【2026年最新版】“音が良くて安い!”オーディオミキサーおすすめ|失敗しない選び方と用途別ベスト

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“音が良い”オーディオミキサーはこんな人におすすめ!

  • 配信やポッドキャストでクリアな声安定したUSB接続を重視する人
  • 弾き語り・小編成の宅録で低ノイズのマイクプリ使いやすいEQを求める人
  • 小規模ライブでAUX(モニター返し)外部エフェクトを柔軟に使いたい人
  • BGM・効果音・マイクなど複数ソースの音量を直感的に手元でコントロールしたい人
  • 機材を持ち運ぶことが多く、堅牢性とコンパクトさを両立させたい人
  • 将来の拡張に備えて、入力数に余裕(目安:必要数×1.5)を確保したい人
  • 配信・録音・簡易PAを1台でまとめて運用したい人(内蔵FXやミュート/フェーダー重視)
逆に、大規模現場(多数チャンネル・高度なシーン管理)や、2in/2outで十分なソロ宅録には不向きです。 その場合は専用デジタル卓シンプルなオーディオインターフェイスを検討した方が効率的です。
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ミキサーは、ライブ配信やYouTubeなどのクリエイティブ活動を始める多くの方々にとって、信頼性の高く、あると便利なアイテムの一つです。

ミキサーはもちろんマイクロフォンの音の良し悪しとは、マイクロフォンそのものも重要ですが、マイクプリと回路設計/電源設計でほぼ決まります。

ただし“良い音=高価”ではありません。
これは21世紀に入ってからの常識になっており、昨今は特に安くても良い音、高くても微妙な音、というのがはっきりと分かれています。

なので、実際に音を聞いてみないとわからないというのは、昭和アナログ時代ではあまりなかったお宝探しのような楽しさがあるわけです。

でも実際に、音のプロが、「この機材は良い音だよ」とアドバイスしてくれたものを買うという最短距離を行きたい人、多いですよね。

当スタジオの音楽家とエンジニアは、お宝探しが好きなエンジニアなので、さまざまな現場経験から見つけた音が良くて安いミキサーをみなさんにお教えします。

本記事は2026年の最新事情を踏まえた用途別ベスト失敗しない選び方を、プロ視点で“音質ファースト”に解説します。

また、最近では、デジタルミキサーも人気を集めており、アナログミキサーとデジタルミキサーの明確な違いがいまいちわからないという方もいらっしゃるかもしれません。

この記事では、アナログミキサーの基本的な特徴や、デジタルミキサーとの違いを音響のプロがじっくり解説しながら、初心者から上級者まで幅広いニーズに応えるおすすめのアナログミキサー20選をご紹介します。

Profile

この記事を担当:朝比奈幸太郎

1986年生まれ
音大卒業後日本、スウェーデン、ドイツにて音楽活動
ドイツで「ピアノとコントラバスのためのソナタ」をリリースし、ステファン・デザイアーからマルチマイク技術を学び帰国
帰国後、金田式DC録音専門レーベル”タイムマシンレコード”て音響を学ぶ
独立後芸術工房Pinocoaを結成しアルゼンチンタンゴ音楽を専門にプロデュース
その後写真・映像スタジオで音響担当を経験、写真を学ぶ
現在はヒーリングサウンド専門の音楽ブランド[Curanz Sounds]を立ち上げ、音楽家, 音響エンジニア,として活動
五島昭彦氏より金田式DC録音の技術を承継中
当サイトでは音響エンジニアとしての経験、写真スタジオで学んだ経験を活かし、制作機材の解説や紹介をしています。
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Profile

【さらなる専門家の監修】録音エンジニア:五島昭彦

学生時代に金田明彦氏に弟子入り。
ワンポイント録音の魅力に取り憑かれ、Panasonic半導体部門を経て、退職後金田式DC録音の専門スタジオ:タイムマシンレコードを設立。
ジャズは北欧系アーティストを中心に様々な美しい旋律を録音。
クラシック関係は国内外の様々なアーティストのレコーディングを担当しており、民族音楽にも精通。
現在は金田式DC録音のDSDレコーディングを中心にアコースティック楽器の収録を軸に活動中。
世界で唯一、金田明彦氏直系の弟子であり、金田明彦氏自らが手がけた金田式DC録音システムを使用している。

どのミキサーを選ぶべきか迷っている方、ミキサーの選び方のポイントを知りたい方、またアナログミキサーとデジタルミキサーの違いに興味がある方にとって、役立つ情報を提供します。

まずは、音が良くて安いおすすめのミキサー、結論からお教えします。

【結論】2026年の用途別ベストバイ

ミキサーを使う用途としては、どんなシーンを想定されているでしょうか?
もしかすると現場でのPA、ライブ配信、劇場などなどさまざまなシーンが想定されますが、当記事では音楽家が書いていますので、音楽収録(ライブ配信も含めた)を基準に考えています。

また、無指向性のAB方式こそ至高!という録音哲学を持つ筆者ですから、基本的には透明感、ありのまま、空気感をそのまま残すというニュアンスを非常に大切にして選んでいます。

本当は2本のマイクロフォン、AB方式だけで録音する音楽が理想です。
しかし、状況や現場によってはそうもいってられないことも多々あるわけです。

そんなときはミキサーを使って現場でミックスというのも想定しなければいけません。
このように、元々は2本のマイクだけで完結できる!と信じて疑わない筆者だからこその透明感のある、音のいいミキサー選びというものがあります。

結論

今回のおすすめ、結論は YAMAHA MGシリーズです!

YAMAHA ( ヤマハ ) / MG12Xをサウンドハウスでチェック

ヤマハの製品は選ぶのが少し難しいところがありますが、MGシリーズに関しては、音に透明感があって、自然な線を描いてくれますので、かなりおすすめ。
アナログ時代のサウンドデバイスの音と比較しても実際MGシリーズのマイクアンプの方が音が自然でクリアだったりします。

価格を調べてみたところ、最安はサウンドハウスで、Amazonよりも数千円から数万円単位で安く買えるのでサウンドハウスでの購入がおすすめ。

YAMAHA ( ヤマハ ) / MG12Xをサウンドハウスでチェック

純粋なアナログミキサーであり、上手に使えばこれとマスターレコーダーだけでかなりの水準まで高められます。
マスターレコーダーの中には、例えばタスカムのDA3000のように、マイクアンプが搭載されていないものもありますので、マイクアンプ性能のいいヤマハのMGXシリーズは重宝するでしょう。

MGシリーズの区別

MGシリーズの中には、通常のMGと、MGX,MGXUといろいろなモデルがあります。

MGは本当にすっぴんの音を通すだけのミキサー。
MGXはデジタルエフェクトが搭載されているもの。
MGXUはオーディオインターフェイス機能を搭載したもの。

配信や自宅スタジオの用途としてはMGXUが使い勝手がいいと感じる人が多いと思います。

今回はMGXを紹介しています。

加えてすべてアナログレコーディングするには、例えばRevox などのテープレコーダーをはじめとしたアナログマスターレコーダーなどにも送れますので、昨今のビンテージマイク復刻ブーム機材と組み合わせればまるでロイデュナンのようなジャズ録音だって十分に可能になってきます。

もちろんチャンネル数はラインナップがあります。
一番小さいミキサーでMG06X。

MG06X アナログミキサー 6ch アナログミキサーをサウンドハウスでチェック

その他必要なチャンネル数に応じて選ぶといいでしょう。

MG10Xアナログミキサーをサウンドハウスでチェック MG12Xアナログミキサーをサウンドハウスでチェック MG16Xアナログミキサーをサウンドハウスでチェック

個人的には12chが一番取り回しが小回り聞いてていいと思います。

もちろん使うジャンルにもよりますが、アコースティックの場合は、12Xでまとまらない録音方法は設計から見直すべきでしょう。

ファンタム電源でのコンデンサーマイクの選び方はいろいろありますが、まずはスタジオのミニXLR無指向性マイクを試してください。

当スタジオのマイクを超える音質のマイクがなかなか市販品では見つからないことにびっくりすることでしょう。

🎧 ブラインド試聴体験

もっとプロ版マイクのサンプル音源を聴く

当スタジオのマイクを軸として、時には指向性、また当スタジオの無指向性マイクを複数組み合わせてミックスするという録音方法をMGXシリーズで行うのが理想的です。

【永久保存版】プロが選ぶ本物の最高級マイク6選

アナログミキサーとデジタルミキサーの違い

ではここからは今更聞けない話題として、アナログミキサーとデジタルミキサーの違いをおさらいしておきましょう。

アナログミキサーは入力された音をアナログのまま回路内で処理し、デジタルミキサーはデジタルに変換し処理します。
ん?そんなことはわかってるって?

もう少しイメージしやすく解説してみましょう。

ざっくりと把握していただくとすればこんな感じです。

特徴 アナログミキサー デジタルミキサー
操作性 シンプルで直感的 多機能で高度な操作が可能
音質 温かみとナチュラルな音質 クリアで正確な音質
価格 比較的安価 高価なものが多い
機能 基本的なミキシング機能 エフェクト、プリセット、リモート操作など多機能
外部機器との連携 限定的 USB、MIDIなど多様な連携が可能
ポータビリティ やや大きく重い コンパクトで軽量なモデルも多い
用途 ライブ配信やシンプルな音楽制作 高度な音楽制作やプロフェッショナルな用途

DAW時の録音について

もう少し実務的な面で見てみましょう。

DAWで音楽制作をする際、MIDIシステムを使ったマルチチャンネル制作は昨今主流となっているかと思いますが、録音方法に関して言えばアナログミキサーとデジタルミキサーでは大きな差が出てきます。

デジタルミキサーは、USBやオーディオインターフェイス機能を通じて、DAW(デジタルオーディオワークステーション)へマルチチャンネルで音声を送信できます。

これは、各チャンネルの音声を別々にDAWで録音できることを意味し、後で個別に編集やミックスが可能です。

一方、アナログミキサーは通常、最終的なステレオアウト、つまりメインアウトのみを出力(オーディオインターフェイスがついている場合)するため、DAWで録音する場合は、(アナログミキサー内で)全体のミックスされた音声が録音されることになります。

これでは、後で個別にトラックを編集することができません。

とはいえ、デジタルミキサーを使ったマルチチャンネル録音は、複数のパートを同時録音することが前提になりますし、例えば録音ブース等のそれなりに環境も必要になってきます。

例えばボーカルとピアノ、ピアノ伴奏と器楽曲などの少人数のアンサンブルであれば、DAWを使い1トラックずつ録音することも可能。
アナログミキサーであっても工夫次第でいかようにでも対応可能です。

デジタルミキサーは内蔵エフェクトが多彩だったり、フェーダーが自動で動いてくれたり・・・
ジングルが事前に登録できるパットがあったりと、近年のポッドキャスト配信需要に答える位置が大きくなってきています。

ただし、デジタルエフェクトやワイヤレス接続などの機能性を重視した小規模なデジタルミキサーは場合によってはポッドキャストや配信などで便利になりますので、後半にポッドキャスターや配信者向けの機材として紹介しますね!

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次の選び方の部分でも詳しく紹介しますが、ミキサーの選び方として重要なことは、ファンタム電源でのマイクアンプ性能の良さに加えてADC、つまりデジタルに変換までをミキサーにしてもらっちゃうのか?というところにあります。

オーディオインターフェイス機能付きのミキサー、冒頭で紹介したヤマハのMGシリーズですと、MGXUになりますが、これはデジタルへの変換までをもミキサーでやってもらうという方法になるため、究極的に音にこだわる方には向きません。

ですので、冒頭では筆者はMGXを紹介したわけです。
録音の音にこだわるのであれば必ずADCは何を使うのか?までしっかりと見極める必要があります。

ミキサーの選び方

アナログミキサーとデジタルミキサーの違いを理解したら、次にどのようにミキサーを選ぶかを考えましょう。

ミキサーの選び方には、用途や予算、機能などいくつかのポイントがあります。

それぞれの要素を考慮し、自分に最適なミキサーを選ぶためのガイドを紹介します。

用途を考える

ポッドキャストを目的として使用するのであれば、最大でどれくらいの人数になるのかが重要になります。

ナレーションやオーディオブックの制作目的であれば、実はミキサーは必要ないといってもいいと思いますし、昨今であれば生成AIの活躍でそもそも人間が収録する必要のないプロジェクトもたくさんあることでしょう。

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少数の場合は、最高のフィールドレコーダーか、気合いの入ったブランドのオーディオインターフェイスでOK。

あとは、かけるべき設備投資として最高のマイクを一個選ぶだけだったりします。

シンプルな録音が命

ナレーションや一人ポッドキャストなどはいかにシンプルに録音するかが重要です。

ノーマライズだけで編集はOKなケースもたくさんあるかと思いますので、ポッドキャストで効率重視に作業したい方はPythonでの効率化も検討してみてください。

コーラスやオーケストラのレコーディングが目的であれば実はミキサーは必要ないかもしれません。

この場合は当スタジオとしては、ワンポイント、ステレオペア録音によるシンプルな録音方式を推奨しております。

当スタジオのオリジナルマイクは、市販品レベルに換算すると数十万円規模の予算が必要になるクオリティーを提供しておりますので、是非、コーラスやオーケストラ、吹奏楽の録音などには検討してみてください。

【2026年版】吹奏楽・合唱を高音質で録音するマイク配置とおすすめ機材まとめ 【失敗しない合唱録音方法と機材選び】プロがおすすめする最高のコンデンサーマイク選びまで

他にも例えば、地域のお祭りや各種団体の小規模イベントであっても、実はチャンネル数はそこまで必要ないかもしれませんし、お手持ちの簡易PAシステムにミキサーが内蔵されているかもしれません。

大は小を兼ねるが常識ではありますが、ミキサーのチャンネル数は実はそんなに必要ない場合が多いのも事実。
ご自身の目的と用途に応じてチャンネル数がいくつ必要なのか明確にまずは把握しましょう。
必要なチャンネル数に加えて+2〜4chが目安になります。
地域のイベントなどでは、子供たちや高齢者が足を引っ掛けないように、チャンネル数やケーブルの品質よりもワイヤレス環境が何よりも望まれる現場もたくさんありますので、臨機応変に対応していきましょう。

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こだわった音楽制作

例えばクラシック音楽家の場合、セルフレコーディングで制作しようと考える方がいるかもしれません。

プロの音楽家のレコーディングをこだわりで行う場合は、ミキサーというよりも、マイクアンプとADCが音の良し悪しを決めます。

ミキサーに搭載されているマイクアンプも優秀なものがたくさんありますが、音に徹底的にこだわって制作したい方はマイクアンプ選びからしっかり行うようにしていきましょう。

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エフェクトと機能

リバーブなどのエフェクト機能がどれだけ必要か?というのも重要な選択要素となってきます。

昨今、なんらかの音楽制作を行う場合は変換されたデジタルデータに演算処理でリバーブやEQをかけていくのが一般的です。

ミキサーに搭載されているリバーブなどのエフェクトは基本的には演者の方や現場でのモニター用・・・となるのが前提であると個人的には思っていましたが、昨今のミキサー搭載のデジタルエフェクト類は非常に優秀で、実際DAWソフトや、シュミレーションプラグインを使わなくても(本来当たり前ですが)ミキサーだけで音作りが完結できるようなレベルのものになってきているように感じます。

また、モニターやスピーカーにどれくらい(モニター環境数)送るのか?も重要。
これはイベントや用途、会場の規模などに応じて選択していきましょう。

一般的な数十人〜数百人の小規模イベントの場合は、メインのスピーカーに演者のモニター+ミキサーのヘッドホンモニターだけで十分というケースがほとんどです。

AUXアウト

アウトが2ステレオアウトしかない!と思った方は心配しないでください。
出力は仕様を見ながら隅々まで探してみてください。

例えば、メインミキサーアウト2チャンネルあるのは当たり前、その他にもAUX(オグジュアリーアウト・”Auxiliary”(補助、付随的)の略)やエフェクトセンド(FXと記載されていて、実際は外部エフェクターにオーディオを送るための回路なので純粋なオーディオだけが送られる)、またダイレクトアウトなど様々な出力があります。

例えば出力が足りない・・・
と頭を抱えていても、実は用途を考慮すれば複数チャンネルを備えたヘッドホンアンプの増設でも補えることがわかったり、空いてるトラックにダイレクトアウト用のトラックを用意してそこに必要な音だけを括って送ったりとやり方は工夫次第で様々です!

MACKIE ( マッキー ) / HM-400 ヘッドホンアンプ
MACKIE ( マッキー ) / HM-400 ヘッドホンアンプ このチャンネル数では最安!?CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / CP8H 8chヘッドホンアンプ

価格と予算

ミキサーの価格は、機能やブランドによって大きく異なります。

  • 低価格帯: シンプルなアナログミキサーで1万円前後。
  • 中価格帯: 多機能なアナログミキサーや基本的なデジタルミキサーで3〜5万円。
  • 高価格帯: プロフェッショナル向けのデジタルミキサーで10万円以上。

この辺りはしっかりと予算と相談しながら考えていきましょう。

本当にデジタルミキサーが必要なのか?
についてはじっくり考えてみてください。

アナログミキサーは低価格のものが多いので、アナログミキサーで十分に目的が足りるのであれば他の機材に予算が回せるかもしれません。

ブランドと信頼性について

ブランドものが必ずしもいい!
というわけではありませんが、こういう業界は老舗の意地!のようなものも存在しています。

やはり歴史と名の通ったブランドは下手なものは出してきません。

この辺りはやはり音楽業界に長くいると必ず聴いたことのある名前、例えば、 Yamahaはもちろん、Mackie、Allen & Heath、Soundcraftなどなど。

〇〇は、スピーカーはだめだけど、ミキサーはいい!

とか、〇〇はヘッドホンとかはだめだけどマイクロフォンは一流だ!

などなど、業界ならではのあるあるというのは、あります。

この記事でもその辺りもしっかり解説しながら進めていきますので安心してご覧ください。

接続の拡張性

接続関係もUSBオーディオインターフェイス機能がついているかどうか?

昨今のアナログミキサーはオーディオインターフェイスがセットになっていることが多いので、ほとんどの場合は直接メインアウトをPCなりmacに送ることができます。

デジタルミキサーの中にはBluetooth接続やデジタルインアウトが可能なものもありますし、アプリでフェーダーの管理を行えるものも常識となってきました。

アナログミキサーの場合はメインアウトのみが送信できるという原理原則を忘れないようにシステムを組みましょう。

デザイン / フェーダーかどうか

デザインとしてどのようなものが必要か?

基本的にはノブタイプのものか、フェーダータイプのものかに分かれます。

ノブタイプのものはやはりよりコンパクトな設計になっていることが多いため、外出時や野外での使用に適しています。

フェーダータイプは自宅で据え置き使用の際にはノブよりも細かい微調整が効いてくるのでより繊細に音を取り扱うことができます。

必要に応じて選ぶようにしてください。

屋外か室内か

屋外での使用や、ミキサーブースやテントがないような過酷な環境で使うことが想定される場合は、ノブタイプがやはり安心です。

フェーダータイプは、どうしても構造上壊れやすいというデメリットがあり、フェーダーの指を置く部分というのは、想像以上に簡単に外れてしまうデリケートなパーツです。

おすすめ音楽ミキサー20選

ではここからは実際におすすめのミキサーをアナログミキサーを中心にお届けしていきます。

BEHRINGER ( ベリンガー ) / XENYX 1204USB 8ch アナログミキサー

これぞ定番スタイル。

ベリンガーのオーディオ製品は余計な部品を入れずに個性を出さない分、非常にストレートで素直な音が鳴ります。

個人的には”とても良い意味”で個性がない。

ミキサーそのものが個性を主張しない、だからこそマイクロフォンやシンセサイザーなどの個性的な音をそのままストレートに表現してくれます。

8chのサイズで内4chがXLR、48Vバランス接続なので、ポッドキャストでの複数での対談はもちろん、バンドの収録や配信、小規模イベントまで様々対応できるかと思います。

USBオーディオインターフェイスを搭載しているので、DAWもコンパクトにまとめられると思います。

ベリンガー製品はやはりサウンドハウスが最安となることが多いため、Amazonで購入前に必ずチェックしてください。

BEHRINGER ( ベリンガー ) / XENYX 1204USB 8ch アナログミキサー (サウンドハウス)

BEHRINGER ( ベリンガー ) / XENYX X1622USB アナログミキサー

もう少しチャンネル数の多い16chのミキサーです。

XLRは同じ4chですので、XLR以外に12ch必要な方向け。

こちらもサウンドハウスでチェックしてください。

BEHRINGER ( ベリンガー ) / XENYX X1622USB アナログミキサー (サウンドハウス)

MACKIE ( マッキー ) / MIX12FX コンパクト・アナログミキサー

神コスパな一本といえばこれ!

マッキーは、オーディオの中でも知る人ぞ知るメーカーで、製品群の中でも当たり外れの多いメーカー。

当たれば神コスパ、外れれば残念という極端な性格を持っています。

マッキーはミキサーに関しては神コスパなのは間違いありません。

12系統のエフェクター(リバーブ、コーラス、ディレイ)を搭載した即戦力なミキサーで、コンパクトで軽量な設計を考えるとほぼ完璧に近いミキサーです。

ノブタイプでOKという方は文句なしの一本になるでしょうし、先述した通り、用途や目的によってはノブライプの方が圧倒的におすすめな場合もあります。

サイズが小さいものがありますが、数千円の差となるので、大は小を兼ねる理論が適応されるケースと言えます。

MACKIE ( マッキー ) / MIX12FX コンパクト・アナログミキサー (サウンドハウス)

Soundcraft ( サウンドクラフト ) / EPM6 アナログミキサー 10ch

サウンドクラフトは1973年にイギリスで設立された高級オーディオブランドです。

実にイギリスオーディオらしい音がします。

オーディオ業界に昔から携わっていると、サウンドクラフトというブランド名の圧はすごいものがあります。

高級感ある音を求める方や、こだわりのマイクロフォンを使いたい方は、サウンドクラフトを選択してください。

イギリスのオーディオ

イギリスオーディオで揃えるというのは、個人的にはすごく憧れもあります。

スピーカーやヘッドホンなど高級ですが、イギリスサウンドで揃えるというのはオーディオエンジニアとして一定の優位性はあると思っています。

こちらもサウンドハウスで安く購入できるケースがあるため、チェックしてください。

Soundcraft ( サウンドクラフト ) / EPM6 アナログミキサー 10ch (サウンドハウス)

なぜかこのシリーズ、ロックオンの価格がすごいことになってる。

どうしてここまでの差が出てくるのでしょうか。

Rock oNでチェック

ちなみにこちらは、16chモデルもあります。

バランス入力が基本軸になっているので、音の安定感は素晴らしいと思います。

EPM12はラックマウントキット標準付属しているので、様々なセッティングが可能になります。

このサイズになるとさすがに重いので会場常設になるかな?

Soundcraft ( サウンドクラフト ) / EPM12 アナログミキサー 16ch (サウンドハウス)

それにしてもロックオンの価格がすごい。。。

Rock oNでチェック

Soundcraft ( サウンドクラフト ) / Notepad-8FX アナログミキサー 8ch

同じくサウンドクラフトのエフェクトを多数搭載したモデル。

多機能で結構これでなんでもできちゃう?!

Notepad-8FX、Notepad-12FXにはLexicon製のエフェクト(ディレイ・コーラス・リバーブ)を搭載なので、ポッドキャスト配信や、地域のイベントでカラオケ大会などにもばっちり対応できます。

USBオーディオインターフェース機能付きなのでこれ一本で結構なんでもできちゃう、おまけにハイブランドで音がいい。

用途に合う方はかなりおすすめです。

サウンドハウスが最安の時期が多いため確実にチェックしてください。

Soundcraft ( サウンドクラフト ) / Notepad-8FX アナログミキサー 8ch (サウンドハウス) Soundcraft ( サウンドクラフト ) / Notepad-12FX アナログミキサー 12ch (サウンドハウス)

クラシックプロのマイクとヘッドホンの抱き合わせセット販売もあるようですが、あんまりコスパよくないですし、在庫整理の要素がほとんどですから、基本的に抱き合わせのものは購入を控えた方が無難です。

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ALLEN&HEATH ( アレンアンドヒース ) / ZEDi-10 アナログミキサー

Allen & Heathは1969年にイギリスで設立されたオーディオの老舗メーカー。

まさにプロ御用達という名が相応しいプロフェッショナルな機材を提供してくれています。

ALLEN&HEATHの機材で大きな間違いが起こることはないので、音にこだわりがある方はALLEN&HEATHを選んでください。

地域のお祭りとかでBGMや司会のマイクを混ぜるだけ、、、とかなら勿体無いミキサーです。

本格的な音楽制作や、マイクロフォンにもかなりこだわった機材システム構築の管制塔としての役割を担ってくれます。

また、特徴として24bit/96kHzの高解像度USBオーディオ・インターフェイスを内蔵しており、DAW制作の要としてもかなりの水準で機能してくれます。

ALLEN&HEATH ( アレンアンドヒース ) / ZEDi-10 アナログミキサー (サウンドハウス)

ALLEN&HEATH ( アレンアンドヒース ) / ZED-6 アナログミキサー

よりコンパクトなタイプです。

この価格帯でALLEN&HEATHのミキサーが使えるとは幸せな時代です。

ALLEN&HEATH ( アレンアンドヒース ) / ZED-6 アナログミキサー (サウンドハウス)

MACKIE ( マッキー ) / ProFX16v3 アナログミキサー エフェクト搭載

やっぱり神コスパ。

こんなチャンネル数でエフェクト搭載で、全部フェーダー、そしてデザインも最高。

マイクアンプも上位機種で採用している60dBハイヘッドルームOnyxマイクプリアンプを搭載。

筆者が調べた限りではサウンドハウスが最安でした。

購入前に必ずチェックしてください。

チャンネル数がとにかく必要な方にとっては最強のコスパかもしれません。

MACKIE ( マッキー ) / ProFX16v3 アナログミキサー エフェクト搭載 (サウンドハウス)

ちなみにサウンドハウスでは、このサイズのもの・・・しかもサウンドハウスでは在庫あり(2024年5月)!です。

MACKIE ( マッキー ) / ProFX30v3 アナログミキサー (サウンドハウス)

ALLEN&HEATH USB・高品位エフェクト搭載・多用途ミキサー ZED-22FX

ライブハウスの運営やレコーディングスタジオの運営にぴったりなサイズ感。

なかなか個人で選択する人はいないかもしれませんが、とはいえ、このサイズ、このボリュームでこの価格・・・

おそらく世界中探してもこの価格で買えるのは今や日本だけ?(2024年時点)だと思います。

やはり世界中の物価上昇ブームの中、海外でオーディオ製品や買い物を経験すると「もう買っちゃおうか?!」という気持ちになってしまいます。

サウンドハウスでは取り寄せになっていることもあるのですが、最安値となっている可能性があるのでチェックしてください。

ALLEN&HEATH ( アレンアンドヒース ) / ZED-22FX (サウンドハウス)

デジタルミキサー

ここからはデジタルミキサーの紹介をしていきます。

デジタルミキサーは使いこなせれば大変便利。

マルチトラックレコーディングもできますので、必要な方はしっかり機能をマスターしてください。

ZOOM ( ズーム ) / LiveTrak デジタルミキサー Lシリーズ

最大12トラックの同時録音、10トラックの同時再生できるデジタルミキサーならではの機能。

ジングルや効果音を好きなタイミングで鳴らせる6ヶのサウンドパッドも搭載し、スマートフォンと接続できるので、ポッドキャストの電話出演も可能になります。

まさにポッドキャストや配信者向けのデジタルミキサーと言えるでしょう。

また、マスタートラックには、最高24ビット/96kHz* でSDカードにダイレクトに録音可能となっています。

最初のデジタルミキサーはこれで決まりです。

ZOOM ( ズーム ) / LiveTrak L-8 配信向けデジタルミキサー(サウンドハウス)

一番大きいもので20chのものまで出ていますが、コスパのバランスが一番いいのが、12chくらいじゃないでしょうか?

ZOOM ( ズーム ) / LiveTrak L-12 デジタルミキサー (サウンドハウス)

個人的には20chのデジタルマルチレック可能なシステムであれば、他のシステムを考えるのも楽しいかな?と感じました。

ZOOM ( ズーム ) / LiveTrak L-20 デジタルミキサー (サウンドハウス)

ちなみにL8の専用ケースも販売されていますので、外出先でも柔軟に持ち運び可能です!

ZOOM ( ズーム ) / LiveTrak L-20R デジタルミキサー

こちらはラックマウント型のデジタルミキサーです。

おそらくこの価格帯でこれだけの音質と、品質を提供できるのはZOOM一択となるでしょうか。

最高24ビット/96kHzのハイレゾ音質、最大22トラックの同時録音、20トラックの同時再生に対応し、もちろんエフェクトも各種完備、6系統のモニターミックスをチェックできる、オペレーター用ヘッドフォン出力も搭載しており、すべてのデジタルオーディオ管制塔としても、レコーディングツールとしても、持ち運びの取り回しも、デザインも最高峰の機材となるでしょう。

ZOOM ( ズーム ) / LiveTrak L-20R デジタルミキサー (サウンドハウス)

CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / DM20

サウンドハウスの自社ブランド、クラシックプロのモーターフェーダーデジタルミキサーです。

片手で持ち運べるほど軽量でコンパクトなデジタルミキサー。重さ3.2kgの筐体に、最新技術を詰め込んでいます。

大きなタッチパネルと9本のモーターフェーダーを搭載し、iPadからのリモート操作にも対応。

心臓部には高性能なDSPを採用し、高品質なエフェクトを駆使した複雑なミックスを軽々とこなします。4バンド・パラメトリックEQやダイナミクスを装備したチャンネル・ストリップ、スタジオレベルの空間系エフェクト、RTA対応のステレオ・グラフィックEQなど、ライブで求められる機能をすべて網羅しています。

フェーダーの設定を含むすべての設定を保存・呼び出しが可能です。

また、Wi-Fi接続により、会場のどこからでもフルリモートで操作できます。

マイク/ライン入力は12ch、ステレオ入力は2chあり、16chのバスを経由して8chのバランス出力にルーティング可能。

さらに、デジタルインターフェースとして、AES/EBU、SPDIF、USBポートが2つ備わっています。

直感的に使える1024×600のタッチスクリーンを採用しており、マニュアルを詳細に読まなくてもすぐに操作できます。

スタジオレベルの音質と多彩なエフェクト、フルダイナミック・プロセッシングを活用して、効率的かつ簡単にミキシングが可能。高いコストパフォーマンスを誇るデジタルミキサーです。

さすがにこちらはサウンドハウスのオリジナルブランドですので、サウンドハウスが業界最安値は絶対的です。

サウンドハウスで購入しましょう。

この価格で、この機能性はクラシックプロならではの偉業と言えるでしょう。

CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / DM20 デジタルミキサー モーターフェーダー (サウンドハウス)
PRODUCED BY KOTARO ASAHINA
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