【ワイヤレスマイクのおすすめ5選】無線でスッキリ〜小規模イベントから政治家の街頭演説まで
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無線が必要なシーンはたくさんあります。
野外でのイベント、また幼稚園保育園、介護施設などの配線が危険な現場。
また、そろそろ外部委託から卒業したい結婚式場、ライブハウスの経営者の方々。
ワイヤレス化が進んだ昨今ステージもおしゃれに安全にセッティングしたいですね。
本日は比較的安価に購入できるワイヤレスマイクを紹介。
こんな方々に特におすすめです!
- 屋外でのイベントでマイクケーブルを汚したくない方。
- 介護施設でのイベントのため配線できない方。
- 幼稚園保育園のイベントで配線できない方。
- 政治家の方の演説。
こちらの記事を参考にしてください。
簡易紹介:こうたろう
1986年生まれ
音大卒業後日本、スウェーデン、ドイツにて音楽活動
その後金田式DC録音のスタジオに弟子入り
プログラミング(C)を株式会社ジオセンスのCEO小林一英氏よりを学ぶ
現在はヒーリングサウンド専門のピアニスト、またスタジオでは音響エンジニア、フォトグラファーなどマルチメディアクリエーターとして活動中
当記事ではプログラマー、音響エンジニアとして知識とスキルをシェアしていきます
関連サイト
【業界定番ブランド】SVX288/PG58 ワイヤレスマイク デュアルボーカル
SVX288/PG58 ワイヤレスマイク デュアルボーカル2024年1月末にSHUREから新しいワイヤレスマイクMXW neXt 2が発表されました。
情報が更新され次第こちらの記事で追記していきます!
Microflex Wireless Next 2 ワイヤレスマイク
特徴 | オールインワンオーディオソリューション、優れた音声品質、多彩な機能と容易なセットアップ |
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用途 | ハイブリッド教室、講義室、研修室、会議、プレゼンテーション |
セットアップ | わずか数分で簡単 |
マイクロホンタイプ | ボディパック型、ハンドヘルド型、バウンダリー型 |
稼働時間 | 約8時間 (SB900B使用時) |
周波数自動管理 | あり |
最大同時使用チャンネル数 | 30ch (B帯HDモード) |
周波数帯域 | WS帯、B帯、1.2GHz帯 |
暗号化 | AES256 |
PG58ハンドヘルドトランスミッター2本をセットにしたデュアルチャンネルモデルです。
基本的な設定は、送信機と受信機の送受信周波数を合わせるだけのシンプル設計。
受信状況が良くない場合は周波数を変更できる「周波数可変式」を採用しているので安心です。
送信機側は、単3形アルカリ乾電池2本で10時間以上駆動、また、ニッケル水素充電池にも対応しています。
SHURE独自のチャンネルプランにより最大3チャンネルまでの同時運用が可能なモデルとなっています。
50M程度であれば安定して送信できます。
SHUREの製品なので、ブランド力もあるため現場でも信頼を得やすいです。
音響製品をSHUREで揃えている方はこちらで決まりです。
トランスミッター(マイク側)には単三電池が必要。
エネループなどのバッテリー管理は、番号やアルファベットで管理するといいですね。
例えば16本のエネループがあったとしたら、A群(a-1, a-2, a-3, a-4)などAのバッテリーでくくっておくと、まんべんなくバッテリーの劣化を管理できて取り扱いしやすいです。
黒ボディに白がやっぱりみやすいですよ。
【低価格の重装備】CWS802M ワイヤレスマイク レシーバー&デュアルハンドマイク
続いてはクラシックプロの製品。
障害のないチャンネルを自動で探すオートスキャンモードを搭載しており、レシーバーのセッティングをトランスミッターに送信するSYNC機能を搭載しています。
B帯30チャンネルの中から、任意の一波を選択して使用。
同一エリア内で6波(3セット)まで使用することができます。
マイクロフォンも2本セットなのでイベントのMC+ゲストだったり充分対応可能です。
少し大きな会場で使う場合はこちらです。
ワイヤレスマイクは一本でいいよ〜という方は一本セットのモデルもあります。
CWS801M ワイヤレスセット、ハンドマイク【AKGサウンドが好き】WMS40 PRO MINI2 VOCAL SET DUAL
AKGのワイヤレスマイク。
無駄な機能を搭載せず、シンプルに無線セッティングすることができます。
多機能ではありませんが、小規模のイベントや、幼稚園、保育園介護施設などのお話会等で大活躍間違いなし。
AKGというオーディオ老舗ブランドの安心感もあり、音質に関しても心配無用です!
【迷ったらこれ】XSW 1-825 DUAL-JB 2chボーカルセット
やはり安心のゼンハイザー。
当スタジオもゼンハイザーには絶対の信頼を寄せています。
誰でも簡単にセッティングでき、周波数設定はスキャン機能でのオートセットアップ。
縦型スイッチ搭載なのでゲストの方も瞬間的かつ直感的にオンオフの使い方を把握できます。
75mの距離なので小規模から中規模まで対応可能範囲は広いです。
また、やはりゼンハイザーですので、音質に対してはやはり絶対の信頼があります。
お値段も他のものに比べて少し高くなりますが、設備投資としては最高クラス。
特にブランドにこだわりなければこれでOKです。
こちらもマイクは一本でいいよ〜という方はこちらを選択してください。
【神コスパ】ULM302MIC ワイヤレスハンドヘルドシステム
ULM300M ハンドヘルド型送信機2本とULM300RD 2ch受信機をセットにした2.4GHz帯デジタルワイヤレス。
コスパのいいオーディオ製品の代名詞としても名高いベリンガーの製品で、こちらの製品もシンプルな設計でとにかくコスパの高い逸品。
こちらもマイクは一本でいいよ〜という方は一本モデルも販売されています。
BEHRINGER ( ベリンガー ) / ULM300MIC ULTRALINKワイヤレスマイクのセッティングについて
さて、購入するワイヤレスマイクが決まったら進めてください。
ここからはワイヤレスマイクのセッティング方法や注意点などについてまとめていきましょう。
小規模会場のセッティング
幼稚園や保育園、介護施設等の小規模な屋内でのセッティングには簡易PAシステムなどがおすすめです。
PAブースやミキサーブースなどは丁寧に配線しましょう。
ミキサーを使わない場合は簡易PAシステムでレシーバーとPAスピーカーを接続すればOKです。
例えばこういうものがあります。
CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / MoniOne PAスピーカー をサウンドハウスでチェックこちらであればとりあえず声を大きくすることができます。
XLRケーブルというマイクケーブルにてワイヤレスマイクのレシーバーのマイクアウトから、簡易PAのマイクインに接続してください。
CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / MIX015 マイクケーブル 1.5m XLRキャノン をサウンドハウスでチェックマイクケーブルは状況に応じて長さや質を選びますが、今回はできるだけ配線を少なくするという目的で、短めのケーブルがいいでしょう。
選挙演説やストリート等屋外でのセッティング
一昔前のミュージシャンであれば発電機などで屋外ライブをしたりしていましたが、昨今はバッテリー性能があがり、バッテリーのみで長時間運用できるようになってきました。
ワイヤレスマイクのレシーバーからなんらかのスピーカー、PAシステムに繋げるのは変わりありませんが、電源が取れない場合は内蔵バッテリーのPAシステムが便利です。
アンプとスピーカーが一体化し、軽量設計で持ち運びも簡単です。
やはりポイントとしては付属バッテリーを使用し屋外での使用も可能な点。
バッテリーフルチャージで4~6時間駆動可能となっており急速充電に対応し、2.5時間でフルチャージ可能。
入力もXLRはもちろんフォーン入力にも対応し、簡易EQなども搭載していますので、環境によって抜けの悪い場合でも音を遠くまでしっかり通すことができます。
3chはBluetoothによるワイヤレス再生と3.5mmステレオミニ入力に対応しているので、スマホやタブレットなどのBGMをかけながらの演説、演奏もOKという優れものです。
これだけの機能をもちながら重さは6.8kgですので、電車移動も可能。
なんと専用のバックパックも発売されています。
本当に身軽にどこでもスピーチ、演説ができますし、PAシステムのない場所での講演会なども気軽に行えます。
BOSE ( ボーズ ) / S1 Pro Backpack S1Pro用バックパック をサウンドハウスでチェック政治家さんや街頭演説をする方など、屋外でのワイヤレスPAシステムはBOSE ( ボーズ ) / S1 Pro systemで決まりです。
これ以上のシステムになりますと、より本格的なPAシステムが必要になってきます。
本格的にPAシステムを組むとなると配線が多くなってきますので、Kotaro Studioにご依頼いただくか、SNSのこうたろうアカウントまでお気軽にご質問・ご相談ください。
まとめ
迷ったらゼンハイザーでOK。
ボーズの簡易PAシステムとの組み合わせは相性抜群です。
BOSE ( ボーズ ) / S1 Pro Backpack S1Pro用バックパック をサウンドハウスでチェックハウリングだけ注意
フィードバック(ハウリング)を避けるための配置や向きに注意してください。
これにより、特定の周波数の音が増幅され、耳障りな高音として発生します。
これを防ぐためには、マイクとスピーカーの位置を調整して直接的な音の反響を避ける、マイクの感度を調節する、または周波数をカットするイコライザーを使用する等の対策があります。