在宅介護にも使える / M5Stackで気温・気圧・湿度を計測する

在宅介護にも使える / M5Stackで気温・気圧・湿度を計測する
この記事についてM5Stackにて気圧センサーを追加して、気温・湿度・気圧計を作ってみましょう。

在宅介護にも使える! / M5Stackで温湿度計を作る5つの手順

代替テキスト

noteでは雑記ブログとして介護に関連する記事も投稿していますので、是非遊びにきてください。

気圧センサーを用意

GROVE – 気圧センサ(BMP280)というセンサーなのですが、こちらもスイッチサイエンスさんで2020年2月14日現在は在庫切れとなっています。

こちらはGROVEケーブルでM5Stackと接続するだけで設置完了です。

プログラムを書く

前回の記事で開発環境は整っているかと思いますので、今回もArduino IDEを使います。

→前回の記事「M5Stackで温湿度計を作る5つの手順」

最初にGROVE – 気圧センサ(BMP280)のライブラリをインストールします。

Arduino IDE 「ツール」→「ライブラリを管理」をクリック。

ライブラリマネージャーを立ち上げて

「grove bmp280」と入力し、「Grove – Barometer Sensor BMP280 by Seeed Studio」というライブラリをインストールします。

#include <M5Stack.h>
#include "Adafruit_Si7021.h"
#include "Seeed_BMP280.h"
#include <Wire.h>

Adafruit_Si7021 sensor = Adafruit_Si7021();
BMP280 bmp280;

void setup(){
    M5.begin();

    if(!sensor.begin()){
       Serial.println("not find Si7021");
       while (true);
    }
    if(!bmp280.init()){
       Serial.println("broken!");
       while (true);
    }    
    M5.Lcd.setTextSize(3);
}   
 
void loop(){
  float temp = sensor.readTemperature();
  float humid = sensor.readHumidity();
  float bmp280temp = bmp280.getTemperature();
  uint32_t pressure = bmp280.getPressure();
  float altitude = bmp280.calcAltitude(pressure);

  M5.Lcd.setCursor(40,30);
  M5.Lcd.printf("Temp: %5.1f'C", temp);
  M5.Lcd.setCursor(40,70);
  M5.Lcd.printf("Humid: %5.1f%%", humid);

  M5.Lcd.setCursor(40,110);
  M5.Lcd.printf("Temp: %5.1f'C", bmp280temp);
  M5.Lcd.setCursor(40,150);
  M5.Lcd.printf("Preess: %dhPa", pressure / 100);
  M5.Lcd.setCursor(40, 190);
  M5.Lcd.printf("Alti: %5.2fm", altitude);

  delay(1000);
}  
  

↑↑↑みんなのM5Stack入門(P110)引用

さて、実行結果はどうなったでしょうか?

このように、上から前回で使ったセンサーでのSi7021の温度。

次にSi7021の湿度。

3段目は今回使用したBMP280の温度。

4段目にBMP280で計測した気圧。

5段目は気圧から計算した高度が表示されています。

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プロフィール

こうたろう
こうたろう
音大を卒業後ピアニストとして活動。
日本で活動後北欧スウェーデンへ。
アーティストLindha Kallerdahlと声帯とピアノによる即興哲学を研究。
その後ドイツ・ケルンに渡りAchim Tangと共にアルバム作品制作。
帰国後、金田式DC録音の第一人者:五島昭彦氏のスタジオ「タイムマシンレコード」にアシスタントとして弟子入り。
独立後音楽レーベル「芸術工房Pinocoa(現:Kotaro Studio)」を結成。
タンゴやクラシックなどアコースティック音楽作品を多数プロデュース。
大阪ベンチャー研究会にて『芸術家皆起業論~変化する社会の中、芸術家で在り続けるために』を講演。
その後、秋山庄太郎氏後継の写真スタジオ「村上アーカイブス」でサウンドデザイナー兼音響担当として映像制作チームに参加。
村上宏治氏の元で本格的に写真、映像技術を学ぶ。
祖父母の在宅介護をきっかけにプログラムの世界に興味を持ち、株式会社 ジオセンスの代表取締役社長:小林一英氏よりプログラムを学ぶ。
現在はKotaro Studioにて『あなたのためのアートスタジオ』音と絵をテーマに芸術家として活動中。
2023年より誰かのための癒しの場所『Curanz Sounds』をプロデュース。

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