【おうち映画館】ホームシアターの始め方&おすすめ配信サービス10選

昨今はオーディオ製品やプロジェクターの低価格化も進み
リーズナブルに自宅映画館を構築できるようになってきました。

映画館はどうしても上映時刻に縛られたり、そもそも近くに映画館がなかったり
また、映画のチケットそのものが高騰しているのもあって
なかなか気軽に楽しめる場所ではなくなってきましたよね。

さらに、好きな食べ物、好きな飲み物を楽しみながら
なによりトイレの間ストップしておいてもらえるのもおうち映画館の特権です。

本日はおうち映画館のすすめをテーマに自宅映画館に必要な知識をまとめていき
最後にはおすすめの映画配信サービスや、おすすめの映画情報
また当スタジオらしく「音がいい映画」についても紹介していきますので
是非最後まで読んで、自宅に映画館をつくっちゃってください。

あなたがおうち映画館を作るべき3つの理由

映画が好きなら、絶対おうち映画館なんです!

1、最高のリラックス空間で楽しめる

映画館ってやっぱり気を使いますよね。

知らない人に挟まれたら嫌だな〜とか、隣の人が臭いのきついジャンクフード食べてたり、途中でトイレに行く人が気になったり。

自宅こそやっぱり最高にリラックスできる場所、空間になります。

席はこのあたりでいいだろうか?
と悩むこともありません。

あなたにぴったりの位置にスクリーンを配置し、ぴったりの位置にスピーカーを配置し、誰かがいたら嫌がるかもしれない臭いのきつい飲食物を思う存分楽しみましょう!

2、低価格で最高級のクオリティー

昨今の映画というと、お値段がかなり高いな〜というイメージがあるのではないでしょうか?

当然装備されている機材などもレベルアップしていますし、物価と共にお値段が上がっていくのは仕方ないですが、やはりしっかりがっつり二人でいっても1万円は考えておかないといけない時代になっています。

おうち映画館、自宅映画館は、一番最初こそ、機材や設備の導入費用が嵩みますが、一度作ってしまうと、あとは、コンテンツ料金だけ。

3、映画以外のコンテンツも楽しめる

音にとてもこだわったスポーツ・・・といえば、テニスだったりします。

テニスの中継などは、スピーカーの性能がよく現れると言われており、ショットガンマイクはもちろん、おそらくパラボラ集音器なども使っているかもしれません。

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また、サッカーや野球の観戦も最高ですよね。

さらに、休日に海外ドラマを一気見!!!!!!
なんていうのも最高ですよね。

これは映画館には真似できない贅沢です。

実は超簡単!ホームシアターに必要なもの4選

ホームシアターというと、オーディオマニアがいくつもスピーカーを並べて難しい設定と接続をして
ようやく完成するというイメージがあったかもしれません。

でも最近ではそんな難しいことは考えず、簡単に完成してしまいます。

具体的には、コンテンツ+映像+音+ポップコーン

この4点があれば、完成です。

順番にみていきましょう。

1、プロジェクター

やはり大画面で見たいですよね。

プロジェクターで見る映画はまさに映画館そのもの。

最近の機種は小型のものもたくさん出ていますし、低価格で高性能なものが多いです。

昔は家庭用のプロジェクターといえば、専用のスクリーンがないと見れたもんじゃないといった状況でしたが、現在では基本的には家のどこかにある白い壁があればOKなんです。
その辺の白い壁で驚くような高画質の映像が映し出されますので安心してください。

プロジェクターに関しては最新事情を次の記事でまとめていますので、あなたの映画館にぴったりの一本を探してみてください。

【最新機種】自宅映画館用のおすすめプロジェクター20選

中古プロジェクター?

ヤフオクやメルカリでかなり安く出ていることも多いプロジェクター。
古いものだと数千円から見つけることができますが、プロジェクターは基本的にランプの寿命が決まっていたり、劣化する部品が決まってきたりするものなので、中古で購入するのは避けるようにしてください。

多少高いな〜と感じても新品のもので探すようにしましょう。

2、音を設置する

音に関しても一昔前の一苦労はなくなっています。

ネット上でも話題になっていましたが、一昔前の数十万円する高級アンプの音に超小型数千円のアンプが勝ったりする!なんてことは日常茶飯事。

音は選択次第でコストをかけずにクオリティーを上げていくことができます。

また、もういろいろ考えるのが面倒だ〜〜〜!という方は、Bluetoothや、簡単接続のサウンドバーを導入すればOK!

【最新:音のプロ厳選】自宅映画館のためのサウンドバー7選

インテリアに特に力を入れている!という方はこちらの記事も参照してください。

自宅を高級サロンに?!音のプロが厳選したおしゃれスピーカー8選

また、おひとり様の場合、実はヘッドホンでいいという方も結構いらっしゃるようです。

ヘッドホンは有線、無線と両方あります。

どちらも一長一短ありますが、ミニマリズムにスマートに自宅映画館をおひとり様でというのであれば、ちょっと高級なワイヤレスヘッドホンを選択するのもGOOD!

【プロが厳選】おすすめワイヤレスヘッドホン16選 完全ワイヤレスイヤホンのおすすめ13選 人気の高音質モデル

3、映画を再生する機器

こちらも一昔前とは随分様子が変わってきています。

以前はDVDプレーヤーやBlu-rayプレーヤーなどが必須ではありましたが、昨今はNetflixやHuluなどの映画や海外ドラマを配信するサイトのコンテンツがかなり充実しており、昔の映画も配信サイトから直接レンタルできるようになっています。

プロジェクターの中にはそういった動画配信サイトのアプリがそもそも内蔵されているものも多いので、用意する必要がない場合もあります。

とはいえ、CDやレコード同様映画はDVDやBlu-rayで所有したい派!の方はプロジェクターに繋げるための準備をしてください。

通常はHDMIで繋げられるはずです。

4、おつまみ

もちろん、超集中するためにおつまみなしでもOKなんですが、やっぱり定番はポップコーンでしょうか。

ちなみになぜ映画🟰ポップコーンの文化が定着しているのかというと、映画館が普及し始めた1930年代のアメリカでは、大恐慌の影響で安価な娯楽が求められており、ポップコーンはトウモロコシを爆ぜさせるだけで簡単に作れ、原価も低く、人気になりました。

また、食べる際に音が小さいというのも非常に大きなポイント!

恋人や家族と鑑賞する際もポテチやせんべいよりもポップコーンが音が小さくおすすめです!

おうち映画館のためのおつまみご案内(準備中)

より映画館に近づけるための3つのポイント

ではここからおうち映画館をさらに快適に、そして、より映画館に近づけるための工夫をまとめていきます。

1、光対策(遮光カーテンを導入する)

プロジェクターはルーメン数の高いものは昼間でも壁に投影することができるわけですが、それにしてもやはり暗いところではより高画質に明るく鮮明に投影することができるわけです。

暗いに越したことはありません。

そのため、外からの遮光を完全に遮断するカーテンを導入すると一気に映画館度がアップします!

特にホームシアターには 1級(遮光率99.99%以上) のものがおすすめです。

  • 1級遮光:ほぼ完全に光を遮断し、昼間でも暗くできる(ホームシアター向け)
  • 2級遮光:薄暗くなるが、光を完全に遮断できるわけではない
  • 3級遮光:薄明るくなる程度で、影がはっきり見える

2、音対策(ピンからキリまで)

映画の臨場感を左右するのが音。

プロジェクターは光を遮断さえしてしまえば最高画質になりますが、音は結構やっかいです。

みなさんも引越しの際や、引っ越したばかりのとき、部屋から荷物がなくなったら「この部屋ってこんなに響いていたのか?まるでエコーがかかったようだ!」と感じた経験はありますよね。

音というのは驚くほど衣類に吸われますし、驚くほど壁に反射します。

筆者も演奏家時代にピアノのコンサートをやるのに調律師や録音エンジニアとの打ち合わせの際、ホールの公式残響時間に加えて、お客さんの入り具合によって音響を決めるミーティングをしていました。

それがまた夏と冬では当然全く違ってくるわけです。

自宅で映画館部屋を作る際はやはり洋室ならカーペットを敷き、壁には服(布)をかけるなどの対策をしないと、せっかくのオーディオシステムも飽和状態になってしまって、セリフがいまいち聞き取りにくかったり、効果音が想定以上に反射して、なんだかぼやっとした音になってしまうわけです。

また、本格的なスピーカーを設置する方であれば、壁には専用の吸音材などを設置することが望ましいです。

3、より快適なVIPルームを目指して

ソファーやクッション、ブランケット、またサイドテーブルなども充実させて、さらなるリラックス空間の構築を目指してみてください。

せっかくの自宅映画館、実際の映画館よりもVIP席にすることは結構簡単なはず!

筆者のおすすめは、オークションサイトや、メルカリなどで中古のおしゃれな家具を探すこと。

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仕事部屋はイケアなんかで便利で安価なものをさくっと揃えるのが楽でいいですが、せっかくのこだわった趣味の部屋ですから、デザインまで徹底的にこだわって選んでみてください。

ちなみに昔の高級家具やソファっていうのは、本当に高級感があって、部屋においていると存在感抜群で座ってみても高級感をさらに感じるほど。

おすすめの動画配信サービス10選

おすすめ動画配信サービス一覧

サービス名 月額利用料(税込) 運営会社
Netflix 1,490円(スタンダードプラン) Netflix, Inc.
Amazon Prime Video 600円 Amazon.com, Inc.
Disney+ 990円 The Walt Disney Company
U-NEXT 2,189円 株式会社U-NEXT
Hulu 1,026円 HJホールディングス株式会社(日本テレビ放送網株式会社の子会社)
Apple TV+ 600円 Apple Inc.
Lemino 990円 株式会社NTTドコモ
TELASA 618円 TELASA株式会社(KDDIとテレビ朝日の合弁会社)
ABEMAプレミアム 960円 株式会社AbemaTV(サイバーエージェントとテレビ朝日の合弁会社)
dアニメストア 440円 株式会社NTTドコモ

Netflixは定番のサービスといえますし、オリジナルコンテンツのフォーマットがハマる人にはめっちゃハマる感覚です。

Netflixで個人的におすすめなのが、やはり本家スペイン版のペーパーハウス、また、ストレンジャーシングスは意味のよくわからなさが最高に楽しめます。

大人しめの映画でおすすめなのが、令嬢アンナの真実。
これは実話をもとにして作られていますので、臨場感たっぷりで楽しめます。

個人的にもすごくファンで大好きなビンテージ海外ドラマである、フルハウス、そしてその現代版であるフラーハウスは両方ともNetflixで視聴できます。

Huluは日本のドラマやバラエティーが好きなら登録しておくと、テレビ依存から解放されます。
また、日本でよく流行った海外ドラマを中心に配信されていますので、懐かしい作品もたくさんあるでしょう。

野球をはじめとしたスポーツ中継などもあったりしますので、Huluはそういう目的でもおすすめですね!

Hulu

結構穴場なのが、U-NEXTです。
月のお値段はちょっと高めなんですが、ポイント制になっているので、うまくいけば、新作もポイント内で視聴できることもあります。

コンテンツ数は豊富です。

他はいろいろなキャンペーンがあるでしょうから、運営会社とお使いのスマホや回線などとの兼ね合いで登録してみてはいかがでしょうか。

個人的に好きなのが、NetflixとHuluの二刀流です。

おうち映画館オープン

あなただけの時間。
家族だけの時間。
恋人同士の時間。

特別な時間を楽しむためのおうち映画館作り、是非チャレンジしてみてください。

特に音に対してこだわって追求していきたい方は他の記事も是非チェックしてみてくださいね。