Rust ってどんな言語? 特徴や将来性などを解説
環境構築までやっちゃおうという方はこちらの記事。
Rustとは?

2015年にバージョン1.0がリリースされた新しいプログラミング言語です。
2006年からGraydon Hoare氏(グレイドン・ホアレ)が開発を始めました。
2021年2月にはRustの開発を支援するためのRust Foundationが設立されています。
設立メンバーとしてはAWS, Huawei, Google, Microsoft, Mozillaの5社で構成されています。
RustはOSやデバイスドライバ、プログラミング言語処理系などのシステムソフトウェアを作るシステムプログラミングとして使用できます。
システムプログラミングでは通常実行速度の速さや、メモリ管理、ハードウェアの直接操作等が求められます。
このようなコンパイラ言語は現在最も主流となっているのが、C, C++です。
RustはC, C++の安全面に関する多くの課題をクリアしており、今後C, C++に替わる存在として注目されています。
性能
RustはC, C++と同等の動作速度を持っており、メモリの使用量も少なくバイナリサイズが小さいのも特徴です。
C, C++同様コンパイル型のプログラミング言語はCPUが直接実行できる機械語を出力するため、Pythonのようなプログラムを解釈しながら実行するプログラミング言語よりも高速処理が可能になります。
Rustに関わる3つの豆知識

1,、ロゴの由来は自転車のチェーン
2、名前の由来は錆菌
3、最も愛されている言語
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将来性

組み込みシステムを構築できる言語であるため、習得難易度は非常に高く、学習曲線の改善が課題になるほど難しい言語となっています。
また、外資系企業では導入されているケースはありますが、日本国内だけで見るとまだほとんど浸透しているとはいえないため、日本語で集められる情報にも限りがあります。
ただしここは逆手に取ってまだ日本では浸透していない希少な言語且つ優秀な言語だからこそ優位性があると言えます。
Rust Foundationの支援企業の名前を見ても今後長期的な視野でユーザー数や需要が伸びていくことは自然な流れであると言えます。
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