タイプA取り扱い説明書〜マイクのセッティング
この度はスタジオのオリジナルマイクをご購入いただき誠にありがとうございました。
このページでは無指向性AB方式のマイクロフォンのセッティングガイドを行います。
ピアノ録音やロケでの使用など、より専門性の高い使い方については、オーディオアカデミーを参照してください。
録音に必要なもの
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レコーダー
プラグインパワーに対応したレコーダーが必要です。
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モニターヘッドホン
特にこだわりがなければHD25を強く推奨します。
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マイクバー&スタンド
カメラ用のバーでも代用可能です。
録音を開始するためには上記3点が必要になります。
レコーダーはプラグインパワーに対応したものであれば問題ありません。
2025年時点では、ZOOMなら最安のものだとH1essential。
H1essentialだけでも驚くような音が録音できますよ。
また、より本格的なレコーディングをしたい方や、オーディオインターフェイスとしての制作にも応用していきたい方は、XLRにも対応したH1 XLRがおすすめです。
モニターヘッドホンはHD25がほとんどの人にとっていいと思います。
音が本当に良い、ただこれに尽きます。
どんな目的の録音でも、どんなジャンルの音楽制作でも、どんな音楽を聴くのにも強く強く推奨します。
マイクバーはいろいろなアイディアで代用可能ですが、しっかり録音するなら必要です。
K&Mのマイクロホン・バー / サウンドハウスマイクバーとマイクスタンドがあればほとんどの制作に対応できます。
おすすめマイクスタンド(サウンドハウスでチェック)ちなみにスタジオのマイクは超小型。
メガネに貼り付けたり、くねローゼというアイテムで首から下げたりもできますよ。
完成形がこちら。
マイクバーにデスク型のマイクスタンド、緑丸のレコーダーはH1 XLRを使っています。
AB方式のセッティング
当スタジオで取り扱っているオリジナルマイクロフォンは、二つとも無指向性マイクとなっています。
無指向性マイクのセッティングは指向性マイクとは違い、ステレオセッティングの際、二つのマイクに対しある程度距離を取る必要があります。
距離を縮めすぎると、ステレオ感がでなかったり、お互いの周波数領域が喧嘩してしまうため、必ず距離を取るようにしてください。
どのくらいの距離が必要か?
実はこの距離に関しては明確な決まりはありません。
例えば、40cm離す必要があるという方もいれば、自然界の収録などでは、1mを超えるセッティング方法もあります。
海外のオーケストラのテストなどでは、数センチ単位でマイクの距離をずらし、最適な距離を計測しながらマイクセッティングをしたりするほど。
決まりはないからこそ、おもしろいし、録音エンジニアの腕が試されるわけです。
とはいえ、基準がないと困りますよね。
基準としては両方のマイクロフォンが30cm以上は最低離れるようにしてください。
30cm以上離していただくとしっかりとステレオ感がでます。
この距離は、現場によっても違いますし、収録する楽器によっても違ってきます。
この辺りもオーディオアカデミーではしっかりと指導していますので、お気軽にお問い合わせください。
30cm以上開ければ机に貼り付けてもOK?
実は机に貼り付けても使えます。
机どころかいろいろなところに貼り付けて使用することができます。
例えば机に貼り付けた音はこちら。
自宅のデスクに貼り付けて録音
でもやっぱりマイクスタンドにしっかりセッティングすると音が違う!というのが次の音源でわかると思います。
マイクスタンドにセッティングした声
ただ、デスクだとしてもしっかりと貼り付ければポッドキャストや、Youtube番組などの仕込みにも使えて便利であるといえます。
マイクスタンドはK &Mのものを選択してください。
間違いないです!
注意点
貼り付ける際には、先端の金属部分にテープがかからないようにしてください。
また、できるだけ丁寧に取り扱うようにしてください。
外での収録の際は必ずウインドスクリーンが必要です。