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いよいよ最終日となりました音響30日チャレンジ。
いよいよ最終回となりました。
初心者を対象として30日で音響をなんちゃってマスターを目指す当企画。
じゃがりこ飯的マスタリングやミックスを伝授するわけでもなく、基本的には個人でのサブスキルとして手に入れる目的で執筆しています。
音響チャンレンジ:18日目【じゃがりこ飯的マスタリング】超簡単マスタリングのやり方
しかしせっかく頑張ったのだから副業でちょっとでも仕事を受注したい。
と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
せっかく良い機材を揃えたんですから、設備投資を少しでも回収したいですよね。
さらに、設備投資分を回収した後はまた新しい機材も検討できます。
最終日はこれからの音響業界のこと、さらに副業で毎月ちょっとお小遣いを稼ぐ道筋を探っていきましょう。
ズバリこれからの音響需要

ズバリと打った手前ズバリ書きますが、吹奏楽業界やクラシック業界は半永久的にブルーオーシャンです。
とはいえ、現代ではレコーディングエンジニアという職業はほぼ消滅しているといっても過言ではありませんから、どうしても映像とセットで考える必要があります。
順番に見ていきましょう。
吹奏楽業界での需要
- コンクールのデモ音源
- 定期演奏会の収録
- コンテストのオーディション音源
- 日常での記録
この中でもどこかの学校や大学、団体の定期演奏会の収録を受注できれば副業として成立しますし、これを本業として充分成り立っている方もたくさんいます。
また、近年だとコンテストの予選などは音源や映像を提出、Youtubeにアップ等が主流になってきています。
もちろんそういった学生向けのコンテストの場合は表向きは音質のクオリティは問わない(そもそも良い音質の定義はできない)となっていますが、やはり募集側も応募側も良い音を求めているのは間違いありません。
もちろん未成年の場合はクライアントは親御さんになりますので、未成年相手だからといって受注単価が下がったりすることはありません。
吹奏楽業界は縦も横も関西も関東も繋がりがかなり強力です。
手広く活動の幅を広げていきたい場合は、団体や学校によって金額を変えるなどは変な噂に繋がりかねないので注意しましょう。
クラシック業界での需要
- コンクールやオーディションの応募音源
- 音楽教室の発表会の収録
- Youtubeコンテンツのサポート収録
この中でもどこかの教室の発表会の収録や、Youtubeコンテンツのサポート制作などは需要が大きいと考えられます。
コンクールの予選なども2020年に起こったパンデミックを機に世界的にリモートで提出する流れが一気に出来上がりました。
ヨーロッパの方では本選でさえもリモートのコンクールがあるほどです。
クラシックアーティストさんはアナログの世界観を徹底的に極めていらっしゃいます。
基本的にITやテクノロジーに関しては全く興味の無い方も少なく無いので例えばYoutubeコンテンツの制作などはアカウントの管理やホームページの制作など総合的にプロデュースに近い感覚で提案差し上げると喜ばれます。
受注方法
現代だとやはりTwitterなどのSNSを活用して地道に営業していく方法が最短距離だと思います。
業界に知り合いや友人がいる場合はテストとしてサンプルを収録していき仕事につなげることも大切です。
ラジオコンテンツは終わらない

オワコンになるどころか勢いが衰えないコンテンツの代表格といえばラジオ。
YoutubeやインスタTikTokなど様々なプラットフォームが乱立する中で生き残るどころかやっぱりラジオだな。。。
という感覚です。
音声コンテンツはクラブハウスなどの登場によって再注目をされていますね。
今後も益々ラジオ制作の需要は増えていくと思われます。
少なくとも大きく衰退していくことはなさそうです。
当講座で学んでイコライザーを軽くかけることや、マイクの選択、使い方など覚えておくとマイナスになることはなさそうです。
小規模な素材屋さん
こちらは缶ビールを開ける音。
お酒好きにはたまりませんよね。
こういった日常生活の音素材はアニメやポットキャストのジングルなどに需要があるかもしれません。
はっきりいってテクノ系の音楽素材はもう飽和状態ですが、生録でのサウンド素材はまだまだニッチな需要があるかと思います。
これらを地道に積み上げていきウェブサイトで広告収入を副業として稼ぐというのも一つではないでしょうか。
基本的には映像とセット

吹奏楽の定期演奏会の収録も、オーディションの収録、Youtube収録、ポッドキャストでさえ、映像とセットじゃ無いとお話にならないのは事実。
当サイトでは、写真&映像チャレンジも用意していますので是非そちらもマスターしてみてください。
- 映像がすごい・・・でも音響がダメ・・・
- 音響はすごい・・・でも映像はダメ・・・
どちらも残念ながら現代では需要はありません。
生粋の音キチさんも生粋のカメラ小僧も副業や本業にするのであれば両方マスターしましょう。
まとめ
駆け足でたどってきた30日チャレンジでした。
ここまで読んできてくださった方であれば映像制作の方や動画編集マンのサブスキルとして充分機能しているのではないでしょうか。
講座全体としてのまとめをリスト化してみましょう。
- 音はマイクロフォンとマイクアンプとADC(アナログ部)で決まる!
- オーディオ機器は安物買いの銭失いになりやすい世界なので注意!
- 音響に正解はない!感性の世界!
- 編集をしなくていいように録音(マイクセッティング)するべし!
- じゃがりこ飯マスタリングはまた別の業種!
ざっとこのような感じでしょうか。
ロイヤリティーフリーダウンロード
最後に映像制作で使えるクラシックBGM音源をダウンロードしていただけるように準備しました。
生録音のものとKotaro Marks で制作している癒しの周波数と呼ばれる432hzでのマスタリング音源や、その他過去に制作した音源などをダウンロードしてロイヤリティーフリー音源としてお使いいただけます。
△現在準備中
