バリオ:サン・ニコラス
ドン・ドミンゴ・デ・アカスソという人物の主導により、1733年に建てられた教会がその名前の由来です。
この地域は、隣のモンセラートというバリオと共に、”セントロ” (中心地)と呼ばれるエリアを構成し、サン・ニコラス内にある”ミクロセントロ”と呼ばれる更なる中心地には、重要な公共機関の本部とアルゼンチンの主要な金融機関が集まっています。
サン・ニコラスは、さすが中心地だけあり、そこにはブエノスアイレスに来たら見ておきたい建造物や観光地が沢山あります。
主な観光名所
「南米のパリ」と呼ばれる理由にもなったヨーロッパ調の古い建造物が沢山と並んでいるので、高級なカメラを構えて写真を撮っている人も沢山います。
しかし、「観光客が多い」→「カメラを出している人も多い」→「人も多い」
ということは、すきを見て盗みをはたらく人も、すきを見るのがうまい人も自動的に増えます。
実際に観光客はスリなどの犯罪のターゲットになりやすいです。
写真を撮るときは特に隙だらけになってしまいますので、貴重品の管理には、十分にお気をつけください。
コロン劇場 Teatro Colon
- ミラノのスカラ座
- ニューヨークのメトロポリタン・オペラ劇場
- ロンドンのロイヤルオペラ
- パリのオペラ座
などに並び、世界5大劇場の一つに挙げられている劇場です。
1857年に完成し、その後1888年までは現在とは別の場所(現在の場所から数ブロック離れたところ:plaza de mayo 5月広場)にありましたが、その後移動し、現在の場所 7月9日大通り 沿いへと移り、1908年よりこの場所でコンサート、オペラ、バレー公演を展開しています。
観光に来られた際には、劇場内のツアーも申し込めるので、是非行かれて見るのもいいかもしれません!
劇場の裏側見学ツアー!
オベリスコ El Obelisco
1536年にブエノスアイレスの街ができてから、その400年を記念して1936年に作られました。
パリのエッフェル塔や、ニューヨークの自由の女神が各都市の象徴となっているように、 オベリスコは、ブエノスアイレスの象徴となっています。
オベリスコの詳細
高さ67.5メートル
一辺が6.8メートルの正方形の土台
上へ上がる入り口は1箇所
206段の階段
7箇所の休憩所
頂上には4方向に向けて窓がある
オベリスコは、完成当初の数年間、非常に反対意見もあり、完成から3年目に審議委員会より解体の許可が出ました。
しかし、当時の市長によりその解体が拒否されました。
現在は、このオベリスコはブエノスアイレスの象徴として街の中心に立ち続け、近年では2018年のユースオリンピックの開会式もこの場所で行われるなどして、更なる街の重要ポイントになり続けています!
それでは、サン・ニコラス地区の街歩き映像で治安状況などを感じてみてください。
夕方、日暮れ時のサン・ニコラスです。
目の前にはオベリスコがそびえ立っていますね!
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昼間のサン・ニコラスはこちら。
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