日常生活で使う音響最新オーディオ情報

【北欧のおしゃれなレコードプレーヤー】ミニマルデザインの透明ターンテーブル

Transparent(2012年に設立)のレコードプレーヤーでモダンなデザインでトラディショナルな空間を演出するのはいかがでしょうか?

スウェーデンを拠点とするオーディオブランドトランスペアレントは、洗練されたデザインと高品質な音響性能で知られています。

同社の製品は、シンプルで透明なデザインを特徴としており、アルミニウムとガラスなどの耐久性のある素材を使用しているのが特徴。

「サーキュラーエコノミー」を目指しており、製品が長持ちするように設計されています。

同社の創設者はPer Brickstad、Magnus Wiberg、Martin Willersで、オーディオ機器をインテリアデザインの一部としながら、優れた音質を提供することを目指しています。

彼らのデザイン哲学は多くの賞を受賞しており、Wallpaper* Design Awardsなどもその一例です​。

日照時間が短い北欧で創られる製品は、在宅時間が長いため、家具や家電のデザインなどおしゃれで、インテリアとの調和が取れた製品が多いのが特徴です。

おしゃれなレコードプレーヤー

スウェーデンのオーディオブランド、Transparentは、2019年からシースルー・スピーカーでミニマリストの心をつかんできました。

彼らの最新モデルであるトランスペアレント・ターンテーブルは、このミニマリスト美学へのこだわりをさらに強調しています。

このターンテーブルは、他の製品とは一線を画しており、強化ガラスの平面、ホワイトまたはブラックのアルミニウム製パーツで構成されており、まるで「存在しないかのような」デザインアプローチを取っています。

このターンテーブルの魅力は、その美しいデザインだけではありません。

内蔵フォノステージとクアルコムのBluetoothチップにより、ワイヤレスストリーミングが可能になっている点です。

また、入力ポートは、ガラス製のベースの下に目立たないように配置。

すっきりとした見た目を維持しています。

ベルト駆動のプラッターと、アルミニウム製トーンアームにOrtofon OM5Eカートリッジを搭載しているため、見た目とパフォーマンスの両方を兼ね備えています。

さらに、長期間に渡りこの美しい製品と付き合い続けるために大切なこと、それが、このターンテーブルはモジュール構造となっていること。

モジュール構造になっているおかげで、修理やアップグレードが必要なときもユーザー自身が簡単に分解できるという特徴をもっています。

そのデザインは、オーディオコンポーネントとデザインオブジェの境界を曖昧にし、Z世代が感じるヴィンテージテクノロジーへのノスタルジアに応えています。

トランスペアレント・ターンテーブルの小売価格は1,300ドルで、MoMAやブルーミングデールズ、MRポーターなどの一部店舗、そしてブランドのオンラインショップで購入可能となっています。

こうたろう

音大を卒業後ピアニストとして活動。日本で活動後北欧スウェーデンへ。 アーティストLindha Kallerdahlと声帯とピアノによる即興哲学を研究。 その後ドイツ・ケルンに渡りAchim Tangと共にアルバム作品制作。 帰国後、金田式DC録音の第一人者:五島昭彦氏のスタジオ「タイムマシンレコード」にアシスタントとして弟子入り。 独立後音楽レーベル「芸術工房Pinocoa(現:Kotaro Studio)」を結成。 タンゴやクラシックなどアコースティック音楽作品を多数プロデュース。 大阪ベンチャー研究会にて『芸術家皆起業論~変化する社会の中、芸術家で在り続けるために』を講演。 その後、秋山庄太郎氏後継の写真スタジオ「村上アーカイブス」でサウンドデザイナー兼音響担当として映像制作チームに参加。 村上宏治氏の元で本格的に写真、映像技術を学ぶ。 祖父母の在宅介護をきっかけにプログラムの世界に興味を持ち、株式会社 ジオセンスの代表取締役社長:小林一英氏よりプログラムを学ぶ。 現在はKotaro Studioにて『あなたのためのアートスタジオ』音と絵をテーマに芸術家として活動中。 2023年より誰かのための癒しの場所『Curanz Sounds』をプロデュース。