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「動画制作などで撮影方法や動画編集のやり方は分かった!」でも、音に関してはどうもイマイチ見えない部分がある方、意外にも多いのではないでしょうか。
この30日チャレンジでは、金田式電流伝送DC録音エンジニアの五島昭彦氏の元で音響を学んだ編集長のこうたろうが、コンテンツ制作で弱点になりがちな音響部分を30日かけてざっくりと補強する目的で進めていきます。
この30日をじっくりなぞっていくだけであなたの音響環境は劇的に良くなる有料級の講座になっていますので、是非最後まで諦めずにトライしてみてください。
それでは張り切って。。。いえいえ、ゆるりと参りましょう~!
このチャレンジで目指す3つの目標

目標その1:音響機器のことを理解する
シネマカメラなども個人で購入できるようになっている時代、個人で映画が創れたり、インタビューや、対談なども個人で配信していける時代になりました。
しかし、音響がイマイチよくわからないから、カメラの内蔵マイクを使ってみたり、良いマイク買ったけど使い方わからないから、カメラに直接差し込んだり、適当に使ってしまうと宝の持ち腐れになってしまいますよね。
映像関係の方などでも、凄い高性能なマイクを買ったのにカメラに直で刺している方なども結構いらっしゃいます。
マイクも実はカメラのレンズと同じで、ボディ(どんなマイクアンプを使うのか?どんなADCを使うのか)によって全く違ってきます。
カメラで例えるなら、フルサイズのボディにAPSのレンズをつけたり、マイクロフォーサーズにフルサイズのレンズを付けたりしているようなもの。
もっと身近に例えるなら、1g5万円のお抹茶を紙コップで飲むようなもの。。。なんです。
この辺りはチャレンジの中で詳しく見ていきますので楽しみにしていてください。
音響機器はカメラのレンズなどと同様、またはそれ以上に高額です。
導入の際は絶対に失敗したくないですよね。
誰かに勧められた機器でも、実はあなたの制作意図とは合致しない可能性だってあります。
○○(目的)のためには、○○の機材が最適。
などが分かるようになれば無駄な出費を防ぐことに繋がりますし、最短距離で理想の音響環境を手に入れることができます。
目標その2:外注不要で最強になる
マスタリング(音の調整)や、ノーマライズ(音の均一化)だけのために、数千円払って毎回外注したりしてしていませんか?
もし外注費が数万円以上かかる予定があったり、かけてきた方であれば、ソフトを購入し、簡単な操作だけ覚えてしまえば済んでしまいます。
受注側は受注が欲しいので、小難しい話をして、「素人には簡単にはできない感」を醸し出してきます(これはどの業界でも同じですね。)
でも大丈夫!
実は素人にも簡単にできます。
もちろん極めるためには簡単ではありません。
が、そこは「浅く、広く、ダビンチ思考」で行きましょう。
写真(映像)や音響は最終的には感性の世界。
実際投機やプログラミングに比べたら覚える技術は数えるほどしかありません。
30日チャレンジでマスタリングやノーマライズ、イコライザーやリバーブなどの音の処理関係を一気にマスターしてしまいましょう。
目標その3:良い音を追求できるようになる。
良い音ってなんでしょうか。
そうなんです。
誰にもわかりません。
良い音ってどんな音?を説明できる人はいないでしょう。
「このヘッドホンやマイクは良い音がする」
と言っている人を見るといつも思ってしまいます。
「良い音ってなんだよ?!」
人によっては壊れかけたラジオから流れるモノラルの音に哀愁を感じる場合もあります。
また、別の人にとっては、フェラーリのエンジン音なんかはただのノイズに聴こえる人もいらっしゃるでしょう。
音の世界を知ることによって、「あなたにとっての良い音」を探すきっかけを手に入れることができます。
あなたにとって「良い音」が見えてきたらあとは、その良い音を創るのみ。
正解は一つではありません。
全部正解です。
だからこそ、良い音を定義できずに闇雲に良い音を求めても音のアリ地獄から抜けられなくなってしまいます。
音響チャレンジのメリット

映像編集チャレンジ(準備中)でも併用できますが、Kotaro Marksで制作した音楽素材や音素材をダウンロードして使っていただけます。
特に著作権の切れたクラシック音楽や童謡などの音源は自由に使っていただけるのでポッドキャストや、対談のBGMなどには便利に使えると思います。
流れのまとめ

1日目~10日目まで
機材の用途と目的などの基礎知識を学びます。
少し退屈な時間が続きますが、基礎固めさえしてしまえばあとはチュートリアルをこなすだけ。
しっかりと音響機材の感覚を掴みましょう。
11日目~20日目まで
簡単な録音方法からマイクセッティングを学び、実際に現場で立ち回る際に必要な知識や振る舞いをマスターします。
また、マスタリング関係の簡単な音の処理を一気に学んでいきましょう。
21日目~最終日まで
音源別の録音方法や、少しこだわった音収録のアイディアや知恵をシェアします。
また、プロの録音エンジニアでも悩みの種と言われ、調律師などからも「音の宇宙」などと呼ばれるピアノの録音。
実はポイントとコツを抑えれば誰でもある程度の水準で収録することができます。
元ピアニストだからこそわかるピアノ収録のヒントなどもお届け。
最終日までにかけては少し専門的なお話も交えながらお届けしていきます。
ノーリスク・ハイリターン
最終日まで無事に終了できれば、3つの目標は達成し、おそらく音響の面に関して外注するという選択肢はなくなるかと思います。
また、音響の知識が欲しいミュージシャンなども宅録(自宅で自主制作すること)や配信などの知識を深めていくための足掛かりとなるかと思います。
なにより無料で公開していますので、ノーリスク・ハイリターンな夢のような投資になります。
是非是非チャレンジしてみてください。