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言語の壁を越える旅へ:翻訳イヤホン「DEARS」が開く新世界

英語に中国語、語学学習がこれからの時代必須になってくると言われた平成初期。

しかしテクノロジーに精通していた人たちは、語学学習は不要であると豪語していました。

現代におけるプログラミング学習でしょうか。

おそらく近い将来プログラミング学習が必要だと訴える人はほとんどいなくなるでしょう。

言語の壁は長らく人類のコミュニケーションを制限してきました。

異なる言語を話す人々が一堂に会するグローバル化した現代社会において、この壁はより一層障害となりえます。

しかし、AI技術の飛躍的な進化は、この古い障害を取り除く鍵となりつつあります。

「DEARS」イヤホンは、この技術革新の最前線に立ち、ChatGPTとの連携により、リアルタイムでの翻訳を可能にしました。

「DEARS」イヤホンの紹介

「DEARS」イヤホンは、最新のAI技術を駆使して開発された、翻訳イヤホンの革新的な製品です。

ChatGPTとの連携により、複数の言語を瞬時に翻訳し、ユーザーに伝えることができます。

現在は、Kickstarterにてクラウドファンディング中。

109ドル(約16,120円)から支援購入でき、2024年3月の発送を予定しています。

言語の壁をゼロへ

「DEARS」は、138言語の翻訳が可能。専用アプリと連携して使用することが前提となっており、もちろんビデオ通話にも対応しています。

連続再生時間は7〜8時間。

1〜2時間の充電でフル充電可能でUSB Type-Cが採用されています。

ケースのサイズは60×65×15mm。

重量は80g。

イヤホン単体は9.6gとしっかりずっしりな重量です。

これまでもVRゴーグルなどで字幕をほぼ同時に表示するデバイスがあったりしましたが、ありそうでなかった音声による同時通訳。

これは視覚障害のある方にも最高のデバイスになります。

旅行や日常会話でというよりも、主にビデオ通話などで活躍しそうですね。

語学学習は必要なくなり、同時通訳者という職業はAIによってなくなりました。

今後はコンタクトレンズにAI搭載のOSが埋め込まれたり、骨伝導同時通訳があったりと小型軽量化が進み、その先に次のイノベーションが起こるのでしょう。

これらの通訳系デバイスがiPhone並みに普及すれば、世界はもっと身近になるのかもしれませんね。

こうたろう

音大を卒業後ピアニストとして活動。 日本で活動後北欧スウェーデンへ。 アーティストLindha Kallerdahlと声帯とピアノによる即興哲学を研究。 その後ドイツ・ケルンに渡りAchim Tangと共にアルバム作品制作。 帰国後、金田式DC録音の第一人者:五島昭彦氏のスタジオ「タイムマシンレコード」にアシスタントとして弟子入り。 独立後音楽レーベル「芸術工房Pinocoa(現:Kotaro Studio)」を結成。 タンゴやクラシックなどアコースティック音楽作品を多数プロデュース。 大阪ベンチャー研究会にて『芸術家皆起業論~変化する社会の中、芸術家で在り続けるために』を講演。 その後、秋山庄太郎氏後継の写真スタジオ「村上アーカイブス」でサウンドデザイナー兼音響担当として映像制作チームに参加。 村上宏治氏の元で本格的に写真、映像技術を学ぶ。 祖父母の在宅介護をきっかけにプログラムの世界に興味を持ち、株式会社 ジオセンスの代表取締役社長:小林一英氏よりプログラムを学ぶ。 現在はKotaro Studioにて『あなたのためのアートスタジオ』音と絵をテーマに芸術家として活動中。 2023年より誰かのための癒しの場所『Curanz Sounds』をプロデュース。