【Model 2400】TASCAM〜24chマルチトラックミキサー
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TASCAMから24chマルチトラックレコーディングミキサー/USBオーディオインターフェース「Model 2400」が2024年9月下旬発売されました。
希望小売価格は税込352,000円。
22チャンネルミキサー、24トラック・レコーダー、24イン/22アウト。
USBオーディオインターフェース搭載。
フラッグシップミキサーです。
自宅録音はもちろん、非常に高品質なマイクアンプ(16ch XLR にTASCAM Ultra HDDA (High Definition Discrete Architecture)マイクプリアンプ回路を搭載)も搭載しているため、そのまま業務用としても即戦力となります。
DAWトランスポートコントロールも搭載しており、そのままDAWソフトなどともシームレスに接続可能。
この記事を担当:こうたろう(音楽家)
1986年生まれ
音大卒業後日本、スウェーデン、ドイツにて音楽活動
ドイツで「ピアノとコントラバスのためのソナタ」をリリースし、ステファン・デザイアーからマルチマイクREC技術を学び帰国
金田式DC録音のスタジオにて音響学を学ぶ
独立後芸術工房Pinocoaを結成しアルゼンチンタンゴ音楽を専門にプロデュース
その後写真・映像スタジオで音響担当を経験し、写真を学ぶ
現在はヒーリングサウンド専門の音楽ブランド[Curanz Sounds]を立ち上げ、ピアニスト, 音響エンジニア, マルチメディアクリエーターとして活動中
当サイトでは音響エンジニアとしての経験、写真スタジオで学んだ経験を活かし、制作機材の解説や紹介をしています。
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【さらなる専門家の監修】録音エンジニア:五島昭彦
学生時代に金田明彦氏に弟子入り。
ワンポイント録音の魅力に取り憑かれ、Panasonic半導体部門を経て、退職後金田式DC録音の専門スタジオ:タイムマシンレコードを設立。
ジャズは北欧系アーティストを中心に様々な美しい旋律を録音。
クラシック関係は国内外の様々なアーティストのレコーディングを担当しており、民族音楽にも精通。
現在は金田式DC録音のDSDレコーディングを中心にアコースティック楽器の収録を軸に活動中。
世界で唯一、金田明彦氏直系の弟子であり、金田明彦氏自らが手がけた金田式DC録音システムを使用している。
24chマルチレコーディング
最大48khz / 24bitのマルチレコーディングに対応。
前面に設置されたSDカードに24トラック(22モノ+ステレオミックス)の録音が可能となっているため、PCレスでの収録にも対応し、DAW収録時のハードのバックアップが可能となっています。
MIDI端子
MIDI入出力端子を装備しているため、MIDIタイムコード(MTC)とMIDIソングポジションポインター(SPP)出力に対応。
MIDIシンクマスターとして機能するため、まさに総合的な管制塔となる。
総合評価
画像引用:タスカム公式
この規模のミキサーなので、据え置きでのスタジオ業務が想定されるかと思います。
2系統のヘッドホン出力端子は、地味にありがたい。
また、XLRも16系統マイク入力と心強い。
BluetoothR5.0入力にも対応。
専用Settings Panelアプリで(Windows/Mac, 無償提供)メーターブリッジをPCに表示。
5つのAUXセンドに、4つのステレオ サブグループを備えているため、ライブハウス運営にもアウトボードエフェクトを使っても十分なスペックであると言えます。