【2025年版】プロが厳選完全ワイヤレスイヤホンのおすすめ13選 人気の高音質モデル

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完全ワイヤレスイヤホンは年々進化を遂げ、高音質やノイズキャンセリングなど、多彩な機能を備えたモデルが続々と登場しています。

今回は、プロの視点から2025年におすすめしたい完全ワイヤレスイヤホン25選をご紹介します。

イヤホン選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

結論

後述しますが2024年10月以降で今買うならオーディオテクニカ ATH-CKS50TW2 はかなりバランス力に優れておりおすすめです!

Profile

この記事を担当:こうたろう(音楽家)

1986年生まれ
音大卒業後日本、スウェーデン、ドイツにて音楽活動
ドイツで「ピアノとコントラバスのためのソナタ」をリリースし、ステファン・デザイアーからマルチマイクREC技術を学び帰国
金田式DC録音のスタジオにて音響学を学ぶ
独立後芸術工房Pinocoaを結成しアルゼンチンタンゴ音楽を専門にプロデュース
その後写真・映像スタジオで音響担当を経験し、写真を学ぶ
現在はヒーリングサウンド専門の音楽ブランド[Curanz Sounds]を立ち上げ、ピアニスト, 音響エンジニア, マルチメディアクリエーターとして活動中
当サイトでは音響エンジニアとしての経験、写真スタジオで学んだ経験を活かし、制作機材の解説や紹介をしています。
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Profile

【さらなる専門家の監修】録音エンジニア:五島昭彦

学生時代に金田明彦氏に弟子入り。
ワンポイント録音の魅力に取り憑かれ、Panasonic半導体部門を経て、退職後金田式DC録音の専門スタジオ:タイムマシンレコードを設立。
ジャズは北欧系アーティストを中心に様々な美しい旋律を録音。
クラシック関係は国内外の様々なアーティストのレコーディングを担当しており、民族音楽にも精通。
現在は金田式DC録音のDSDレコーディングを中心にアコースティック楽器の収録を軸に活動中。
世界で唯一、金田明彦氏直系の弟子であり、金田明彦氏自らが手がけた金田式DC録音システムを使用している。

完全ワイヤレスイヤホンを選ぶポイント

オーディオは入り口と出口が重要です。

イヤホンは出口になるわけですが、入り口と違って、オーディオの出口はどうしても価格と音質が比例関係になってきます。

つまり、ある程度のコスパは見込めますが、マイクロフォンとは違って爆発的なコスパは見込めません。

そのため、しっかりとした選定と、高音質を目指すのであればしっかりとした予算が必要になってくるわけです。

音質の重要性

高音質はイヤホン選びの最重要ポイントです。

ちなみに2025年時点では、やはりまだまだ有線での高級イヤホンが音質は上です。
昨今は3.5mmに加えてバランス4.4mmジャックもあり、シンプルに音質だけを優先する場合は有線を選択するようにしてください。

3.5mm有線イヤホンはこちら!

低音から高音までバランスよく再生できるモデル、また、ワイヤレスイヤホンの場合、通信できる音質もしっかり選ぶ必要があります。

音質にはコーデックという概念があります。

以下はコーデックの一覧になります。

最高音質を求めるのであれば、LDAC対応のものを選びましょう。

コーデック 特徴 遅延 用途
SBC 標準的なBluetoothコーデック。音質は一般的で、低ビットレートでは音の細かい部分が失われる。 約220ms (0.22秒) 基本的な音楽鑑賞には問題ないが、高音質や低遅延を求める用途には不向き。
AAC SBCよりも音質が向上し、遅延も少ない。主にApple製品で採用されている。 約120ms (0.12秒) iPhoneユーザーには特におすすめ。高音質なリスニング向け。
aptX Androidスマホで広く採用されている標準的なコーデック。SBCよりも音質が良い。 約70ms (0.07秒) 音楽リスニングやビデオ視聴に適したバランスの良い選択肢。
aptX LL 非常に低遅延のコーデックで、映像と音声のズレが少ない。 約40ms (0.04秒) リアルタイムアプリケーションやゲーム、映画鑑賞に最適。
aptX HD aptXの高音質バージョンで、ハイレゾ相当の音質を再生可能。 約130ms (0.13秒) 高音質を重視する音楽鑑賞に最適。
aptX Adaptive 低遅延、高音質、接続安定性を実現したバランスの良いコーデック。 約50〜80ms (0.05〜0.08秒) 幅広い用途に対応できるオールラウンドなコーデック。
LDAC ソニーが開発した高音質コーデック。最大990kbpsのビットレートで伝送可能。 約200ms (0.2秒) 高解像度オーディオを楽しみたい場合に最適。特にソニー製品との組み合わせで効果的。

ノイズキャンセリング機能

騒がしい環境でも音楽に集中したい方には、ノイズキャンセリング機能が必須です。

ただし、注意したいのが、ノイズキャンセリングを追い求める理由。

昨今はあえてノイズキャンセル性能を低くしたり、あえて搭載していないモデルもあります。

例えば主に運転中に使用する方。

周囲の音を遮断させてしまうのは危険です。

特に自転車の方は、周囲の音を無意識に取り入れながら状況を把握して運転しなければいけませんので、ある程度周囲の音が入った方が安全。

用途に合ったノイキャン性能のものを選びましょう。

バッテリー持ち

長時間の利用にはバッテリー持ちが良いモデルがおすすめ。

通勤・通学や旅行でも安心です。

これも値段相応になってきます。

防水・防塵性能

スポーツやアウトドアでの使用には、防水・防塵性能が重要です。

他にも入浴中に使用する場合は防水モデルが必須となってきます。

ただし、最高音質で完全防水は両立できないため、お風呂での簡易的な視聴と割り切っての購入がいいでしょう。

お風呂で視聴する場合はBluetoothスピーカーも選択肢としておすすめです。

防水スピーカーはこちら!

主に室内のみで使用する目的の場合はあまり重視する必要はありません。

ドライバーの種類とは?

イヤホンの心臓部ともいえるドライバー部分は、どれを選択するかによってそのイヤホンのキャラクターが大きく変わります。

ドライバーの種類 特徴 メリット デメリット
ダイナミックドライバー 大きな振動板と磁石を使用して音を生成。低音の再現力が高く、迫力あるサウンド。
  • 低音の再現力が高い
  • エネルギー効率が良い
  • 比較的コストが低い
  • 高音の精細さが劣る場合がある
  • 音漏れしやすい可能性がある
バランスドアーマチュア(BA)ドライバー 小型のドライバーで高音域の再現に優れる。針状のアーマチュアが音を生成。
  • 高音の解像度が高い
  • 複数のドライバーを搭載できる
  • 低音の再生能力が劣る
  • 高価格帯の製品が多い
ハイブリッドドライバー ダイナミックドライバーとBAドライバーを組み合わせ、幅広い周波数帯域をカバー。
  • 低音から高音までバランスが良い
  • それぞれのドライバーの特性を活かしたサウンド
  • 製品が高価になりがち
  • 音のつながりが不自然になることも
プレーナーマグネティックドライバー 薄い振動板と磁石で音を生成。高解像度でクリアなサウンドを実現。
  • 音の歪みが少ない
  • 周波数特性がフラット
  • サイズが大きくイヤホンにはあまり使用されない
  • 高価な製品が多い
骨伝導ドライバー 振動を通して骨を介して音を伝える。耳を塞がずに使用可能。
  • 周囲の音を聞きながら使用できる
  • 耳の健康に配慮したデザイン
  • 低音の再現が難しい
  • 音質が他のドライバーに劣る場合が多い

【まずはこれだけ】王道のおすすめワイヤレスイヤホン3選

オーディオテクニカ ATH-CKS50TW2

コスパGOOD

前モデルを視聴したことがありますが、この価格にしてはかなりしっかりしたイヤホンであるという印象です。

2024年9月に新モデルがでました、価格も高くなっていますが、機能面も大幅にアップしています。

マグネットでイヤホン同士がくっつくので片方だけなくすなどのトラブルが防止されます。

また、連続最大65時間再生を誇り、急速充電にも対応しているため、5分間の充電で90分再生できます。

防水機能もIP55 にアップしており、急な雨でも問題なし。

まさに全部盛りのようなイヤホンでおまけにオーテクという国産ブランド。

今買うならこのオーディオテクニカ ATH-CKS50TW2 が最もバランス力に優れた製品であるといえます。

最安値を探してください

例えばeイヤホンやRock onでは状態のいい中古もでることもありますし、サウンドハウスさんはやはり音響業界では最安値となることが多いのが特徴です。

ATH-CKS50TW2~(eイヤホンで価格チェック) ATH-CKS50TW2 BK ブラック 完全ワイヤレスイヤホン(サウンドハウス)
Sennheiser MOMENTUM True Wireless 4

王道のゴール

ゼンハイザーのワイヤレスイヤホンはやはり高いだけあって、最高です。

イヤホンに限らず、ゼンハイザーの製品は基本的に外れがありません。

コスパという面で見るとどうしてもトップブランドの維持がありますから、価格相応にはなりますが、かけた金額に対しての裏切りもないのが特徴。

最高の一本を探しているなら選択肢としては外せません。

新たな最新コーデックLC3搭載(LC3とAuracastは発売後のファームウェアアップデートにて後日対応予定)

LC3はBluetoothオーディオの最新コーデックで、Bluetooth 5.2から導入された「LE Audio(Low Energy Audio)」に対応しています。

このコーデックは、低消費電力で高品質な音声伝送を実現することを目的としています。

LC3はより低遅延な性能を発揮してくれますので、画面とのズレをほとんど感じません。

そのため、ゲームする人にはばっちりです。

以下の表で、LC3とLDACの主な違いや、それぞれのメリットとデメリットをまとめています。

特徴 LC3 LDAC
音質 低ビットレートでも高音質を維持。特に音声通話や低ビットレート環境で優れる。 最大990kbpsの高ビットレートで高音質を実現。ハイレゾ音源にも対応可能。
ビットレート 16kbps〜345kbps 330kbps、660kbps、990kbpsの3つのモード
遅延 低遅延でリアルタイム性が高く、ゲームやビデオ通話に適している。 やや遅延が大きいため、ゲームやリアルタイムコミュニケーションには向かないことがある。
消費電力 Bluetooth LE Audioを使用するため、低消費電力でバッテリー持続時間が長い。 高ビットレートでは消費電力が増加しやすい。
互換性 Bluetooth 5.2以降のデバイスでサポートされる。 主にソニーのデバイスや一部のAndroidデバイスでサポート。
メリット
  • 低ビットレートでも高音質
  • 低遅延でリアルタイム性が高い
  • 消費電力が少なくバッテリー寿命が長い
  • ハイレゾ音源を楽しめる
  • 高ビットレートで高音質を実現
  • ソニー製品との親和性が高い
デメリット
  • ハイレゾ音源のサポートが限定的
  • 新しいBluetoothバージョンが必要
  • 遅延が発生しやすい
  • 高ビットレート時のバッテリー消費が多い
  • 対応機器が限定的
MOMENTUM True Wireless 4(eイヤホンで価格チェック)
JBL TOUR PRO 3 ワイヤレスイヤホン

JBLのフラッグシップ

オーディオ製品というのは不思議なもので、ブランド発祥国のキャラクターがしっかり出ます。

JBLはアメリカブランド。
アメリカらしいガッツのあるサウンドを楽しめます。

高性能なチップセットにより、アルゴリズムを最適化し、残響や音のディテールをよりリアルで精確に再現する空間サウンドを実現。

映画、音楽、ゲームの3つのモードごとに異なる音響チューニングを施し、それぞれの体験を最大限に引き出します。

また、ヘッドトラッキング機能を搭載しており、簡単なキャリブレーション設定により、臨場感あふれる没入体験を提供してくれます。

ライブ映像やスポーツ観戦では、音の方向感を楽しむことで、より一層のリアリティを感じられます。

JBL TOUR PRO 3(eイヤホンで価格チェック)

2万円以下で狙うおすすめワイヤレスイヤホン4選

AVIOT TE-W1

アビオット

AVIOTは、ワイヤレスオーディオ市場が急成長を遂げていた2010年代後半に設立された日本発祥のブランドです。

設立当初から、日本の音楽プロデューサーやエンジニアと連携して製品のチューニングを行い、日本人のリスニングスタイルに合わせた音質を提供しています。

これにより、J-POPや邦楽を中心とした音楽のリスニング体験を向上させることに成功し、国内での人気を獲得しました。

音場が広く、2万円を切る価格でしっかりハイエンドキラーとして君臨しています。

日本人の声優がボイスガイダンスをしているなど、国産色をしっかり出しているところもポイント。

日本人の耳の形状にフィットするように設計されていますので、フィット感を何よりも重視する方はAVIOTはかなり狙い目です。

TE-W1(eイヤホンで価格チェック)
Anker Soundcore Liberty 4 Pro

安定のchina

アンカーといえば、モバイルバッテリーなどで、Amazonのセール祭り常連ブランドとなっています。

中国企業の中でも中国バブルを生き残ったトップブランドは世界屈指の性能とコスパを誇ります。

アンカーもその一つ。

7つのセンサーが環境音やノイズを1分間に180回検知し、シーンごとに最適なノイズキャンセリングを行ってくれます。

5分間の充電で約4時間分の再生が可能な急速充電にも対応。

高いノイズキャンセリング機能を搭載し、二基ドライバーも搭載。

ギリギリ2万円を切る価格帯としては非常にコスパの高いモデルとなります。

Soundcore Liberty 4 Pro(eイヤホンで価格チェック)
Sennheiser bluetooth CX Plus True Wireless SE 

ゼンハイザーの入門イヤホン

音のキャラクターはしっかりとゼンハイザーで機能を絞ったモデルとなっています。

基本性能は申し分ないレベルですが、音楽鑑賞となると、もっと上を目指したくなることでしょう。

2万円を切る価格で販売されていますので、入門用としては最高の選択肢となります。

オーディオブックや映画鑑賞に気軽に使えて便利ですね。

HUAWEI FreeBuds 5

原音に忠実なサウンド

人間工学を徹底追及してたどり着いたインナーイヤー型のイヤホン。

中国のハイテク技術が詰まっています。

美しい曲線デザインも魅力です。

調べた限りでは、Amazonが最安値となっていました。

やはり中国系ブランドの商品はAmazonが最安値となるケースが多いですね。

1万円以下で狙えるハイコスパおすすめワイヤレスイヤホン4選

ソニー 完全ワイヤレスイヤホン WF-C510

お手軽にソニーブランド

この価格ながら、マルチポイント接続や、5分の充電で1時間再生など、高機能とは言えませんが、抑えるところはしっかり抑えるあたりはさすがソニー。

ノイズキャンセリング等もついていないので、自転車の運転中や、お料理の最中にも便利に使用することができますね。

本体4.6g ケース31gの超軽量小型 小型ながら高いバッテリー性能 コンパクト設計で22時間再生。

防滴 防滴性能IPX4なので、突然の雨や、汗などにも問題なく使用を続けることができます。

Anker Soundcore P40i

さすがのコスパ!

さすがはコスパの国、中国。

この価格でウルトラノイズキャンセリング が搭載されており、周囲の騒音レベルに応じてノイズキャンセリングの強さを自動で調節してくれます。

最大60時間の長時間再生に加えて、10分間の充電で約5時間分の再生が可能な短時間充電にも対応しています。

価格からは考えられないほどの多機能で、音質ももちろんハイエンドモデルには届きませんが、価格を上回るレベルを保っています。

オーディオテクニカ ATH-SQ1TW2

防水 IPX5のハイコスパモデル

独特なデザインが特徴的な国産オーディオテクニカのハイコスパワイヤレスイヤホン。

光るL /R表示で左右を間違えにくく、左右がわからないイライラを解消します。

充電ケースの電池残量が一目でわかるLEDインジケーターも搭載し、使いやすさにフォーカスしています。

こちらもオーテクのキャラクターがしっかり感じられるモデルとなっており、1万円を切る価格帯ではコスパが非常にいいものとなっています。

JBL WAVE BUDS 2

比較的新しいモデル

2024年10月発売の比較的新しいハイコスパモデル。

ハイコスパモデル初のアクティブノイズキャンセリングを搭載。

手に取りやすい価格帯ながら、音質面は妥協せず、約8mm径のダイナミックドライバーを搭載。

充電時間10分で約3時間の再生が可能な急速充電にも対応し、ハイコスパの中にいろいろギリギリ詰め込んでくれています。

【個性が光る】独特なデザインのおすすめワイヤレスイヤホン2選

JBL SOUNDGEAR SENSE

耳をふさがない

空気伝導方式によるオープンスタイルを採用しており、音波による鼓膜の振動を通して音を聴くため独特のデザインとなっています。

かなりしっかり装着できるので、ジョギングやエクササイズに適しています。

マイク性能もいいので、WEB会議などにも重宝します。

水月雨 MoonDrop Space Travel

かなり個性的なデザイン

水月雨(すいげつあめ)は、2015年に設立され、プロダクトイノベーション、工業製品デザイン、技術研究開発、大規模生産、多チャネルマーケティングが一体化したテクノロジー企業です。

非常にコスパのいいイヤホンとしても有名ですので、気になる方は一度試してみてはいかがでしょうか?

水月雨は他のラインナップも個性的なアプローチ、コンセプトのものが多いです。

有線タイプのものも有名です。