【永久保存版】クリエーター向きWi-Fiの選び方とおすすめ光回線5選

クリエーター向けインターネット契約の選択肢

クリエーター向けインターネット契約の選択肢

インターネット契約タイプ メリット デメリット
光回線(工事タイプ) – 高速で安定した通信速度
– データ制限なしで大容量のアップロード・ダウンロードが可能
– リモート作業や大容量ファイルの転送に最適
– 開通までに工事が必要で時間がかかる
– 引っ越し時に再度工事が必要
– 月額料金が高め
ホームルーター(工事不要タイプ) – 工事不要で即日利用可能
– 光回線よりも月額料金が安め
– 配置場所の変更が自由
– 通信速度が光回線よりも劣る
– 電波状況に左右されるため、安定性が低い場合がある
– データ制限がある場合も
ポケットWi-Fi – 持ち運びが可能で、外出先でも使用可能
– 工事不要で即日利用可能
– モバイル作業や出張に便利
– 通信速度が遅めで、大容量通信には不向き
– 通信エリアや電波状況に影響されやすい
– データ容量に制限があることが多い
5Gホームルーター – 5Gエリア内であれば光回線に匹敵する高速通信
– 工事不要で簡単に導入可能
– 月額料金が比較的安い
– 5Gエリア外では4G通信になり速度が落ちる
– 利用エリアが限定されている場合がある
– データ制限がある場合がある
モバイルデータ通信(スマホのテザリング) – スマホと共有で手軽に利用可能
– 工事不要、追加のデバイスが不要
– すぐに使えて、外出先でも利用可能
– 通信速度が安定しない場合がある
– データ容量に制限があり、コストがかかる場合も
– 長時間利用にはバッテリー消費が早い

今回はこの中から光回線ホームタイプに絞って比較ランキング形式で見ていきましょう。

特にクリエイターやリモートワークでは、アップロード速度も重要です。

光回線などの高速回線を選ぶと、アップロード速度も比較的高速で安定します。
そのため、この記事ではアップロード速度が期待できる光回線から順番に、据え置きタイプ、ポケットWi-Fiと、それぞれじっくり検討しながらおすすめを厳選していきたいと思います。

また、最後には今更きけないインターネットに関する知識をわかりやすくまとめています。

この先の世界で、インターネットがなくなることはない・・・ので、是非基礎知識として知っておいてください。

その前に余談ですが、個人的に次更新する際には、スペースXの衛星通信サービス「Starlink」も検討したいと思っています。

Starlinkは衛星通信を使ってインターネット回線を使うものであり、地球上のどこにいても通信が可能になるという優れもの。

ミニマリストにとって、そしてやはり中央管理システムに依存したくない人にとってはこの上ない最高のシステムになるわけです。

初回衛星アンテナ費用に月額利用料を払って使う感覚としては日本にもよくある工事不要の据え置きタイプのようにも思えますが、やはりそこはスペースX、通信速度が桁違いに違うわけですし、何よりも夢がありますよね。

回線が引かれていないようなポツンと一軒家暮らし、山籠もり生活をしたい方には最高の選択となります。

というわけで、この記事ではホームタイプでしっかり通信するサービスを選択していきますので、まずは価格よりも重要になってくる通信速度についてみていきましょう。

スターリンクの速度

スターリンクの通信速度は、一般的に100〜200Mbps程度とされており、理論的には最高300Mbps程度の速度も期待できます。
これは、多くの光回線サービスに近い速度です。
ただし、天候に左右されるというデメリットもあります。

Starlinkをもっと詳しく 通信速度の目安

通信速度の目安(下り・上り)

用途 推奨通信速度 契約タイプの目安
下り 上り 工事不要の据え置きタイプ ポケットWi-Fi 光回線ホームタイプ
メール送受信、Web閲覧 1〜5Mbps 1〜5Mbps
HD動画視聴 5〜10Mbps 1〜5Mbps
4K動画視聴 20〜25Mbps 5〜10Mbps
オンラインゲーム 5〜10Mbps 5〜10Mbps
ビデオ会議 2〜10Mbps 2〜10Mbps
ファイルのアップロード(軽量ファイル) 1〜5Mbps 1〜5Mbps
ファイルのアップロード(動画・大容量) 10〜50Mbps 10〜50Mbps
クラウドストレージとの同期 10〜20Mbps 10〜20Mbps
ライブ配信 10〜20Mbps 10〜20Mbps

こちらの表で見やすいかと思います。

工事不要の据え置きタイプで対応可能な方はかなりいらっしゃるかと思います。

ただし、やっぱり家族で使っていたりすると、時間帯によっては回線が混雑し、速度は非常に遅くなります。

また、2024年11月時点で、ソフトバンクの工事不要据え置きタイプをテストで使ってみましたが、ダウンロードは確かに高速に使えるようですが、アップロード、上りがかなりしんどい。

ソフトバンクには事前に、「上りの速度は非公開です」と聞いていました。

なるほど、非公開にする必要があるほどの、上り速度でありました。

Youtube動画や、ましてや4Kファイルのアップロードや、クラウド同期など、とてもじゃないけど実用レベルとは程遠い速度であったわけです。

つまりクリエーター、そしてなんらかのビジネスをしている、インスタやYoutubeをはじめたいと考えている方にとっては、工事ありの光回線が必須ということが言えます。

光回線高速ランキング3選

使った分だけ!:段階料金制のインターネット光回線【BB.excite光 Fit】

BB.excite光 Fitは使った分量に応じて段階課金されるシステムとなっています。

また、後述しますインターネットの基礎知識にてお届けしますが、IPv6 IPoE通信を採用していますので、時間帯による混雑や、極端に速度が遅くなったりすることはありません。

安定した高速通信を実現し、ストレスのないネット環境を構築することができます。

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夜型さんに合わせたプランを選べるSo-net

利用用途 日中メインで
使うなら Sプラン
日中も夜も
使うなら Mプラン
夜間たっぷり
使うなら Lプラン
S M L
検索・ショッピング
SNS
リモートワーク 家族もリモートワーク
動画視聴 高品質で動画を楽しみたい
オンラインゲーム 頻繁にゲームを楽しみたい
時間帯イメージ 日中の利用が中心
ほとんど利用なし
日中も夜も
バランスよく利用
日中は適度にネットを利用
夜間はより集中して利用

使う時間帯を考えながらプランを練られるようになっています。

朝型、夜型は遺伝的な要素が強く、どちらがいいとか悪いとかないというのが最新の科学的な見解であります。

よく成功者には朝型が多いと言われることがありますが、それは朝型の成功者を探した結果でしょう。

偉人の中には夜型の人もたくさんいますし、世界的にもトップクラスの成功者であるイーロンマスクは夜型で有名です。

夜勤のある方や、日中しか使わない方、また、海外の人とやり取りをするので、日本時間の夜がデータ量かなり使う方など、必要に応じてプランを練ってみてください。

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シンプル&安定感:GMOインターネット

シンプル安い、安定のGMOインターネットです。

1ギガプラン、10ギガプランがあり、初年度はそこまで大きな差はない10ギガプランはエリアが拡大中で、利用できるエリア範囲の可能性が高くなっています。

加えて10ギガプランの特典はかなり多く、今契約するなら10ギガプランが圧倒的におすすめです。

10Gbps(光配線方式)については後半のインターネットの基礎知識にて是非理解しておいてください。

値段や特典の豊富さ、総合的にみて、一番使いやすい回線になります。

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工事不要のお手軽ネット回線ランキング

昨今は、こちらの工事不要タイプが人気となっています。

特にクリエーターの中でも動画を取り扱わない方には、そこまでアップロード速度は気にしなくてもいいかもしれません。

筆者も音楽制作だけであれば一つ目に紹介するソフトバンクエアーを使ったことがありますが、ダウンロード速度は特に不便を感じたことはありません。

Youtube視聴したり、SNSしたり、ニュースを見たり、おうち時間が長めの方は、スマホのプランを激安にして、工事不要のインターネット回線で事足りるというケースも多いと思います。

わけありさん歓迎?:審査なしクレカなしでも契約OK【誰でもWi-Fi】

こちらは工事不要タイプの据え置き型とポケットWi-Fi両方取り扱っています。

ブラックでも強制解約者でもOKという文言通り、本当に誰でも契約できる通信となっており、その分月々のお値段は少々高めとなっています。

最近は携帯の契約にも年収を記入しなければいけなかったり、審査があったりと何かと大変です。

機種を分割購入という形になるので当然と言えば当然ですが、訳アリの方はもちろんですが、海外在住一時日本滞在している方などにおすすめ。

誰でも契約できますが、悪用はしないようにしましょう。

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【自由に移動!】法人・店舗向けの5G対応Wi-Fi:BizAir

安くて早くて工事が不要、お申込みから最短で3日後には利用開始というスピード感は魅力的。

店舗利用の場合はアップロード作業などはほとんどないでしょうから、事務所用と店舗用とわけてもいいですね。

5G の無制限使い放題で6000円とちょっとですから、お値段も理想的です。

また、素晴らしいのが、契約住所以外の場所でも利用できるという点。

ソフトバンクエアーをはじめ、据え置きタイプのWi-Fi業者は住所変更の届け出が必要なケースも多く、気軽に別の住所では使えないのが難点でした。

その点、BizAirなら、ニーズに合わせて、環境に合わせて利用者の好きな場所で高速Wi-Fiが利用できるので、レンタルサロンやレンタルスペース、マルシェなど移動のある店舗やビジネスにも柔軟に対応できます。

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インターネットの基礎知識

IPv4とIPv6について

IPv4とは?

  • **IPv4(Internet Protocol Version 4)**は、インターネットの「アドレス」を管理するための古いバージョンの規格で、一般的に多くのネットワークで使われている形式です。
  • IPv4は約43億のアドレスを扱えますが、インターネット利用者の増加により、アドレスが不足する問題が出てきました。このアドレス不足が、インターネット速度の低下や通信混雑の原因になることがあります。

IPv6とは?

  • **IPv6(Internet Protocol Version 6)**はIPv4の後継規格で、約340デシリオン(1兆の1兆倍以上)のアドレスを扱うことができ、アドレス不足の問題を解決します。
  • IPv6には、ネットワークの混雑を解消する技術が導入されており、IPv6対応のホームタイプ光回線はIPv4に比べて速度が速く、安定した通信が期待できます。特に夜間などの混雑時でも、快適にインターネットを利用できる可能性が高まります。
  • なお、IPv4とIPv6は異なる規格であり、IPv6に完全対応した通信機器やプロバイダが必要になります。

どちらを選ぶべきか?

  • IPv6対応の光回線を選ぶと、将来的な安定性も考慮した選択ができ、特に混雑時のストレスが少ないです。クリエイティブな作業やリモートワークでの安定性を重視するなら、IPv6対応のホームタイプが推奨されます。

10Gbps(光配線方式)について

Gbpsとは?

  • **Gbps(ギガビーピーエス)**は、通信速度の単位で、1秒間にどれだけのデータを転送できるかを示します。たとえば、10Gbpsは1秒間に約10ギガビットのデータを転送できるという意味です。
  • 一般的な光回線は1Gbpsで提供されていますが、最新の回線サービスでは10Gbpsを提供するところも増えてきています。この高速通信が可能なため、大容量データの送受信複数のデバイスで同時にインターネットを使用する家庭やオフィスに適しています。

インターネットの速度は、データの伝送速度を表すため、主に**bps(ビット毎秒、bits per second)**という単位が使われます。さらに、より大きな単位として以下のようなものがあります。

  • Kbps(キロビット毎秒): 1 Kbps = 1,000 bps
  • Mbps(メガビット毎秒): 1 Mbps = 1,000,000 bps
  • Gbps(ギガビット毎秒): 1 Gbps = 1,000,000,000 bps

光配線方式とは?

  • 光配線方式は、光ファイバーケーブルが自宅やオフィスの部屋まで直接つながる配線方法です。この方式は、通信速度や安定性が最も優れており、特に10Gbpsの高速通信では光配線方式がほぼ標準です。
  • 他の配線方式(たとえばVDSL方式)では、建物の中で銅線に切り替わるため、通信速度が低下しやすく、特に高速通信を求める場合には適していません。
  • したがって、10Gbpsの光配線方式は、高速かつ安定した通信環境を構築したいクリエイターやビジネス用途に向いており、特にデータのやりとりが多い作業環境に最適です。

DS-Liteとはなんですか?

DS-Lite(Dual-Stack Lite)**は、インターネット接続のための技術の一つで、特にIPv4アドレスの不足に対応するために導入されています。

インターネットプロバイダ(ISP)やネットワーク機器において、IPv6の普及をスムーズに進めつつ、従来のIPv4をサポートするために利用されます。

1. DS-Liteの背景と必要性

DS-Liteの仕組み

DS-Liteでは、家庭内のネットワークをIPv6で接続し、インターネットプロバイダ側の特別なゲートウェイ(AFTR: Address Family Transition Router)を利用してIPv4の通信も実現します。

具体的には以下のような流れです:

  1. 家庭内ではIPv6で接続: 家庭のルーターは、インターネットプロバイダから提供されたIPv6アドレスを使用してネットワークを構成します。
  2. IPv4通信をプロバイダ側で変換: IPv4通信が必要な場合は、DS-Lite対応ルーターがIPv4パケットをIPv6トンネルに乗せて、プロバイダ側のAFTRに送信します。
  3. AFTRがIPv4に変換: AFTRは受け取ったIPv6トンネルからIPv4パケットを取り出し、IPv4での通信を行います。通信が終わると、逆の手順でパケットが家庭のルーターに返されます。

DS-Lite対応ルーターの必要性

DS-Liteを利用するためには、DS-Lite対応ルーターが必要です。

このルーターは、IPv4のパケットをIPv6にトンネリングして送信できる機能を持っています。DS-Lite対応ルーターがない場合、IPv6環境において従来のIPv4サイトに接続することができなくなります。

DS-Liteのメリットとデメリット

メリット

  • IPv4アドレス不足に対応: プロバイダ側でIPv4を共有して扱えるため、IPv4アドレスを節約できます。
  • IPv6へのスムーズな移行: 家庭内はIPv6ベースで運用しつつ、従来のIPv4も併用できるため、IPv6の導入を促進します。

デメリット

  • プロバイダ依存: DS-Liteの環境はプロバイダ側の設定に依存するため、プロバイダがDS-Liteをサポートしていない場合には使用できません。
  • 通信速度や遅延: IPv4通信が必要な場合、AFTRサーバーを経由するため、若干の遅延が発生することがあります。

DS-Liteが利用される場面

日本のインターネットプロバイダでも、IPv6対応のサービスとしてDS-Liteが提供されていることが増えています。

特に、フレッツ光など一部の光回線でのIPv6サービスにおいて、IPv4接続をサポートする手段としてDS-Liteが使われています。