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本日から具体的にイコライザーの調整方法をお伝えしていきます。
さて、20日目でDaVinci ResolveでのEQの使い方や、EQに対する全体的な考え方についてまとめてみました。
本日は完全に音声のみ・・・
映像ソフトは使わない場合でのEQを想定してみましょう。
例によって、やはりwinでもmacでも使えるDAWソフトCubaseを例にやってみたいと思います。
音響チャンレンジ:11日目【オススメのDAWソフト】音が良いのはどれ?!
音響チャンレンジ:16日目【Cubase】DAWソフトで録音してみよう!
考え方は同じ

さて、EQ自体の考え方は前回の記事と全く同じになります。
音響チャンレンジ:20日目【EQ実践編】DaVinci Resolveの使い方
マスタリングモードで立ち上げ


するとこんな画面が出てきます。
筆者は基本的にすべてのオーディオデータを96khz 24bitでマスター音源として保管しているためこのように変換するかどうか聞かれているのだと思います。
変換しなくて大丈夫です。
このまま行きましょう。
ここで変換しなくても書き出しのときに変換することができるので大丈夫です!

こんな感じでオーディオデータが読み込まれています。
EQを立ち上げる

ここでダビンチの時と同じようにデフォルトでEQが出てきますが、プラグインを立ち上げる際はInsertsを選択し、そこから希望のプラグインを呼び出してください。
Cubaseの場合、ダビンチと違い、バージョンによって入っているプラグインの数や種類が違うため、難しいですが、おそらくどのバージョンにも入っていそうなプラグインを選んでみます。

こちらのStudio EQはおそらくどのバージョンにも入っていると思うので選択してみてください。
すると、ダビンチの時と似たようなものが出てくるかと思います。

どうでしょうか。
ダビンチと同じですね!
つまり1番がローカットになるわけです。
ローカットとか1番とかなんだそりゃ!?という方は前回のダビンチ編を読んでみてください。
音響チャンレンジ:20日目【EQ実践編】DaVinci Resolveの使い方
ノーマライズ
さて、ノーマライズを最後にかけましょう。
ノーマライズの考え方について詳しくは次回22日目でお届け!
まずは「0db」に近づけるようにしていきましょう。
次回詳しくやりますが、0dbは個人的におすすめではありません。
基本的には-1dbか-2db程度に合わせるようにしてください。
Cubaseでのノーマライズは、上のメニューバーの「Audio」から「処理」→「ノーマライズ」となります。


するとこのような画面が登場しますので、「最大ピークレベル」のつまみを調整し最大値を合わせましょう。
デフォルトでは0dbに調整されていると思います。
といいますも、基本的には0dbで書き出すのが一般的だからです。
Appleに標準でついてくるガレージバンドも確認したところ、裏で0dbをデフォルトとしてノーマライズ処理される設定になっていました。
こうすることで音は割れることもなければ大きくなり、迫力が出る・・・
というわけですが、個人的には0dbはあまりおすすめしません。
理由は22日目でじっくり考察したいと思います。
書き出し

あとは書き出しですが、基本的には16日目の記事と同じです。
Cubaseはロケーターの設定を忘れないようにしてください。
音響チャンレンジ:16日目【Cubase】DAWソフトで録音してみよう!
ファイル形式は17日目を参考にしてください。
音響チャンレンジ:17日目【書き出すファイル形式】2種類に絞って解説

このような画面がでますので、基本的にはデフォルト設定でOKです。
ファイル形式の部分は元データのファイル形式に合わせるようにしましょう。
特にビット解像度など注意です。
