【2025年最新保存版】クリエーターのためのPython〜音響や動画で使えるサンプルコード13選
この記事の目次
本日は音に関するPythonプログラムの小技をまとめました。
音響エンジニアやクリエーターだけでなく、動画編集者やポッドキャスター、オーディオブックのナレーターなど、様々なジャンルの方に便利な小技を集めていますので、日常の時短に是非活用してください。
この記事ではそれらの技術をまとめており、サンプルコードは、note「Kotaro Studioアカデミー」の記事や当スタジオの記事に掲載しており、当ページからもリンクをしています。
サンプルコードは、それぞれの環境ごとに抽出されるエラーは違います。
エラーの際はデバッグが必要になり、デバッグのサポートをは行っておりませんのでご注意ください。
この記事を担当:こうたろう
1986年生まれ
音大卒業後日本、スウェーデン、ドイツにて音楽活動
ドイツで「ピアノとコントラバスのためのソナタ」をリリースし、ステファン・デザイアーからマルチマイクREC技術を学び帰国
金田式DC録音のスタジオにて音響学を学ぶ
独立後芸術工房Pinocoaを結成しアルゼンチンタンゴ音楽を専門にプロデュース
その後写真・映像スタジオで音響担当を経験し、写真を学ぶ
現在はヒーリングサウンド専門の音楽ブランド[Curanz Sounds]を立ち上げ、ピアニスト, 音響エンジニア, マルチメディアクリエーターとして活動中
当サイトでは音響エンジニアとしての経験、写真スタジオで学んだ経験を活かし、制作機材の解説や紹介をしています。
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【さらなる専門家の監修】録音エンジニア:五島昭彦
学生時代に金田明彦氏に弟子入り。
ワンポイント録音の魅力に取り憑かれ、Panasonic半導体部門を経て、退職後金田式DC録音の専門スタジオ:タイムマシンレコードを設立。
ジャズは北欧系アーティストを中心に様々な美しい旋律を録音。
クラシック関係は国内外の様々なアーティストのレコーディングを担当しており、民族音楽にも精通。
現在は金田式DC録音のDSDレコーディングを中心にアコースティック楽器の収録を軸に活動中。
世界で唯一、金田明彦氏直系の弟子であり、金田明彦氏自らが手がけた金田式DC録音システムを使用している。
音源を一括MP3に変換
MP3の変換は意外とめんどうなものです。
DAWソフトをいちいち立ち上げるのも面倒なときがありますし、大量のファイルを一括で変換したい場合はPythonを使うのがもっとも効率的です。
この記事のサンプルコードでは、指定したフォルダ内の音源ファイルをMP3(320kbps)に変換し、別のフォルダに出力するPythonコードです。
フォルダ内データの名称をリスト化
アルバムを制作する際や、曲目リストを作る際などは意外と便利な機能。
ファイルのプロパティーを見ていちいちコピペしていませんか?
Pythonで一括リスト化して効率的に作業しましょう。
この記事ではフォルダの名前整理から、番号をつけて出力するなど、ファイル整理のプログラムを学びます。
音楽ファイルの再生時間をPythonで取得
同様によく使うのが、こちらのファイルの再生時間ではないでしょうか?
これも手入力では限界がありますので、Pythonにやってもらいましょう。
MP3、FLAC、OGG、M4A、WAVなどの多くのオーディオファイル形式をサポートしています。
特定の拡張子だけを抽出して新しいフォルダに
例えば、ドキュメントの中にある.mov だけ”完成動画”というフォルダに格納したい場合など。
ファイル整理の際は一個一個手動でフォルダわけするのは面倒です。
Pythonで一発解決してもらいましょう。
音声ファイルを自動で文字起こし
これはアプリ開発などに便利ですね。
一般的な制作ではなかなか使わないかもしれませんが、AzureのAPIなど使い方を覚えておいて損はありません。
今回はMicrosoft Azureを使ってみます。
他にもIBMのAPIや、GoogleのAPIなどが有名ですね。
話している言葉をリアルタイムに翻訳してテキストを表示
こちらも覚えておいて損はないサンプルコードです。
大量の画像を一括で3M以下にリサイズ
こちらもMP3への変換同様、非常に面倒な作業。
いろいろなツールが出ているかと思いますが、一度Pythonファイルを作ってしまえばかなり楽に効率化できますので、Pythonにやってもらいましょう。
3M以下だったり、2M以下だったりも自由自在です。
サイズが大きくてアップロードできなかったときって、思っている以上にイラッとしますよね。
台本を翻訳して外国語の音声ファイルを自動生成
海外向けのショート動画の作成や、Youtubeの作成などに超便利。
特にインバウンドを狙うビジネスをしている方は、ぜひマスターしてみてください。
フォルダ内のオーディオを一括ノーマライズ
これは一番よく使うといっても過言ではありません。
ZOOMのM4で実験的に導入されたレコーダー内でのノーマライズ機能。
大変便利ではありましたが、やはり処理能力の問題で非常に時間がかかることがネックでした。
発想自体は最高でした。
実際DAWソフトでもノーマライズしかしない!というファイルはかなりたくさんあるのではないでしょうか?
フォルダで一括ノーマライズできれば、日々のポッドキャストの収録配信などもBGMを繋いで簡単にPythonだけで編集することができます。
クロスフェードでBGMを作成する
こちらもポッドキャストやYoutube編集にとても便利です。
特に動画の長時間BGMを作成する際は、動画編集ソフトでも、音声編集ソフトでもいちいち異なるファイルをクロスフェードして編集しなければいけません。
そしてそれらの作業はえてして人間の感性やおしゃれな発想は必要としていません。
そういう作業はすべてPythonにお任せ。
QRコードを扱う完全ガイド【保存版】
QRコードはかなり身近な存在になりました。
いまさら聞けないQRコードのこと、また作成や、リアルタイムQRコード生成Webアプリをつくり方まで徹底解説!
画像と音声ファイルで動画ファイルを作成
ポッドキャストをYoutubeでもアップしたい人のために。
最近は個人的にこのコードを一番使っています。
便利ですよ。
動画のリサイズ・クロップ・時間短縮
Xやインスタグラムに動画をアップしたいとき、、、1分以内にしてください、だったり、サイズがオーバーですと言われたり、面倒ですよね。
そんな時また動画編集ソフトでサイズをカットして、、、なんて面倒でやってられません。
Pythonで秒数指定して一発解決なので、このサンプルコードをぜひ活用してください。