【2025年最新:音のプロ厳選】自宅映画館のためのサウンドバー7選

この記事の目次
自宅で映画館レベルの音響体験を味わいたい──そんな夢が、今や簡単に叶う時代になりました。
近年、プロジェクターや高画質ディスプレイの進化とともに、映画館さながらの映像を自宅で楽しむ人が増えています。
しかし、本物の映画体験に欠かせないのは「音」。
映像がいくら美しくても、音の迫力や臨場感がなければ、その感動は半減してしまいます。
そこで注目されているのが「サウンドバー」。
従来のスピーカーセットのように複雑な配線や設置が不要で、1本のバー型スピーカーを設置するだけで驚くほどの臨場感が手に入ります。
特に最新のサウンドバーは、Dolby Atmos対応やバーチャルサラウンド技術を搭載し、まるで映画館にいるかのような立体音響を再現してくれます。
配線もシンプルなのでインテリア性を保ちながら映画館を楽しみましょう。
この記事では、音のプロが厳選した 「自宅映画館に最適なサウンドバー」 を紹介し、選び方のポイントも解説します。

この記事を担当:こうたろう
1986年生まれ
音大卒業後日本、スウェーデン、ドイツにて音楽活動
ドイツで「ピアノとコントラバスのためのソナタ」をリリースし、ステファン・デザイアーからマルチマイクREC技術を学び帰国
金田式DC録音のスタジオにて音響学を学ぶ
独立後芸術工房Pinocoaを結成しアルゼンチンタンゴ音楽を専門にプロデュース
その後写真・映像スタジオで音響担当を経験し、写真を学ぶ
現在はヒーリングサウンド専門の音楽ブランド[Curanz Sounds]を立ち上げ、ピアニスト, 音響エンジニア, マルチメディアクリエーターとして活動中
当サイトでは音響エンジニアとしての経験、写真スタジオで学んだ経験を活かし、制作機材の解説や紹介をしています。
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【さらなる専門家の監修】録音エンジニア:五島昭彦
学生時代に金田明彦氏に弟子入り。
ワンポイント録音の魅力に取り憑かれ、Panasonic半導体部門を経て、退職後金田式DC録音の専門スタジオ:タイムマシンレコードを設立。
ジャズは北欧系アーティストを中心に様々な美しい旋律を録音。
クラシック関係は国内外の様々なアーティストのレコーディングを担当しており、民族音楽にも精通。
現在は金田式DC録音のDSDレコーディングを中心にアコースティック楽器の収録を軸に活動中。
世界で唯一、金田明彦氏直系の弟子であり、金田明彦氏自らが手がけた金田式DC録音システムを使用している。
サウンドバーのメリット
もちろん従来型のオーディオシステムで映画を楽しむのもおすすめなんです。
いろいろこだわりたい方や、アンプによる音の違いを楽しみたい方、とにかく最高の音体験を希望する方は従来型のオーディオシステムで揃えていきましょう!
サウンドバー | AVアンプ+スピーカー | |
---|---|---|
設置の手軽さ | ◎ | △ |
音質の迫力 | ○ | ◎ |
コスト | ○ | △ |
配線の複雑さ | ◎ | △ |
サウンドバーのメリットはなによりも気軽な設置にあります!
リビングで家族みんなで大迫力の映画鑑賞をしようというときに、小さい子供やおじいちゃんおばあちゃんがいると、従来型のアンプ+スピーカーだとまず間違いなく誰かがケーブルに足を引っ掛けるでしょう。
サウンドバーの場合はそういう心配がないので、安心です。
筆者もそういう傾向があるのですが、部屋のお引越しが年に一回くらいあったりします。
気分を変えられて仕事にも精が出ますよね。
また、従来型はアンプやスピーカーのお値段がかなり高くなることが多く、またオーディオ沼に一度落ちてしまうと、最終的にゴールの見えない旅がはじまってしまう可能性があります。
予算を抑えておうち映画館を完成させる場合はサウンドバー一択でしょう!
サウンドバーの選び方
基本的には部屋の広さに合わせて選ぶといいでしょう。
小~中規模の部屋(6~12畳)だと、コンパクトなモデルやバーチャルサラウンド搭載モデルがおすすめ。
広めの部屋(12畳以上)だと、サブウーファー付き、低音専用スピーカー付きモデルやDolby Atmos対応モデルが理想。
特に低音重視の方、マーベルのようながっつりアメリカンサウンドの映画が好きな方はウーファー付き低音専用スピーカー付きモデルが必須となります。
歴史系、ドキュメンタリー系の方はウーファーなしでOKでしょう!
2.1chや5.1chなどの数値は何を意味しているのか?
ホームシアターシステムやサウンドバーを選ぶとき、「2.1ch」「5.1ch」といった表記を目にすることがあります。
これらの数値は、音響システムの構成を表しており、スピーカー選びにおいて重要なポイントのひとつとなりますので是非把握しておいてください。
最初の数字(例:2.1chの「2」)は、メインのスピーカーの数を示しています。
つまり、2.1chなら2つ、5.1chなら5つ、7.1chなら7つのスピーカーが含まれていることを意味します。
スピーカーの数が多いほど、音の広がりや立体感が増し、よりリアルなサウンドを楽しむことができます。
次に、後半の「.1」の部分ですが、これは サブウーファーの数 を表します。
たとえば、5.1chの場合は、5つのスピーカーと1つのサブウーファーが組み合わさっているという意味になります。
音響システムを選ぶ際には、このチャンネル数がどのような音の広がりを生み出すのかを理解し、自分が求める音響環境に合ったものを選ぶことが大切です。
サブウーファーとは?
ではサブウーファーとはなんのか?
ここもしっかり抑えておいてください。
サブウーファーは、低音域を専門に再生するスピーカー領域のことです。
通常、スピーカーシステムの一部として前方に設置されます。
「映画やドラマは普通のスピーカーだけで十分楽しめるし、わざわざサブウーファーを用意する必要はないのでは?」と思う方もいるかもしれません。
しかし、サブウーファーは、単なる「低音を出すスピーカー」ではなく、音の臨場感や深みを生み出す重要な役割を担っています。
人間の脳は、大きな音や深みのある低音に反応し、興奮や緊張感を生み出す仕組みになっているため、重低音がしっかりと響くことで、よりリアルな体験を味わうことができるのです。
音楽映像を視聴する際においても、ベースラインがしっかりと響くことで、楽曲全体のグルーヴ感や厚みが増します。
つまり、重低音は映像や音楽のクオリティを左右する、大切な要素なのです。
ホームシアターやオーディオシステムを選ぶ際は、スピーカー本体だけでなく、サブウーファーの性能にも注目してみると、より豊かな音体験が楽しめるでしょう。
ポイント
ただしもちろん例外もあります。
筆者の場合は自作のスピーカーを使っていますが、自作スピーカーの場合、好みの音質のためにあえてサブウーファーを使わないという選択もあり!
サブウーファーを置かないことで人間の声がよりリアルに、まるで対面で話しているかのように聞こえるようになるケースもあります。
ここは、映画館っぽさを追求するのか?より自然な音響を追求するのか?など考え方によって変わってきますので、自作スピーカーのすすめという記事で追って紹介したいと思います。
音のプロが厳選!おすすめサウンドバー
妥協は嫌!最高音質モデル(映画の臨場感を重視)
本格的にサラウンドオーディオを体験したい方はこれで決まりです。
Dolby AtmosとDTS:Xに、独自のMultiBeamTMを組み合わせた7.1.4chの完全な立体音響空間を再現してくれます。
セリフなどの声成分を明瞭に聞き取りやすくする独自技術「PureVoice」テクノロジーも搭載しており、おうち映画館のサウンドバーシステムとしては最高峰の選択肢となります。
やっぱりどんなカテゴリーにいってもオーディオといえばゼンハイザーなんです。
ヘッドホンもマイクもサウンドバーだってゼンハイザーは決して裏切りません。
アンビオシリーズで最もコンパクトなサイズ(幅約 70 X 奥行約 10 X 高約 6.5cm)で、気軽に最高音質を楽しめます!
部屋が大きい方、パワーがもう少し必要な方は、AMBEO Soundbar Plus もありますので、部屋の大きさによって決めてください。
重低音が必須の方はサブウーファーをお忘れなく!
ワイヤレススピーカーなどでも有名なBang & Olufsen。
北欧のブランドらしく、やはりデザイン性は抜群です。

独立した11個のアンプ駆動スピーカードライバーで構成され、卓越した音質を実現しています。
中央のセンターチャンネルには、2つのミッドレンジドライバーと1つのトゥイーターを搭載。
4つのウーファーも搭載しているので、は豊かな重低音を生み出してくれますし、この規模で低音が足りない・・・と思う方はいないでしょう。
インテリアにこだわりのある方はおすすめです!
高級Bluetoothスピーカー5選〜リビングを彩る音の美学コスパ最強モデル(手軽に高品質な音を楽しめる)
気軽にワンランク上のサウンド体験をさせてくれるヤマハらしい商品です。
「クリアボイス」や「バスエクステンション」、ヤマハ独自のチューニングサラウンド技術が搭載されており、テレビなどの音を聴きやすくグレードアップ。
豊かな低音と臨場感を再現します。
縦横自在で設置できるワイヤレスサブウーファーでインテリア性を確保しながら重低音を楽しめます。

気軽にテレビやPCのサウンドを強化して、自宅で気軽に映画鑑賞を楽しむ方に最適です!
立体音響技術「Dolby Atmos」、ロスレスオーディオフォーマット「DolbyTrueHD」に対応した、バランスのいいモデル。
デノンのサウンドマスターがチューニングした「Pure モード」では、原音を忠実に再現するように構成されており、音にこだわりのある方も納得のモデルとなっています。
また、エンクロージャーの底面に2基の75mmサブウーファーを内蔵しているため、迫力ある重低音も魅力的!
価格性能含め、かなりバランスの取れたサウンドバーですので、初めての方から断捨離でサウンドバーに移行した方などに特におすすめです!
コスパ最強モデル(手軽に高品質な音を楽しめる)
「クリアボイス」や「バスエクステンション」、ヤマハ独自チューニングのサラウンド技術を搭載しているため、気軽にテレビの音を強化するのに役立ちます。
また、横幅60cm、高さ6.4cmのかなりのコンパクトサイズとなっているため、インテリアも作りやすく場所をとりません。
コンパクトでまとまりよくコスパに優れた一本です!
FUNLOGY(ファンロジー)は、日本発のエンターテインメント家電ブランドであり、スピーカー、サウンドバー、プロジェクター、モニターなど、日々の生活を楽しくするガジェットを提供しています。
「Fun by Technology」をモットーに掲げており、お客様の声をもとに中国の現地工場と協力し、製品の開発・改善を365日行っています。
運営会社であるFUNLOGY株式会社は、「365日を楽しく」を企業理念とし、お客様と従業員が毎日を楽しく過ごせるよう、さまざまな挑戦を続けています。
この製品はこれまで見てきたサウンドバーと比較するとかなり安価な製品であるため、気軽にテレビをサウンドバー化することができます。
ただし、どうしても価格相応の音になってしまうため過度な期待は禁物。
テレビの音、映画鑑賞の際に音が聞こえにくい方のための、ボリュームアップ目的で購入を検討するのがおすすめ!
例えば離れて暮らす高齢の家族の方のために音を強化するプレゼントなどにもおすすめです!