【ラックケースの選び方をプロが解説】ラックケースで音響機材をスタイリッシュに整理!

録音エンジニアになったら、スタジオ運営を始めたら、宅録スタジオを作ったら。

その前にまずは機材選びですよね。

でも機材選びの前に考えて欲しい3つのことがあります。

最初に3つのことを考えた上でスタイリッシュに整理するラックケースという選択肢をご紹介します。

うまく機材選定できて、整理していけば最高にクールなスタジオに仕上がりますので、是非検討してくださいね!

簡易紹介:こうたろう

1986年生まれ
音大卒業後日本、スウェーデン、ドイツにて音楽活動
その後金田式DC録音のスタジオに弟子入り
写真・映像スタジオで音響担当を経験し、写真を学ぶ
現在はヒーリングサウンド専門のピアニスト、またスタジオでは音響エンジニア、フォトグラファーなどマルチメディアクリエーターとして活動中
当記事ではプロのピアニスト、音響エンジニアとしての知識とスキルをシェアしていきます

ヒーリング音響専門ブランド

機材選びの前に考えておくべき3つのこと

  1. 常設の機材なのか、持ち運ぶ機材なのか。
  2. クライアントを迎えるのか、迎えないのか。
  3. 制作・録音していくジャンルの特定。

実はこれ非常に重要なポイントなんです。

今の時代は機材が軽量化していますから、ノマドスタジオ運営も可能。

ワンポイント録音エンジニアに転向した筆者ももちろんノマド録音エンジニアです。

時に自然界だったり、時にコンサートホールだったり、時に完全防音のスタジオをレンタルしたり。

いろいろな環境で収録、制作をしていきます。

その昔DTMと呼ばれたデスク上だけで音楽を作成するスタイルの方もいるかと思います。

その場合はホールに出向いたりといった機会はあまりないと思いますし、クライアントワークをするのかしないのか、また立ち会いマスタリングやミックスをする場所は別に用意するのか?

など、いろいろな選択肢があるかと思います。

また制作・録音するジャンルもしっかりと定めていきましょう。

それらを踏まえた上でラックケースで管理する方法を検討するとより計画が立てやすくなります。

ポイントノマドと併用する場合はやはりラックケースに収まる機材選定前提の方がいいですし、立ち会いマスタリングなどをしっかりするスタジオを運営したい場合はラックミキサーよりも見栄えの良い広い卓(ミキサー)の方がクライアントには喜ばれますし、デスクトップにマウントするだけの枠もあります。
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というわけで本日はラックベースの機材選びをする方向けのケースを一緒に考えていきましょう。

持ち運びのラックケース

ラックケースは様々なサイズがあって、1U,2U,3U,4U,12Uなんてものまであります。

それぞれ業界では1U(イチユー)、2U(ニユー)などの呼び方をします。

ポイント最初の数字を日本語で言うのは関西圏で多いです。
関東圏ではワンユー、ツーユーなどの呼び方が多いような気がします。
もちろん英語圏の人と制作する場合はすべて英語で!(単位自体は世界共通です)
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タンゴなどスペイン語圏のエンジニアと制作する場合はスペイン語の数字だけざっくり覚えておきましょう。

01 {数字, 曜日, 重さ}+豆知識(音声ストリーミング)

ラックケースにはこういう単位でサイズがありますが、例えば4Uのラックケースには機材が4つ搭載できるというものではありません。

4Uサイズの機材もあれば、2Uサイズの機材もある。

もちろん1Uサイズの機材もあります。

また、ハーフラックサイズという機材もありますので、コーディネートは自由自在。

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機材のコーディネートにこーでねーとというものはありません。

4Uラックケース

 CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / CPR4UE 4Uラックケース をサウンドハウスでチェック

クラシックプロはサウンドハウスさんのオリジナルブランドです。

そのため安くて品質の良いものが多いのが特徴。

クラシックプロのこのラックケースは実際に使ったことがありますが、お値段を考えると凄まじいコスパです。

ラックケースなどは基本的に音質には影響しないので、ここはある程度しっかりしたものであればお値段安くても問題ありません。

ケチってOKなところです!

CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / CPR4UE 4Uラックケース をサウンドハウスでチェック

同じクラシックプロの中でもスタッキング(積み重ね)前提のこちらのデザインもあります。

 CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / CPA04 4Uラックケース をサウンドハウスでチェック

個人的にはこちらのデザインの方が好みです。

4U以上の機材を持ち運ぶ、またはスタジオにマウントする場合、このように4Uを複数使うケースと、12Uなどの巨大なラックにマウントするケースがありますが、通常はグループごとに分けてマウントします。

そのため同じ4Uでも2U×2個などのカスタマイズで構成することが多いです。

例えばマイクアンプとADCで2U、ミキサーとレコーダーで2Uの合計4Uで移動するなど。

そういう使い方でサイズを選んでいってください。

1U~3Uまでのラックケース

だいたい4Uが標準的な感覚のケースになりますが、先述の通り、ジャンルで括ったり、またはより少ない装備で移動するなどの際に1Uや2Uなども頻繁に使われます。

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1Uの場合はシンプルにラックデザインの機材のケースという感覚ですね。

CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / 1Uショートラックケースをサウンドハウスでチェック CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / 2Uショートラックケースをサウンドハウスでチェック
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積み重ね前提のスタッキングスタイルのケースはこちら!

CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / CPA02 2Uラックケースをサウンドハウスでチェック CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / CPA03 3Uラックケースをサウンドハウスでチェック

4U以上の巨大ラックケース

 CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / CPR6UE 6Uラックケース をサウンドハウスでチェック

この辺りになってくるとマルチマイク録音エンジニア向けになってくるかと思います。

CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / CPR6UE 6Uラックケース をサウンドハウスでチェック

筆者が子供時代はまだ4Uの12chミキサーなどがありましたが、現代では4U以上を使うというとスタジオごと移動してイベントやライブをする場合や、シンセサイザーなどのライブをする場合などになってくると思います。

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最近はあまり見かけなくなりましたが、昔はラックマウントタイプのシンセサイザーもたくさんありました。
今だと例えばベリンガーの2600なんかは8Uサイズになってます。

 BEHRINGER ( ベリンガー ) / 2600 アナログシンセサイザー をサウンドハウスでチェック

クラシックプロは移動用に12Uまで対応しているみたいです。

このサイズでの移動は当然車前提になりますね。

CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / CPC12W 12Uラックケース をサウンドハウスでチェック

その他移動に便利なラックケース

RR6UEDHW 6Uラックケース ハンドル/キャスター付きをサウンドハウスでチェック

こんな便利なスーツケーススタイルのラックケースもあります。

RR6UEDHW 6Uラックケース ハンドル/キャスター付きをサウンドハウスでチェック
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これなら6Uサイズの機材運搬も公共交通機関で移動可能になりますね!

参考までにほとんどの方がこれを個人で使うことはないかと思いますが、こんなのもあります。

RR16UAD 16Uラックケースをサウンドハウスでチェック
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ケースだけで約29kgですか・・・
ピアノ業界の人間にとってはアップライトピアノなどは携帯用ピアノですから、業界の人から見ると大したことないですが、29kgは個人では無理ですよね。
移動にはもちろんカートを使ってください。

RR12MWAD RR12M-Uシリーズ用キャスターボードをサウンドハウスでチェック

スタジオ常設用ラック

スタジオ常設用のものはそこまで頑丈ではなく、枠だけだったりします。

キャスター付きで頻繁にスタジオ内で移動させるのか、コンソール固定して使うのかによって変わってきます。

どちらがいいのかというと、音響機材の場合モノによっては音の振動が外に漏れてしまう(本当にプロが聞かないとわからないレベルのわずかな振動です)場合もあります。

そういったものは頑丈な常設用ケースに入れて大理石で挟む等の対策をすることもあります。

スピーカーを同じです。

エフェクターやコンバーターなど要素だけ抜き取ってあとから返すような機材はキャスターで簡易なものでもいいかと思います。

その辺りもスタジオのインテリアやデザインなどを考慮して考えていきましょう。

宅録個人用ならこれ!

 K&M ( ケーアンドエム ) / 40900 8Uデスクトップ用ラックスタンド をサウンドハウスでチェック

枠だけなら放熱性も高く、配線を入れ替えるのも楽。

個人の宅録ならいろんな機材を試したいと思うので非常に便利です。

K&M ( ケーアンドエム ) / 40900 8Uデスクトップ用ラックスタンド をサウンドハウスでチェック

しっかりスタジオ運営ならこれ!

CPS08W 8Uスタジオラック キャスター付きをサウンドハウスでチェック

頑丈ですので重さもありますが、その分安定感は抜群です。

これを二個購入してラック部分に機材を入れて、スピーカースタンドにするという手もありますよね。

スピーカーの設営はまたコツがありますので、別の記事で特集していきます。

クライアントをお迎えする方

クライアントを常設のスタジオにお迎えする方はやはり良い印象を持ってらいたいですよね。

倉庫みたいな場所でぐちゃぐちゃの配線と機材に囲まれて・・・というのも味があって良いですが、やはりクライアントはゲストですので、気持ちよく過ごしてもらいたいものです。

家具やデスクなどおもてなしをするためのアイテムもしっかり考えましょう。

家具は購入すると高いのでレンタルがおすすめ。

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ソファや椅子などは入れ替えておくとリピーターのクライアントさんとの話題作りにもなりますよね。
こちらのsubsclifeさんだと気に入ったら購入も可能なので、税金対策にもなります!

人気家具のサブスク【subsclife(サブスクライフ)】
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いつでも交換可能でフレキシブルにレンタルできるCLAS(クラス)さんも家具のレンタル業界ではとても有名なブランドです!

家具のレンタル CLAS(クラス)

スタジオを彩るポスター

最後に筆者も何枚か購入させてもらっている北欧デザインポスター【プロジェクトノード】さんもご紹介させてください。

プロジェクトノード

良い絵を飾ると空間が一気に引き締まります。

クライアントスタジオ運営には欠かせません。

センスよく決めていきましょう。