【2024年版】おすすめDSD対応DACランキング〜DSD再生の最安値

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高音質で音楽を楽しみたいと考えているオーディオファンにとって、DSD(Direct Stream Digital)音源を高音質で再生するためには、高性能なDAC(Digital-to-Analog Converter)が必要です。

本記事では、DSD音源を最高のクオリティで楽しむためにおすすめのDACを紹介します。

初心者からプロフェッショナルまで、どんなユーザーにも適した製品を取り上げます。

Profile

この記事を担当:こうたろう

1986年生まれ
音大卒業後日本、スウェーデン、ドイツにて音楽活動
ドイツで「ピアノとコントラバスのためのソナタ」をリリースし、ステファン・デザイアーからマルチマイクREC技術を学び帰国
金田式DC録音のスタジオにて音響学を学ぶ
独立後芸術工房Pinocoaを結成しアルゼンチンタンゴ音楽を専門にプロデュース
その後写真・映像スタジオで音響担当を経験し、写真を学ぶ
現在はヒーリングサウンド専門の音楽ブランド[Curanz Sounds]を立ち上げ、ピアニスト, 音響エンジニア, マルチメディアクリエーターとして活動中
当サイトでは音響エンジニアとしての経験、写真スタジオで学んだ経験を活かし、制作機材の解説や紹介をしています。
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DSDとDACの基礎知識

DSDとは?

DSD(Direct Stream Digital)は、ソニーとフィリップスが開発したデジタルオーディオフォーマットで、CDのPCM(Pulse Code Modulation)方式よりも高いサンプリング周波数を持ち、より細かい音の再現が可能です。
そのため、より自然で高音質な音楽再生が期待できます。

DACとは?

DAC(Digital-to-Analog Converter)は、デジタル信号をアナログ信号に変換する装置です。
オーディオ機器において、デジタル音源をアナログスピーカーで再生するために不可欠な役割を果たします。
特に高音質を求める場合、優れたDACは非常に重要です。

当然のことながら、優れたDACはそれなりのお値段がかかってきます。

しかし、DACというのは業界定番チップというものがあり、自作するのもそこまで難しくないほど簡単なパーツのはめ込みで完成します。

つまり、安価なDACであったとしても、間違いないチップを使用さえしていれば、高級なDACと同等かそれ以上の性能を手に入れることができるというわけです。

アンプ部分

DACそのものには様々な機能がオプションで付属します。

フィルタリングオプション、ボリュームコントロール、ヘッドホンアンプ機能など、用途に応じた機能を備えているか確認してください。

よくある間違いがヘッドホンアンプの有無。

DACを買ったからPCで高音質音源が聞ける!と思ったのにヘッドホンアンプは搭載されていないモデルだったというものです。

DACそのものは自然故障しにくいですが、アンプ部分というのは故障しやすいため、メーカー側もできれば分けて販売したいものですし、オーディオマニア側も気に入ったヘッドホンアンプがあれば、それらと組み合わせてコーディネートしたいものです。

DACとアンプがセットでいいのか?分けて購入するのか?しっかり把握しながら間違いないものを選びましょう。

おすすめランキング

ここからはおすすめランキングということで、実際に知っている機種を含めスペックやパーツなどをみておそらく間違いないものだろうというもの、+比較的安価に購入できるものをピックアップしています。

中華製が安かろう悪かろうの時代はとっくの昔に終わっています。

今や、オーディオ視聴は中国の深圳が世界最高峰の聖地とまで言われるほど。

中華製のDACは積極的にチャレンジしていきましょう。

K​​ORG ​コルグ ​USB DAC ​DS-DAC-10R

ADコンバータには、1-BIT STUDIOレコーダーMR-2000Sと同じPCM4202(TI製)を採用。

フォノ アンプのプリ段回路にはOPA1662(TI製)、薄膜高分子積層コンデンサ(PMLCAP®/Rubycon製)などの高性能パーツを使用し、フォノ・カートリッジの性能をフルに活かします。

また、DAコンバータは、MR-2000SやDS-DACシリーズと同じCS4398(Cirrus Logic製)。

DS-DAC-10Rも「音に色をつけず、原音を忠実に再現する」ことをモットーとする、コルグの音を継承するものとなっています。

2.8224MHz、5.6448MHzのDSDファイルの「DSDネイティブ再生」に対応しています。

お手持ちのレコードをデジタル化するのにも最高の相棒になります。

レコードのデジタル化は1bitのDSDで行ってください。

レコードの質感を最大限まで感じられるはずです。

こちらはサウンドハウスさんでも取り扱いがあるため、最安値価格を必ずチェックしてくださいね!

KORG ( コルグ ) / DS-DAC-10R USB-DACをサウンドハウスでチェック

Rock oNさんでの価格はこちら。

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SOUND WARRIOR 高機能 USB D/Aコンバーター

リニアPCM44.1k~384kHz/16~32bit、DSD2.8M~11.2MHzの再生に対応。

DACには音質に定評のあるESS Technology製 高性能オーディオ用DAC IC「ES9018K2M」を搭載しており、安心の音質を提供してくれます。

SOUND WARRIORは日本製。

ヘッドホンメーカーでもあるため、ヘッドホンアンプへの強いこだわりも感じます。

これ一台であなたのオーディオの夢は実現します。

最高音質と日本製の安心感に包まれながら高音質音源を心ゆくまでお楽しみください。

TOPPING E30 II 2

AK4493Sチップですので音質は問題ないでしょう。

小型高性能DACです。

PC、タブレット、スマートフォンとの接続に対応しています。

USBハードウェアは、カスタマイズされたXMOS XU208とThesyconドライバをベースにしています。

さらに、この入力は極めて低いジッターレベルを決定します。

DAC AK4493Sとの組み合わせで、32bit 768kHz PCMおよびDSD512に対応します。

S.M.S.L SU-6

  •  ESSテクノロジーハイエンドD / AチップES9038Q2Mを内蔵します。
  • ▶ Qualcommの最新のBluetoothチップは、LDAC 24bit / 96kHz、APTX / HD、SBC、AACをサポートしています。
  • ▶ 4個ハイエンドデュアルオペアンプOPA1612と多数のオーディオグレードコンポーネント。
  • ▶ 第2世代のXMOSソリューションはDoP256とネイティブDSD512をサポートし、PCMは最大32ビット/ 768kHzをサポートします。すべての入力ポート(Bluetoothを除く)はDSD伝送をサポートし、同軸および光はDoP64をサポートします。
  • ▶ 第2世代のXMOSソリューションはDoP256とネイティブDSD512をサポートし、PCMは最大32ビット/ 768kHzをサポートします。

Denon プリメインアンプ PMA1700NE DSD

予算があるオーディオ好きはこちらです。

11.2 MHz DSD、384 kHz / 32 bit PCM 対応USB-DAC機能

PMA-1700NEは、PCと直接接続できるUSB-B入力を搭載。

11.2 MHz DSD、384 kHz / 32 bit PCMに対応しています。

DSDの伝送方式はASIOドライバーによるネイティブ再生とDoP(DSD over PCM Frames)に対応。

PC側のジッターを多く含んだクロックを使用せず、PMA-1700NEの超低位相雑音クロック発振器によって生成されるマスタークロックで制御を行うアシンクロナスモードにも対応しています。

超低ノイズ可変ゲイン型プリアンプ&高精度な電子ボリュームコントロール!

まとめ

DSD音源は限られたサイトでしか配信されていません。

今は正直レコーディングエンジニア側もPCMに変換してからの編集となるため、リリースという意味ではワンポイント録音かペア録音のシンプルなクラシック音源のみという印象が強いのが本音です。

コンテナ概念のない1bitデジタルのため、マルチレコーディングのハードルは非常に高く、今後も普及していくかは疑問視されるところではありますが、確実に情報量はレコードに近いものがあります。

お手持ちのレコードのデジタル化としては最高の方法となるでしょう。

まさにデジタルレコードという名にふさわしいDSDの音質を是非体験してみてください。

ヘッドホンは特にこだわりがなければまずはHD25を使ってみることをおすすめします。

装着感に好みはあるでしょうが、音質そのものに異を唱える人は間違いなく少数派でしょう。

HD25 PLUS モニターヘッドホン / サウンドハウス