【株の売り時】「いつ売るの?」5つの考察ポイント

※この記事は2020年9月13日に更新されました。

株を買うのは簡単です。

しかし、もっと難しいのは売り時です。

あなたが保有している株式。

  • いつ売るのか?
  • なぜ売るのか?
  • 損切りタイミングは?

などについて5つのポイントを軸に考察してみたいと思います。

株の売り時5つのポイント

さて、結論から言ってしまうと、株の売りタイミングに絶対的な答えはありません。

それは、最適な売りタイミングは投資家の数だけ存在しているからです。

その株を保有する目的がキャピタルゲインなのか、インカムゲインなのかで大きく分かれ道となりますよね。

例えば、デイトレーダーは簡単です。

その日、キャピタルゲインが乗ればそれでokです。

ただし、デイトレードと一般的に言う投資とは別物なのでここでは割愛したいと思います。

キャピタルゲイン

株式など、保有している資産を売却することによって得られる売買差益。

例を出すと「株価10万円」で購入した株式を、11万円になったときに売却した時、差額1万円(税金などを抜く)がキャピタルゲインとなります。

インカムゲイン

株式などの資産を保有中に得られる収益のこと。

株式だと配当金、債券だと利子、不動産などでは賃貸することにより得られる家賃収入などもインカムゲインに当たります。

資産を保有し続ければ続けるほど利益を得られることができるため、デイトレーダーとは無縁の世界です。

では一般的な投資で株式を保有していた場合、いつ売ればいいのでしょうか?

たくさんのケースがあります。

ここで考える5つのポイントはたくさんあるケースをそれぞれかすりながら考察していますので、ポイントをチェックしながらそれぞれに戦略を立ててみてください。

1、より良い投資機会に遭遇したとき

一言で片づけるのは簡単ですが、そのケースは非常に多岐にわたると思われます。

自身の株式保有枠の中から他の良い投資先を見つけた場合、または投資チャンスを見つけた場合、天秤にかけて良くない方を売るという選択肢も一つです。

もしかすると、それは最良の損切機会にもなるかもしれません。

2、充分なキャピタルゲインが得られる場合

アメリカのカリスマ投資家ジム・クレイマーは常々言っています。

ピッグになるな!

ジムクレイマー

充分なキャピタルゲインを得られる機会がある場合は利益を確定するのも一つなのかもしれません。

時に今後数年で発生する予定のインカムゲインを遥かに超えるキャピタルゲインを得られる機会に遭遇する可能性もあります。

そういう場合もピッグ(欲張りに溜め込む)になると結果損をすることになります。

なぜ彼はピッグというのかはわかりませんが・・・

もしかすると、欲張りなピッグは餌をたくさん食べて太る→太るピッグは早く出荷されて食べられる。。。

という意味合いもあるのかもしれませんね。

memo

中期~長期目線での投資の場合、最初に出口戦略「どうなったら売るのか?(価格やストーリーなど)」を決めておき、早々に出口戦略通りに事が進んだ場合、利益を深追いせずに利益確定するのも一つかもしれません。

3、企業のストーリーが変わった時

これもジムクレイマーの書籍の中で彼が言っていたことでした。

投資をした段階では、もちろんかなり熟考して決めた投資判断であると思います。

しかし、投資した当初の企業が提示したストーリーとかなりの変化がある場合、そこで一旦仕切りなおす勇気も必要になります。

4、CEOが大きな夢やビジョンを語りだしたとき

ジムクレイマーは経験上、「企業のCEOが決算の数字について言及を避けたり、経営指針について話さなくなった時は売り時である」と言っています。

彼はファンドマネージャー時代にある家電関係の企業「サンビーム」のCEO:アルバート・ジョン・ダンラップ氏にインタビューをした際、数字に関しての話をいくら尋ねても、未来の商品のビジョンや素晴らしさを語り続けられたそうです。

直感で危ないと思ったジムクレイマーは直後に「サンビーム」の株を売却。

その後、「サンビーム」は倒産したそうです。

アルバート・ジョン・ダンラップ

1937年6月26日 – 2019年。躊躇せず勢いよくリストラをすることから「チェーンソー・アル」と呼ばれていました。

社員を解雇することを楽しんでいたと言われています。

5、バブル相場の時

大きいモノや小さいモノを問わずマーケットは時々バブル相場と呼ばれる過熱感を経験します。

永遠に上がり続ける相場はありません。

ピッグになるな!

ジムクレイマー

に繋がってきますが、ピッグになると目の前にたくさんの餌を並べられてブクブク太っていき、太れば太るほど大きく狩られます。

ある程度マーケットから充分な利益を得ることができたら(当初立てた出口に想定より早く到達したとしても)深追いせずに撤退するのも一つのリスクヘッジに繋がります。

キャピタルゲイン投資は利確しなけりゃ意味がない

キャピタルゲインでの投資戦略の場合、収穫しなければ意味がありません。

特に近年急成長をみせているハイテク株関連の多くは配当を出していません。

配当があればいいという問題ではありませんが、ハイテク株投資の場合などは基本的にキャピタルゲインを狙っての投資戦略になるかと思います。

どこかで売らなければいけません。

売る=投資家の特権

消費者にはできない行為が売るという行為。

「買いと売り」両方の戦略を立てるからこそキャピタルゲイン投資は成立しますし、資本主義社会醍醐味でもあります。

戦略配分も自由

もちろんインカムゲインの再投資でバイ&ホールド戦略も一つです。

それぞれ人生のタイミング、自身にあった投資戦略で資本主義社会を楽しめばいいかと思います。

みなさんの参考になれば幸いです。

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