ストーリー

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Kotaro Studio 誕生秘話

「100万円のマイクより、
心を震わせる音がある」
そう教えてくれたのは、
一本の手作りマイクでした。

多くの人がこう信じています。
「良い音を残すには、高価なブランドマイクが必要だ」と。
「初心者がプロの音質を手にするなんて無理だ」と。
かつての私も、そう信じて疑いませんでした。
しかし、ある運命的な出会いが、私の常識をすべて破壊しました。
これは、音に憑りつかれた一人の男が、「世界で一番美しい音」を追い求めた記録であり、あなたへ贈る招待状でもあります。

ラジカセの少年と、音への執着

原点は、中学生の頃の吹奏楽部の部室でした。
古いラジカセで練習を録音していた私は、あることに気づきます。
「ラジカセを置く位置を1センチ変えるだけで、音がまるで別物になる」
それからの私は、演奏そっちのけで「どこにマイクを置けば、空気が震えるような音が録れるか」を必死に探るようになりました。
当時はただの好奇心でしたが、今思えば、あれが私のエンジニアとしての「耳」を作ったのです。

伝説のエンジニア、師・五島昭彦氏との出会い

音大に進み、プロの音楽家として活動していた私は、人生を変える出会いを果たします。
「金田式DC録音」の継承者であり、天才的なエンジニア、五島昭彦氏です。
彼が録る音は、次元が違いました。
スピーカーから音が出ているのではない。「そこに演奏家がいる」と錯覚するほどのリアリティ。
ある日、五島氏は私に一本のマイクを手渡してくれました。

「君のために作った。これを使ってみなさい」

それは、有名メーカーのロゴが入った既製品ではありません。
彼が私のために、パーツ一つ一つを選び抜き、手作業で組み上げた、世界に一つだけのプロトタイプでした。

世界が変わった「あの音」の正体

家に帰り、そのマイクを繋いでヘッドホンを耳にした瞬間。
私は言葉を失いました。
鳥肌が立ちました。
レジ袋を丸めるカサカサという音。自分の足音。部屋の空気の揺らぎ。
何気ない日常の音が、極めて鮮明に、そして音楽的に響いているのです。
仕事柄、NeumannやDPAといった数十万円する名機を数多く使ってきました。
しかし、師匠がくれたこのマイクには、カタログスペックでは語れない「血の通った音」があったのです。
「機材の値段ではない。
どれだけ純粋に電気を通すかだ」
このマイクは、単なる道具ではありませんでした。
私と師匠を繋ぐ「友情の証」であり、音響物理を極めた者だけが辿り着ける「真理」そのものだったのです。

感動を、あなたにも届けたい

私は決意しました。
「この感動を、私だけのものにしてはいけない」
師匠の教えを胸に、現代の録音環境に合わせて何百回もの試作を重ねました。
はんだの種類、配線の長さ、カプセルの選定。
妥協は一切しませんでした。なぜなら、これは師匠への恩返しでもあったからです。
そうして完成したのが、現在Kotaro Studioで販売している『P-86S』です。
工場でロボットが量産したものではありません。
兵庫県のスタジオで、私、朝比奈幸太郎が一本一本、はんだごてを握り、魂を込めて作っています。
だから、月に数本しか作れません。
Kotaro Studio 代表
朝比奈 幸太郎

言葉はいりません。
まずは、聴いてください。

音楽家:朝比奈幸太郎が辿り着いたマイク、2つの「答え」

今すぐサンプルを聴く
STANDARD

P-86S

¥13,900
プラグインパワー対応レコーダーに挿すだけで数十万円のマイクに匹敵する音に。
初心者から上級者まで「無指向性マイクの美学」を味わえる一本。
PREMIUM

X-86S

¥39,600
その場の空気、静寂までも記録する。
「妥協なき音質」を求める人の、ミニXLR対応ステレオペアマイク。
映像クリエーター、アルバム制作に。