大切な家族にタバコを辞めて欲しいすべての人へ

※この記事は2020年10月6日に更新されました。

本日は薬物に関する話題のコラムというわけでタバコに関して考察してみたいと思います。

2020年10月からタバコや、アルコールなどの薬物の税率が変更になりました。

値上がり前に駆け込みで買い溜めした方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ポイント

加熱式タバコ48銘柄、紙巻たばこ136銘柄に加え、葉巻たばこ16銘柄、パイプたばこ3銘柄、刻みたばこ3銘柄、かぎたばこ18銘柄の合計224銘柄での値上げです。

たばこの銘柄にもよりますが1箱あたり10円~50円の値上がりとなりました。

さて、セブンスターは1969年に定価100円で販売されました。

現在は560円にまで値上がりしています。

「倍になったら辞めたる」と豪語していたお父さんたちは何度か倍になっているのではないでしょうか。

タバコは薬物中毒です

引用:Wikipedia

さて、ニコチンは薬物です。

これは喫煙者じゃなくても知っている知識だとは思います。

しかし、その依存性がどれほど強力なのかについては喫煙者じゃなければわからない部分もあるのではないでしょうか。

一般的な認識を代表してWikipediaを参照させてもらいましたが、これにはもちろん諸説あります。

鵜呑みにしないようにしてください。

さて、この図があえてそうしているのか、単純なミスなのかはわかりませんが、ニコチンとタバコ(紙巻)とは全くの別物であることも理解しなければいけません。

葉巻などを代表とする嗜好品のタバコ葉(ニコチン)と、市販されているタバコ(アンモニアや燃焼物質などを合成した化合物質)は別物なのです。

前者は天然の薬草であり、ハーブですが、後者は化学製剤に分類されます。

つまり、一昔前に話題になった脱法ハーブや合法ハーブなんかと同じ部類になります。

マリファナが天然のハーブであるのに対し、似たような作用を促す化学薬品が脱法ハーブや合法ハーブでした。

同じように、タバコ葉が天然のハーブなのに対し、セブンスターなどのタバコと呼ばれる商品は化学薬品であるわけです。

もはやソフトドラッグではない!?

世界的にはタバコ(アンモニアや燃焼物質などを合成した化合物質)はソフトドラッグとは認識されていません。

ソフトドラッグとは、コーヒーやマリファナをはじめとする身体に重大なダメージを与えない薬物の事を指します。

ソフトドラッグの定義は国によって違いますが、概ね「自然界のものであること、天然であること」が条件であるケースが多いです。

コーヒーはもちろん、コカの葉、マリファナ、タバコ葉などなど。

一方でハードドラッグの定義もまた国により様々ですが、合成化合物であるケースが多いわけです。

市販タバコ(アンモニアや燃焼物質などを合成した化合物質)はメタンフェタミンやフェンタニルをはじめとした合成オピオイド系薬品、などと同じハードドラッグに分類されるわけです。

プリンス1958年6月7日 – 2016年4月21日

イギリスの天才的なアーティストである音楽家のプリンスはフェンタニルの過剰摂取で命を落としています。

【もういい加減に辞めなさい】はダメ絶対

さて、ご家族にタバコを辞めてもらいたい場合、もちろん臭いとか、お金がかかるとか理由はあるでしょうが、一番はやはり健康上のリスクではないでしょうか?

心配するからこそ辞めてほしい、特に歳をとると何らかの病気を抱えていたり、タバコ(アンモニアや燃焼物質などを合成した化合物質)を摂取することで起こる身体の反応によって命に係わる様なケースもあるでしょう。

そんな時に、ダメ絶対なのが、頭ごなしに「とにかく辞めなさい」というアプローチです。

ここに日本の薬物治療に関する大きな問題点があるように感じます。

なぜか治療させてくれない

日本では覚せい剤などで逮捕されると、初犯では執行猶予が付くケースが多いモノの、再犯すると、刑務所に送られます。

ここ。。。

かなりおかしくないでしょうか?

薬物依存は病気です。

病人なわけです。

裁判で病人であると認定されたにも関わらず病院で治療はさせてもらえず、刑務作業をさせられます。

なぜ裁判で公式に病人であると認定されて、刑務作業に駆り出されるのでしょうか?

シンプルに考えると入院と考えるのが自然なのではないでしょうか?

先進国の中には薬物依存患者を入院させる国もあるそうです。

ポイント

もちろん販売目的での所持や売買が行われていた場合は、社会の秩序を著しく乱し、経済秩序も著しく乱すため厳しく罰するべきだと思います。

他の病気で考えてみる

高熱を出して寝込んでしまった場合。

「もう~早く熱下がりなさいよ!熱は身体に悪いから早く下げなさい!」

と頭ごなしにいったりしませんよね。

おそらく大切なご家族のために看病するなり、「ゆっくり休みなさいね」というアプローチになるはずです。

時には病院に行った方がいい!

と促したりもあるかもしれません。

しかし、本人が、「熱出てるだけだから、病院にいく体力もしんどい・・・であれば家で休んでいたい」

といった場合には聞き入れます。

しかしタバコ(アンモニアや燃焼物質などを合成した化合物質)中毒に変わると途端に、「辞めなさいよ!」となってしまうのです。

タバコ(アンモニアや燃焼物質などを合成した化合物質)中毒も同じです。

高熱で寝込んだりする病気と同じなのに・・・こちらの場合は「身体に悪いからやめなさい!」となるわけです。

必要なのは、「早く熱を下げなさい!(タバコ辞めなさい)」ではなく、看病です。

看病してあげる

タバコ(アンモニアや燃焼物質などを合成した化合物質)中毒になったら、中毒になった人にしか気持ちはわかりません。

先述した通り、相当に辛い依存度となっています。

まずはそこを理解して、かなりヤバイ薬物依存に陥ってしまっているんだと理解してください。

薬物の危険度と法律は全く関係ありません。

危険だから違法、違法じゃないからそんなに大したことない。。。という幻想はまずは捨てましょう。

辞めるための具体的なステップ

さて、ここからは、筆者の経験談を交えてお届けしたいと思います。

まずはこれまでのおさらいです。

  • タバコ(アンモニアや燃焼物質などを合成した化合物質)はかなり強力な薬物依存を引き起こす病気である。
  • その依存性は他の違法薬物と同様かそれ以上の相当ヤバイものである。
  • 病気に必要なのは治療であり、看護である。
  • 薬物依存はゼロにはできないが、限りなくゼロに近づける治療ができる病気である。

これを前提に進めていきましょう。

ステップ1:離脱期間を知り、目標を持たせる

かなり重要なステップとなります。

かなり強力な依存症ですから、明日や明後日はもちろん一時間後の離脱症状にも怯えながら暮らしています。

いえ、本当に大袈裟じゃないんです。

ここを理解しないと看病はできないと思います。

ここからは筆者の個人的な離脱経過ですが、こちらはいろんな体験談を調べてみても共通している点が多々ありますので、指針にしてみてください。

辞めてからの経過を順番に見ていきましょう。

1時間後

そろそろ吸いたいな~と思うものの、辞めた自覚はまだなし。

半日後

かなり辛い。

食事を取ると無性に吸いたくなる。

1日~3日後(最大の山場)

この期間が最も最悪の離脱期間。

この期間に失敗する人がほとんどです。

本当に辛いですが、乗り越えるしかありません。

タバコを想起させるアクションはすべて封じるべき。

アルコールやパチンコなどの遊興関係はもちろんのこと、食事だって辛い時期です。

しかし、大切なことは、この地獄の3日を乗り越えると確実に景色は変わるということです。

1週間~1か月後(第二の山場)

もうだいぶ離脱症状にも慣れてきていますが、まだ油断すると無性に吸いたくなります。

そして、持ち物がなんだか少ないと感じます。

ポケットにタバコが入っていないことに違和感を感じ続けるので、アルコールに酔っているときなど判断能力が鈍っている状態だと買ってしまう可能性が残されています。

3か月~半年後(最後の峠)

筆者は過去に何度か、禁煙に失敗していますが、ほとんどは最大の山場である3日あたり。

そして、大きな失敗はこの半年後でした。

半年後に考えることは「多分もう依存していないと思う。試しに吸ってみるか?」という思考です。

しかし、これは依存症が引き起こしている誘惑であることを忘れないようにしてください。

半年後に吸ってみたタバコはもう想像もできないくらい不味いです。

最悪の味で、最悪の気分になります。

タバコが如何に身体に悪いかを初めて実感する瞬間になるわけです。

ここで、安心してしまいます。

「よし!ほら!大丈夫。こんなに不味いじゃないか。気持ち悪い。もうこんなものはいらない。」と残りのタバコをゴミ箱に入れることでしょう。

しかし、翌日、不思議なことに新しい箱を買ってしまっているのです。

半年後、このわずかな誘惑が湧き出た時は、この経験談を信じてください。

不味いです。

それが分かれば充分でしょう?

1年~2年後(まだ数えている)

「もうタバコ辞めてから2年になる」

とすぐに答えられると思います。

数えている時点でまだ依存が残っていることをしっかりと理解しましょう。

油断禁物です。

この時期になると、年に一回から二回ほど、油断してタバコを吸ってしまった夢を見るようになります。

他の禁煙に成功した人も一様に同じような時期に同じようなことを口にしていますので、おそらく脳の反応なのではないかと想像しています。

3年~5年(おめでとうございます!)

もういつ辞めたかあなたは覚えていないと思います。

さすがに隣で誰かが吸っていてもただただ臭いだけです。

ステップ2:最大の山場の乗り越え方

ここが家族が最も注意して看病してあげなければいけない期間です。

精一杯寄り添ってあげましょう。

一緒に何かを我慢するなり、部屋に引き籠れるように家事をすべて引き受けたり。。。

とにかく、最初で最大の山場である3日間は隔離状態にする必要があります。

できれば、部屋とトイレの往復だけで生活できるように整えて上げましょう。

ステップ3:山場中に吸いたくなった時の対処法

外に出て、思いっきり深呼吸しましょう。

タバコを吸うジェスチャーを入れてもかまいません。

筆者はジェスチャー付きで深呼吸を繰り返していました。

酸素は無料です。

そして身体に害もありません。

いくらでも吸い込んでください。

最初の三日間がどうしても乗り越えられない。。。

という時は、こちらのフレーバーミストのように、ニコチンもタールも入っていない水蒸気を吸引する吸引機で凌ぐことも一つの手かもしれません。

最初に辞めるのはいつがいいのか!?

ずばり、午後13時~15時あたりがベスト。

この時間に最後の一本を吸って薬物依存とお別れしましょう。

何故この時間なのか?

狙いは睡眠です。

何度も繰り返しますが、最初の山場、3日間は相当。。。。相当に辛いです。

できれば離脱期間、全身麻酔で眠らせておいて欲しいと思うと思います。

それくらい辛いです。

なので、最も辛い時間に寝れるようにします。

これでかなり離脱期間の苦しみから時間を引き算できます。

できれば寝続けてください。

最初の山場はそれほど辛いです。

でも乗り越えるしかないんです。

ちょうどいいタイミングで寝れる時間を逆算して乗り越えましょう。

そしてご家族は三日三晩寝続けられる環境を整えて上げてください。

間違っても翌日に「いつまで寝てるのよ!」と起こしてはいけません。

何より家族の看病が不可欠

失敗しても責めないであげてください。

熱が下がらなかったら、「もう~~~~~~~~~~なにやってるのよ!ダメな人ね!」とはならないと思います。

薬物中毒の離脱期間に失敗しても、「諦めずに氷枕を何度でも取り換えて上げてください」。

薬物中毒を自業自得と攻めるだけでは何も解決しません。

家族で協力して治療する。

看病する。

そんな暖かい縮図が社会に蔓延すれば、薬物依存に関する社会の理解も変化していくかもしれません。

もし治療中にイライラをぶつけられたら・・・

タバコ中毒の人は、禁断症状として気性が荒くなったり、思ってもみないことを言ったりして普段とは違う行動を起こします。

家族としても「心配していっているのになによ!」と到底受け入れがたいでしょう。

しかし、これも高熱で寝込んでいる家族を当てはめてみませんか。

例えば高熱や風邪で寝込んでいる家族の看病中に嘔吐をされた。

手や服にかかった。

それで、「何よ!心配してやってるのに!!!」とはならないでしょう。

タバコの禁断症状によってイライラをぶつけられた際も同じように考えて上げるのはいかがでしょうか?

みなさんの参考になれば幸いです。

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