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音響チャンレンジ:8日目【おすすめマイクロフォン】 無指向性で勝負編

それでは本日も張り切って。。。いえいえ、ゆるりと、本日もみなさん気になるマイクロフォンの選別です!

無指向性マイクロフォンのおすすめ

本日は無指向性編ということで、5日目でお伝えした通り、無指向性マイクは少し取り扱いが難しいじゃじゃ馬です。

音響チャンレンジ:5日目~【マイクロフォンの種類を知る】

しかし、うまくはまった時の破壊力はどんな高級な指向性マイクでも敵わないすさまじい威力を持っています。

それだけにどうしても上級者向けのマイクとなってしまいます。

当講座で需要があるかどうかはわかりませんが、マイクロフォンのメーカーや種類を覚えるためにも備忘録としてチェックしてみてください。

もちろんじゃじゃ馬無指向性マイクで勝負!!!

という方は是非検討してみてください。

今回はシーン別ではなく、筆者がこれまで出会ってきた無指向性マイクでこれは!というものをピックアップしています。

DPA 4006

適切なリンクはありませんでした。

筆者は個人的に王者と呼んでいます。

まさに王者です。

筆者が演者から、裏方に進むことになったきっかけをくれたマイクロフォンでした。

その昔自身のピアノトリオを五島昭彦氏に録音してもらった時に使用してもらったのがこのDPA 4006。

衝撃でした。

取り扱いもそれだけ難しくはなりますが、ワンポイント録音するならDPA 4006のペアは最高です。

ただし、弦楽アンサンブルに関してはショップスのMKシリーズの無指向性の方が素晴らしい質感を演出してくれます。

DPA 2006

こちらもリンクはありません。

DPA 4006の約半額で買える無指向性のマイクロフォン。

DPA公式サイトの比較音源を視聴してみると、やはり4006は王者・・・それは揺るぎないですが、2006のポテンシャルはお値段とは完全にかけ離れています。

4006の芳醇さが若干足りない感はありますが、最高峰であることには変わり在りません。

ウイスキーで例えるとすると、DPA 4006は18年物、DPA 2006は8年物。

といった感覚でしょうか。

SENNHEISER MKE2

こちらも適切なリンクがありませんでしたが、素晴らしいマイクです。

ラべリアマイクという形態のマイクロフォンで非常に小さな素子でそのまま収録します。

小さいのでコンサートの本番などでも客席から目立たず収録できるのが特徴。

バウンダリーマイクとして採用することもあります。

同じくこのラべリア形式のマイクロフォンでDPA4060というのがありますが、個人的には4060よりも、MKE2の方がぬべーーーーと底を走る様なニュアンスの音になって好きです。

ペアで揃えても10万円前後と比較的リーズナブルに揃えられることも大きく、サイズ自体も小さいので小回りの利く高性能マイクで無指向性マイク入門にはオススメです。

こちらはMKE2をメインマイクとして、次に紹介するWM-61Aというマイクを補助マイクにして収録しています。

バンドネオンの前に立てているのがMKE2です。

高さも非常に重要になってきますが、もし本番で収録するのであればこのまま床に貼り付けて(貼り付け方法などは当講座の後半で予定しています)収録することも可能。

小さいのでミュージシャンもマイクと気付かない人もいるほどで、マイクがあると途端に緊張してしまうミュージシャンや、お子さんの発表会なんかでも重宝します。

指向性マイクだとこのサイズ感は無理なので、このサイズ感が言い方は無指向性マイク、MKE2がオススメ。

番外編:WM-61A(一個50円のマイク)

完全に番外編になりますが、やはり無指向性マイクと言えばWM-61Aの存在は無視できません。

秋月電子通商さんで、現在はWM-61A相当品という商品が販売されています。

エレクトレットコンデンサーマイクロホン(ECM) WM-61A相当品

一個50円のマイクです。

これまで見てきたお値段のマイクと比較するとありえない低価格のマイクですよね。

しかしこれ、お値段は50円ですが、実力は50円じゃないんです。

当ページで紹介した王者DPA4006 とMKE2も登場する無指向性マイク比較音源がありますので、是非ブラインドで一度聴いてみてください。

DPA4006 vs QTC30 vs MKE2 vs WM-61A 無指向性4種類の聴き比べ Vlog-7

本当にありえない音質です。

さらに、こちらは、6日目で楽器収録のオススメで紹介したNeumann KM184とWM-61Aとの比較。

16万円 vs 100円 マイクロフォン比較 チェンバロ音源

二個で100円です。

奇跡的なマイクロフォンなのですが、販売しているのが素子のみですので、自分で組み立てないといけません。

その点でかなり上級者向けのマイクになりますので番外編とさせていただきました。

WM-61Aの組み立てはネットでも検索するとたくさん出てきますので、興味のある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

当講座の趣旨とは離れてしまいますので当講座では割愛とさせていただきます。

まとめ

無指向性マイクは取り扱いが難しいだけにうまくはめられたときは感動します。

もちろんポッドキャストに無指向性を使ってもいいですし、向いている、向いていないなどは主観的な問題になります。

筆者も基本的に無指向性マイクで経験を積んできましたが、最近ではもっぱら指向性マイクばかり興味がいっています。

正直無指向性マイクはWM-61Aの存在があり、どうしても予算を思い切ってぶっこめないところがあるんですよね。。。

それだけWMの存在が凄まじいということなんですが、指向性は予算をかければかけるほどしっかり等価値で性能を提供してくれるので予算のかけがいがある。。。といった感覚です。

無指向性マイクを軸として、指向性マイクで補助的に収録したり、そういったコンビネーションでの録音方法も当講座の後半でセッティング事例など交えながら解説していきますのでご期待ください。

この記事を書いた人

こうたろう

当サイトの管理人
元ピアニスト
ドイツで2枚目のアルバムを制作し帰国後、ワンポイント録音の魅力に出会いすぐに裏方へ転身。
金田明彦氏直伝金田式DC録音専門の「タイムマシンレコード」代表の五島昭彦氏に弟子入り。
タイムマシンレコードでアシスタントとして音響を学び金田式DC録音の洗礼を受ける。
その後独立し音楽作品制作チーム「芸術工房Pinocoa(現在は活動休止)」を立ち上げ。
ジャンルを超えた様々なアーティストをプロデュース。
その後サウンドデザイナーとして秋山庄太郎氏後継の写真スタジオ「村上アーカイブス」で映像制作チームに加入し、サウンドデザインの仕事をしながら写真と映像を学ぶ。
現在はPythonを使ったデータ分析や、トレンドフォロー投機を研究しつつ、フォトグラファー&音響エンジニアとしてゆるりゆらりと活動中。

趣味は毎朝楽しむコーヒーと竜笛(和楽器の練習)
好きな動物は猫。
好きな食べ物はカリフラワー

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