい快適なリスニング体験を提供します​​。

本格的にモニター環境をヘッドホンで構築する方はまずはHi-X50で間違いありません。

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Austrian Audio Hi-X50

Austrian AudioのHi-X50は、オンイヤーで44mmダイナミックドライバーを搭載した密閉型ヘッドフォンです。

密閉型のヘッドホンなので、現場でのマイキングモニターに最適です。

Hi-X50は、非常に素直なミッドレンジを提供し、マスキングの問題や共鳴制御に優れた参照基準として機能します。

ベースレスポンスは適度で、ハイレンジも同様にバランスが取れています。

プラッシュなイヤーカップは疲れにくく、長時間の使用にも適しています。

44mmドライバーは、リングマグネットシステムを使用し、銅被覆アルミニウム製ボイスコイルを動かしており、これにより、迅速かつ正確なボイスコイルの動きと最小限の揺れを実現し、望ましくない着色や歪みを極限まで軽減してくれます。

同じく密閉型のモニターヘッドホンであるゼンハイザーHD25と比較すると、HD25はパンチの聴いたリスニング用途にも使える繊細さを含んだモニターヘッドホンであるのに対し、Hi-X50はHiシリーズ特有のリバーブやディレイの要素をより詳細にモニターする付加価値も備わっています。