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絵画・彫刻・音楽...芸術作品が"お金"を呼び寄せる秘密〜芸術はなぜ高額なのか?

音楽家育成塾の皆さん、こんにちは。

今日は、皆さんも一度は考えたことがあるであろう、「なぜ芸術は高額に取引されるのか?」というテーマについて、少し深掘りして考えてみたいと思います。

美術館に展示されている絵画や彫刻、オークションで億単位の値段で落札される作品など、芸術作品の高額な取引は、一見すると不思議に思えるかもしれません。

しかも、、、時には清掃員の人がゴミと間違えて捨てちゃう・・・ような作品が実は数百億円の値がついていたりすると、さらに不思議が増すのではないでしょうか?

芸術が高額になるのには、いくつかの理由が隠されているのです。

この驚愕の事実を知れば、あなたの音楽作品だって原盤権が、一曲1億・・・だったり、あなたの書いた絵画作品が一枚10億・・・だったりの値段で取引、または交渉することができるようになります。

学校では絶対に教えてくれない内容になりますので、是非Xでシェアして、最後まで読んでくださいね。


芸術が高額な表向きの理由

1. 希少性

芸術作品というのは、基本的に一点物。
特に、有名な画家の作品や、歴史的に重要な作品は、非常に希少価値が高くなります。

音楽にしても、原盤自体は一点ものです。
よく一般の方が勘違いするのが、自分で購入した音楽(CDなど)といいますが、当然これは、音楽の配布であって、音楽そのものを購入したことにはなりません。

マイケル・ジャクソンはビートルズから「カム・トゥゲザー」を購入しました。
これは実際に音楽を購入という形になり、額は、公式には公開されていませんが、いくつかの情報源によると、1985年に約50万ドルで購入したと推定されています。

言語の壁がない芸術の取引はドルベースになることが多く、実際の音楽制作現場であってもドルベースで予算のやり取りをすることも多々あります。

50万ドルは現在でどれくらいになるのか?
すぐに日本円で換算できるようにしておきましょう。


2. 需要と供給

芸術作品は、世界中の人々から需要があります。
しかし、やはり大量生産できないため、供給量は限られています。

そのため希少性が高くなり、高値で取引されるようになります。


3. 投資対象としての価値

芸術作品は、資産家や貴族たちからは投資対象としても注目されています。

経済が不安定な時でも、芸術作品の価値は比較的安定しているため、資産を守る手段として考えられているわけです。


4. ステータスシンボル

高価な芸術作品を所有することは、ステータスシンボルにもなります。
富裕層の中には、自分の財力を示すために、高額な芸術作品を購入する人もいます。

もちろん富裕層の場合は後述しますが、節税対策のためという側面もあります。


芸術作品が高額なのに売れる理由

筆者のファーストアルバムはとある資産家の方が、100万円で購入してくれました。

音楽アルバムが100万円で売れるの?
はい。
売れるんです。

しかし、資産家の方は非常に聡明です。
あなたが同時に聡明であるかどうかを見定めています。

あなたの作品を数千万、数億円で購入する意味を理解しているかどうかを知りたいわけです。

高額な芸術作品が売れる理由については、様々ありますが、一つに節税対策というものがあります。


芸術作品が節税になる理由

芸術作品が節税になる理由は、以下の2つです。

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