SOUND FORGE Pro 14 にアップグレード

業界標準のサウンド編集ソフトサウンドフォージを14にアップグレードしました。

筆者は12からのアップグレードですので、いろいろ変更点などを見ていきたいと思います。

ちなみに12月14日まではセール期間で割引価格で販売されています。

だいたい毎年12月にセールしていますので、14を逃してしまった方も焦らずに一年待つのがいいと思います。

スーツは不要だったのでセールでお安くゲットできました。

特徴

バージョン13は見送っていますので12からの変更点が主になってきます。

もし現状で12をお使いの方であればアップグレードしてもいいかもしれません。

理由は以下です。

1、最大64bit/384kHzまで収録可能

このようなスペックになっていますが、768khzまで選択できるようになっていますので録音できるようです。

ただし、192khzを超える音源を編集することはあまり現実的ではないので、この辺りの録音を選択することは想定しなくていいかもしれません。

384khzを超えて収録をする方はDSD録音などを視野に入れている方だと思いますので、目先192khzが現実的だと思われます。

実際96khzと192khzの差は適当なモニター環境でもしっかりと差が出てきますが、192khzを超えるとそこそこちゃんとしたモニター環境を用意しないと差が分かりませんので、昨今のリモートでのマスタリングワークや編集作業を前提とする場合は特に192khzを超える音源を要求されるシーンはあまりないかもしれません。

オーディオマニアの方はやはりDSDでしょうか。

そろそろ15か16当たりではDSDのネイティブ録音ができるようになっていそうですね。

注意

オーディオインターフェイスが対応している範囲でのスペックでしか収録できないので注意してください。

2、タイムストレッチ機能

確か12にはついていなかった機能だと思います。

ここ数年の間であまり使わなくなった機能の一つと言えます。

一昔前はCDにプレスする際、収録時間は限られていましたので、なんとかプログラムが収まるようにかなりシビアに調整していく必要がありました。

他にも著作権の関係でアルバム制作をする場合ジャスラックは5分で一曲分と定義されているため、例えば5分1秒の楽曲があれば、二曲分の著作権料がかかっていました。

昔はwave labにしかついていなかった機能ですので、筆者も以前このタイムストレッチの機能のみが必要でwave labを購入したことがありました。

音楽アルバムを制作する場合などはこの1秒で著作権料が大幅に変わってくるためタイムストレッチのためにwave labを買う意味があった時代があったわけです。

3、DDPでのマスターディスク作成に対応

DDP(ディスク・ディスクリプション・プロトコル)でのマスターディスク作成に対応していました。

一般的にはほとんど使うことのない機能ですが、これも一昔前にはかなり日常的に使っていた機能の一つで、プレス会社に入稿する際は基本的にDDPでの入稿が業界では推奨されています。

筆者もタイムマシンレコードでのアシスタント時代は編集は使い慣れたサウンドフォージで行い、DDPファイルに書き出すためにwave labを使っていたほど貴重な機能でした。

一万円を切る価格のソフトでタイムストレッチやDDPマスタリングができるようになるとは10年前では想像もしていなかったことでした。

注意

ただし、DDPファイルは書き出しのみ対応で、読み込みはできない仕様のようですので、プレス会社さんなどはまだまだwave labが必須となっています。

読み込みができない以上DDPファイルでプロジェクトの管理もできないので、あくまで入稿するときのための簡易機能として考えなければいけません。

4、インスタント・アクション機能

これはNEWのアイコンが出ていましたので、14からの新機能ということになると思います。

大量にプロジェクトを抱えているエンジニアさんなどが大量に処理したい場合には便利だと思います。

5、右クリックから簡単にタスクを実行

Windows上のファイルを右クリックすると表示されるコンテキストメニューから、直接タスクを実行できるようになりました。
オーディオ・ファイルを変換する時に便利です。

公式

これは地味にめっちゃ便利な機能です。

右クリックでさくっと形式変換できるとクライアントにプレビューしてもらう際などにも超迅速に対応することができます。

オススメの人

音楽やる人ならもれなく必須のソフトになってくるのではないでしょうか。

ただし、以前はサウンドフォージ for mac というのがありましたが、現在は見当たりませんでしたのでwinの方専用になってくるかと思います。

macの方は別の選択肢を考えなければいけません。

DDPでの書き出しができたり、タイムストレッチができたりと、10年前に数万~数十万円出さないと使えなかった機能が低予算で手に入りますので、すべてのミュージシャンはこのソフトを導入することでマスタリングから入稿作業まで完結できるようになっています。

付属のプラグインはダビンチにも応用可能

付属でOzone Elements 9 や、RX 7 のデノイザーなどが付いてきますが、もちろんダビンチに読み込んで使うこともできます。

音声だけサウンドフォージで編集するのが理想ですが、簡単なクリップ動画などは、ダビンチにそのまま読み込んでしまい、タビンチ上でサクッと編集してしまいましょう。

Ozone 8を以前試してみたことがありましたが、当時はまだまだ実用的とはいえませんでした。

今回のOzone 9 はどうでしょうか。

簡単ですが今回もテストしてみました。

Ozone 9 の実力は・・・?

今朝UpしたYoutubeへの音源ですが、Ozone 9にやってもらってみました。

Ozone 9 での自動調整

ここに、筆者がYoutubeアップのためにかけたリバーブを同じ数値で足してみます。
※当プロジェクトではYoutube用のため、少し多めにリバーブをかけています。

Ozone 9 での自動調整+下記Youtubeに使ったリバーブと同じものを同じ数値で適用

次にこちらのYoutubeが筆者が調整した音源です。

Ozone 8に比べるとかなり進化しているのがわかります。

進化というか、あれ、、、これかなりいけるんじゃないでしょうか。。。

音楽的な分析がまだ追い付いていないため無理矢理な部分もわずかながらあり、ワンポイント録音の微調整には使えませんが、モノによってはかなり実用的なところまで来ているかもしれませんね。

Ozone 9 は例えば音声編集も一人でやらないといけない映像専門の方などは、ある程度の枠組みまでは便利にまとめていくことができるかと思います。

みなさんの参考になれば幸いです。