最大100時間の再生を可能にしたワイヤレスヘッドホン:マーシャル「Major V」
この記事を担当:こうたろう
1986年生まれ
音大卒業後日本、スウェーデン、ドイツにて音楽活動
ドイツで「ピアノとコントラバスのためのソナタ」をリリースし、ステファン・デザイアーからマルチマイクREC技術を学び帰国
金田式DC録音のスタジオにて音響学を学ぶ
独立後芸術工房Pinocoaを結成しアルゼンチンタンゴ音楽を専門にプロデュース
その後写真・映像スタジオで音響担当を経験し、写真を学ぶ
現在はヒーリングサウンド専門の音楽ブランド[Curanz Sounds]を立ち上げ、ピアニスト, 音響エンジニア, マルチメディアクリエーターとして活動中
当サイトでは音響エンジニアとしての経験、写真スタジオで学んだ経験を活かし、制作機材の解説や紹介をしています。
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ついに連続再生100時間を達成したマーシャルのワイヤレスヘッドホン。
ノイズキャンセル機能のないワイヤレスイヤホン。
それだけ音に自信があるということ。
高いデザイン性
とても頑丈で耐久性の高いデザイン。
それでいて折りたたみが可能となっているデザインは、どこにでも気軽に持ち運ぶことができます。
MajorシリーズはMarshall初のヘッドホンとしてモデルチェンジのたびに改良が続けられ、そのデザインは時代を超越し続けています。
Mボタンでカスタマイズ
お気に入りの機能にMボタンをアサイン可能!
デフォルトのSpotify Tap機能にアクセスし、お気に入りの音楽に直接アクセスできます。
ボタンを別の設定に再構成するのであれば、専用のMarshallアプリを使い、EQプリセットや音声アシスタントにアクセスできます。
ワイヤレスの選択
ノイズキャンセル機能のない純粋なヘッドホンとしての立ち位置は、さすがに音にこだわったマーシャルらしい設計です。
ノイズキャンセルが必要な場合は、こちらのMarshall Official ノイズキャンセリング完全ワイヤレスイヤホン Motif Ⅱがおすすめ。
Marshallは個性が強く、好みが分かれます。
ただし、はまれば揃えたくなるもの。
没入したいときも、友達と楽しみたい時も。
Marshallライフを満喫してください!
Marshallの歴史と伝統
Marshall Amplificationは、1962年にイギリスのロンドンで設立。
ギターアンプの製造で世界的に有名です。
創業者はジム・マーシャル(Jim Marshall)で、彼は元々ドラマーとしてのキャリアを持ちながら、楽器店を経営していました。
ギタリストからの要望を受け、ギターアンプの開発を開始。
1962年に最初のアンプ「JTM45」を発売しました。
このアンプは、フェンダー製品に対抗するもので、よりパワフルな音を提供しました。
1960年代後半には、マーシャルアンプはエリック・クラプトン、ジミ・ヘンドリックスなどの著名なギタリストに愛用され、ロックミュージックの音の象徴となりました。
ジム・マーシャルの経歴
ジム・マーシャル(James Charles Marshall、1923年7月29日 – 2012年4月5日)は、英国の起業家、発明家であり、Marshall Amplificationの創業者です。彼は「ロックの父」としても知られ、ギターアンプの革新者として音楽業界に多大な影響を与えました。
幼少期と音楽との出会い
- 幼少期: ジム・マーシャルはロンドンで生まれました。子供の頃に骨結核にかかり、長期間の療養生活を余儀なくされました。この経験が彼に独自の忍耐力と創造性を育みました。
- 音楽との出会い: ジムは音楽に強い興味を持ち、特にドラムに惹かれました。彼は独学でドラムを学び、後にプロのドラマーとして活動するようになりました。
キャリアの始まり
- ドラマーとしての活動: 1940年代から1950年代にかけて、ジムはロンドンでプロのドラマーとして活動し、多くのジャズバンドと共演しました。彼の演奏スタイルと技術は高く評価されました。
- 楽器店の開業: 1960年、ジムはロンドンのハンウェルに自らの楽器店を開業しました。彼の店は、特にドラムセットの専門店として人気を集め、多くのミュージシャンが訪れるようになりました。
Marshall Amplificationの創設
- ギターアンプの開発: 1962年、ジムはギタリストたちの要望を受け、よりパワフルなギターアンプの開発を始めました。初のアンプ「JTM45」は、エレクトロニクスエンジニアのダドリー・クレイブンとケン・ブラナードと共に開発されました。
- マーシャルアンプの成功: JTM45は、すぐに成功を収め、マーシャルはさらに強力で多用途なアンプを開発しました。1960年代後半には、ジミ・ヘンドリックスやエリック・クラプトンなどの著名なギタリストがマーシャルアンプを使用し、マーシャルの名は世界的に広まりました。
後年と遺産
- マーシャルの拡大: ジムは、マーシャルブランドを世界的に拡大させ、ギターアンプだけでなく、ヘッドフォンやオーディオ機器などの製品も手掛けるようになりました。
- 栄誉と評価: 2003年、ジム・マーシャルは音楽業界への貢献が認められ、オフィサー・オブ・ザ・ブリティッシュ・エンパイア(OBE)を受賞しました。
- 晩年: 2012年、ジム・マーシャルは88歳で亡くなりました。彼の遺産は、今日もなお音楽業界に影響を与え続けています。